ここから本文です

投稿コメント一覧 (1409コメント)

  • No.100757 強く買いたい

    gokakubo …

    2015/02/20 23:59

    gokakubo 買収企業がデウエスタンであれば、良いことだと思う。デウエスタンは失明の危険がある緑内障の治療薬を持っている。ムスカリン製剤では副作用として緑内障、前立腺肥大症があり、特に緑内障とCOPDの発症しやすい年齢は重なり、欧米では60代、日本では70代と言われている.ウルテイブロ以外のムスカリンを含むCOPD治療薬でも副作用を軽減できる。更に、前立腺肥大症の製剤を開発したら、これから膨大にぞうかするCOPD治療薬と供に販路は拡大するであろう。

  • ムスカリン製剤の副作用としての緑内障の問題はCOPDの日本における大家の東京女子医大の永井教授が最も心配している点なのですが。

  • 小生は医師であり、株主でもあります.2020年には世界の死因の3番目に成るCOPD(現在の時点では、日本では知名度も低いが、国の保健政策である健康21〈2000年~2100年までに取り組む健康推進政策)にも取り入れられ、保健所も講演会を開催するようになりました.喘息患者の中に多数が紛れ込んでいるのが現状と思いますが、マスコミでも昨年から度々取り上げられるようになりました。笑点の司会者である桂歌丸師匠がCOPD患者で、度々出演を休まれているのはご存じでしょう。COPD治療薬を開発したそーせいグループに興味を持ち株主になりました.又、COPD治療薬の販売額の50%を占める米国での承認が近い事も知り買い増しもしました.そこにHeptares社の買収のニュースが飛び込み200億の巨額な買収金にも驚きもしました。しかし、その後、ネットでHeptares社を検索したところ、今回の買収は、そーせいグループのみならず、日本の、いや世界の製薬界のビッグイベントである事が見えてきました.以下に現時点で知り得た事柄を纏めてみました.多くの投稿の中でも的を得たものも散見されされますので投稿ナンバーも列挙しますので参考にして下さい。投稿ナンバー101126,101307,101308,103085等が学術的な内容です。
    1)先ず、ノバルテイス社が15日間の営業停止になる件ですが、ノバルテイスの2014年、世界の売上高は52547億、ファイザー社を追い越し世界一と成りました。営業停止は15日間、日本での売り上げだかは2013年で3252億、15日間では135億、世界の売上高の0.26%にしか成りません。日本法人の経営スタッフも刷新しましたから、風評被害が加味されたとしてもノバルテイス本体には殆ど影響がないし、そーせいグループに対する報酬にも全く影響ないでしょう。



  • No.103299 強く買いたい

    つずき2)Heptares社は…

    2015/03/01 18:28

    つずき2)Heptares社はGPCRに特化したベンチャー企業です.GPCRは創薬に占める重要な役割を担い、その研究者に2007年にノーベル医学生理学賞、2012年に化学賞が与えられています。現在、世界の薬の売り上げのトップ20の中で14品目がGPCRに関わる物である。世界で多く大学、研究機関があるが企業として立ち上げているのは、Heptares社、ノーベル化学賞を受賞したBrian Kobilikaが立ち上げたCofometRx社、この2つの会社は連携を組んでいる、そして唯一ナスダックに上場している Receptos社(この会社はスクリプト研究所から2009年に多発性硬化症に関するGPCRの一つであるRPC1063の権利を譲り受けて2011年にphase1、2012年にphase2、2014年にphase3を開始しているが、なんとphase2の段階でナスダックに上場、公開株価は14ドルであったが、未だ商品化されない現在120ドル、円換算で14000円の株価となっており、アナリストの評価は更に上昇するとなっている。pipelineは5個しかない。Heptares社は10個)の3社がある。この3社の中で最も世界から評価されているのはHeptares社である。研究のアドバイザーとしてノーベル賞受賞者18名を輩出しているMRC分子生物研究所のメンバーや世界のトップ10の製薬会社のメンバーであった蒼々たる研究者が名を連ねている。更に、Heptaresの研究チームは2015年1月に王立科学院からその研究に最優秀賞を授与されている。Heptares社は2013年12月に開始した1個のpipelineのhase1が今年の夏には完成しphase2が開始されるだろう。GPCRは細胞膜のレセプターであり、薬物の作用点であるが不安定で、ある薬物を投与してもレセプターが変化するのでは、薬物が機能しないし、別のレセプターに作用し副作用が出現しやすい。そのレセプター安定化させるStaR技術を持つ点がHeptares社の強みであり、商品化の段階ではそーせいグループのナノ化技術が加味され、より副作用の薬物が完成するであろう。Heptares社は既に多くの世界の製薬会社(武田も含む)と研究を供にし成果を上げている。

  • つづき3)田村社長に対しての批判が多いが、田村社長は東大の相関理化学(化学、物理、生物を学際を超えて同時に学ぶ)、更に文化人類学の修士課程を終えている。その後の経験はそーせいグループのホームページを参照して頂ければ分かると思いますが、余りにも博識であるが故に説明会でも素人に分かりやすい様に説明できていなかったように思います。世界の製薬メーカーから垂涎の出るほどの会社を買収できた経過、恐らくみずほ銀行から融資を受ける際には説明したと思うのです。だから、元みずほ銀行の監査をなされた方が無担保で融資を決断したのは買収企業の内容のすばらしさに納得したからだと思います。説明会は余りにも学問的すぎる内容と融資、増資の話だけで、唐突な買収に至った経過や、Heptares社の内容、実績の説明を分かりやすくして頂いたら、翌日の株価の急落は無かったでしょうし、現在の価格ではないと思います.今回の買収は無限の可能性を確実に持っており、Receptos社の例を見れば、そーせいグループは他の技術も持っており、Heptaresの技術と組み合わせれば創薬のスピードは速まると思います。世界のビックメーカーと沢山の実績を積んでいるHeptares社が買収に応じる事自体が奇蹟としか思えず、それも田村社長の力だと思います。社長交代などと近視眼的投稿はしない方がよいと思います。Receptos社の例を見ればそーせいグループの株はプラチナチケットと考えます。そのうち買えなくなるのではないでしょうか。15~20年先にはそーせいグループはベンチャー企業から第二のアムジェンの様に世界の製薬メーカーに成長していくように思います。時間も無くネット上の情報を吟味もせず投稿してしまいましたが、大筋は間違っていないと思います。**早急に2回目の分かりやすい説明会をして欲しいと願っています。皆さんもそう思いませんか。

  • つずき4
    日本にはIPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中教授がいます。論文の発表から受賞までの期間は異例の早さでした。それほど画期的なことなのです。その山中教授が述べているのはIPS細胞の今後の向かう方向は2つある。再生医療と創薬分野である。様々
    な細胞が出来ますから、疾患と成った臓器を健康な細胞に再生する。もう一つは疾患となった細胞も作り出せますから、どのような薬が効果があるか従来の動物実験よりより早く確実なデーターが得られる。この、2つの方向があると力説しています.そーせいグループの創薬もIPS
    細胞を利用すれば早まるのではないでしょうか。急なことで手元にReceptos社の文献を入手出来ていませんが、ある薬物を手にして人体に薬物を投与する期間phase1からphase3に進むスピードが確実に従来より早い(これは日本との比較で元々早いとは言われています)のは
    恐らくIPS細胞の技術を利用しているのではと推察しています。とにもかくにも皆様もHeptares社の情報を閲覧して見て下さい.不完全で混乱する和訳もありますが如何に素晴らしい会社であるか納得できるはずです。借入金の話ですが、タイアップしてくれる企業は沢山いると思いますし、銀行が繋ぎ融資をしてくれるかもしれません。CVCの話では有りませんが創薬に力を入れるというアベノミクスにもマッチした事ですので政府機関からの補助も期待できるかもしれません。phase1の段階の薬は主に認知症の治療薬ですので、高齢化の進む日本には最適の薬となるかもしれません。

  • つづき5                                                            投稿ナンバー103304様への返答。ご指摘のようにReceptos社の株価は安かったです。しかし、チャートを見て下さい.昨年から急騰していますね。それは少数の人間に投与実験phase1での結果が思いがけなく良い成績で、すぐにphase2に進み、そこでphase3に進んでいます。Receptos社の開発薬はMS(multiple sclerosis),多発性硬化症という自己免疫疾患で疾患は多数あります。一般に馴染みやすいのはベエーチェット病、クローン病などです(Receptos社の5本の内4本は自己免疫疾患に対する物です)。MSに効果がありそうだから他の免疫疾患にも適応する、自己免疫疾患の患者は多いし市場に出れば売り上げは世界を相手にすればとんでもない売り上げになるのではと投資家は考え急騰したし、IPOも成立したと思います。FDAは2000人の職員を抱え、素っ気なく審理するだけでなく、社会のニーズがあれば研究の助言もしてくれます.対して日本のFADに相当するPMDAの職員数は200人と1/10です。だから、新薬の承認が遅れるし、副作用を心配して却下が基本姿勢で助言する力もありません。唯のお役所です。勿論FDAも副作用には厳しく、ある会社の製品で200万に1人の副作用が出たからと注意勧告書が届き、驚いた笑い話のような物もあります。どなたかが投稿されていましたが、Heptares社も上場するならナスダックでも良いのではないでしょうか。日本で上場するより子会社ですが、何処に市場でも上場出来るのではないでしょうか。市場の仕組みまでは分かりませんのでなんともいえませんが。
     医薬品の開発で非常に分かりやすい論文があります。創薬化学、医薬品開発とパソコンで打ち込むと田中明人さんの論文があり、ゲノム創薬というタイトルですが、その中にGPCR、IPS細胞に関するぺーじもあり分かりやすいです.ご参考まで。

  • 不受理などと根 拠のない投稿があったのでそーせいのIRの方に本日問い合わせました.その様な事実は無いとの事でした。FDAの承認は60日、最大75日まで延長できるとの事です。投稿欄に3月23日とだけの投稿が有りましたが、1月8日提出、75日だと3月23日です。小生がそーせいを強く支持するのは以下の理由です。1)COPD治療薬の販売額は米国が現在、世界の50%を占めているが、COPDは米国のみ成らず世界の健康問題でまもなく世界の死因の3位になる。日本でも保健所等や、マスコミで取り上げられ認知度が増している.米国での
    現在のCOPD治療薬の首位は本来、喘息の治療薬であるアドエアーであるが、ステロイドを含むため副作用、肺炎などの感染症の合併が問題となっている。そこにLAMA+LABAの配合剤であるAnoro登場し現在では主流となりアドエアーの地位を脅かしている。そーせいとVecturaが開発しノバルテイス社に提供したLAMA+LABAが今後主流になるだろうと言われている。薬剤としては単純な分野だと思います。ステロイド、LAMA,LABA,この3つはそれぞれ数種ありますが、それらをどう組み合わせるかで多数の薬剤が作れますが、副作用の問題が残ります。”2)
    我々、医師は沢山の薬剤を処方しますが、どの薬剤にも必ず妊婦と小児への投与の安全性は確認されていないと書かれています.人体投与実験ができないから長期の副作用の問題が解決が出来ないかラデス。サリドマイドがその例です。山中教授のIPS細胞の技術はその問題を解決してくれる可能性があります。Heptares社のStaR技術(細胞は多数のレセプタアーを持っており、1つの薬剤が数種のレセプターに作用し副作用を起こすがStaR技術はピンポイントで目的のレセプターだけに作用し副作用を軽減できる)とそーせいのナノ技術を組み合わせればより副作用のない創薬が可能になります。画期的な事なのです。そーせいの未来は明るいです。

  • 追記
    そーせいの株主には個人の方が多いと聞いており、米国での承認で株価が上昇すると期待していた株主が多数おらると思います。その寸前にHeptares会社の買収のIRが出て、それまで聞いたことも無い会社の名前が登場し、小生も土日を掛けてHeptares社のホームページ
    を検索、その内容の素晴らしさに驚きました.アドバイザーとしてノーベル賞の受賞や世界
    のビック製薬メーカの研究員を経験したメンバーを揃えて居る事に借入金の多さに気もつかなかった。というかみづほ銀行が信用で融資することはそれだけ買収企業の評価が信頼のおける物、元みずほの監査を担当してしていた方の投稿にもありましたが、無担保で信用だけで融資できるのはよほどの信頼性がなければ出来ないことですと有りました.それだけ銀行は、そーせいとHeptares社を信頼していると言うことでしょう。
     時間も遅くなりましたじ.今日IRの方に伝えたのはHeptares社の実績と何故、買収できたかの経過を一般投資家に分かりやすく説明するIRをホームページでも良いから乗せて下さいと言う事でした.余りにも説明不足で内容が分からない.何となく成長しそうだからと、信用買い残も急増しているのに出来高か少なかったのははっきりいって会社側の説明不足によると思います。
    グローバル企業になるとと言う理念、そして、そうなり得る技術を確保したことは確実でしょう。それらを会社の内部だけで分かっているのではなく、20回以上の増資に耐えて支えた日本の投資家(それも個人が多いと聞く)にきちんと説明すべきででしょう。Heptares社の買収は良くもやったり、良くも応じたりと思っています。説明不足、IR担当者にその趣旨を伝え、真摯な回答も貰えました。未だその内容は吟味してませんが、分かり次第、皆様に伝えたいと思っております。

  • ノーベル賞受賞者を出しているGPCRに関して最先端を行くSTAR技術(ピンポイントで薬物が作用点にヒットする)、そしてそーせいの持つAPNT技術(不純物を除ける)これが組み合わされれば副作用の少ない薬物が出来上がり、新薬の承認が意外と早く上市できるかもしれません。Heptares社のホームページにもAPNTに触れた文章があります.投稿が荒れて来ているとか、レベルが低下しているとの指摘がありましたが、私もそう思います.200億の巨額な融資が事の発端と思いますが、世界のCOPD治療薬の50%の消費国である米国での承認が発表される前にメガバンクのみずほ銀行が繋ぎとしても無担保で融資したこと自体、  Heptares社の評価が高かったと言う事だと思います。そーせいのIRの方にGPCR,その研究では世界でトップを走るHeptares社(世界のメガファーマ、日本では武田の要請に応えろなど実績を数々残しています)を一般の方にも分かりやすいIRを掲載し、説明会では不足している部分を付け加えて頂くよう進言しておきました。IRが不足しているのが気になります。ペプチドリームより確実で広範囲にわたるプラットホームが構築されたと考えます.買う買わない自己責任であり、何も中傷するような言葉でやり合うことではないでしょう.今回の買収の正否は日本の創薬力(アベノミクスの重点課題の一つである。)IPS細胞の技術と供に、GPCRに関する技術は重要であることは、既にこの投稿欄で多数の方が述べれています。又、資金面での選択肢も多数あるでろうとの指摘が有ります。私の推測ではみずほ銀行の融資の方にはかなり詳しく説明していると思います.そうした内容を一般投資家にも分かるようIRすべきと思います.5月の総会で行うつもりかもしれませんが、今、株価もさえず出来高も少ないのは総会まで待とうという投資家が多いからなのではないでしょうか.兎も角、Heptares社のSTAR技術とそーせいのAPNTが組み合わされれば安全な薬物がより高い確率で創薬出来ることは確実と思います。

  • この投稿欄をご覧の方々へ。パソコンでそーせいグループ株式会社、Heptares社買収と打ち込んでみて下さい.そーせい株式会社のタイトルで今回の買収の意味、Heptares社の内容などが分かりやすく解説してあります.日付は2月と成っており、恐らく買収が成立した頃に作成した物と思いますが、この内容がIRに当初からあったら、株価が3000円を切ることは無かったのではないでしょうか.ネットによる説明会は余りにも稚拙であったと思います。休み明けにでもIRの方に進言するつもりです。ウルシーが米国で承認される事を期待して購入された方が多いと思いますが、確かに承認されました.しかし、承認の前に買収のニュースが出されHeptares社という聞き慣れない会社名と200億の借入金の巨額さに株価は下降、低迷しています。米国ではCOPD治療薬のLAMA+LABA製品としては既にAnoroが販売され、他にアドエア(2016年で特許が切れます)はじめ10品目程有り、そこにウルシーが参入しそれなりの売り上げは期待できるでしょう.ウルシーは2026年まで、そこで、Heptares社の買収に踏み切ったと思われます。Heptares社の内容は上記のタイトルのページを見れば、一般の方でも大筋は分かると思います。ウルシーという鯛を釣り上げた.そのお裾分けを頂けると思っていた投資家が、お裾分けを味わう前にその鯛を餌にして鯨を釣り上げようとしている.一本の竿では釣り上げられないので、他人の力(借入金)を借りて釣り上げようとしているのが今のそーせいの姿だと思います.未だその鯨は海中にあり姿は見えるが引き上げるまでは多少の時間が掛かる.田村社長も凄いが、Heptares社のメンバーは蒼々たる経歴の面々が揃っています。田村社長は3~4年先と言っていましたが、1~2年先には鯨はその頭部を海面上に姿を見せてくれるのではと個人的には考えています.全体が姿を現したら想像もつかない可能性があるのでは。

  • 1)そーせいグループがHeptares社の買収のニュースには最初は驚きもし、ネットの説明会も余りにも専門的な話と200億の巨額の借入金の話が短時間で終わり詳細が不明でがっかり、案の定、翌日は株価は急落、その後じり貧状態が続いている。Heptares社の内容をネットで調べれば調べるほど、これ程の将来性のある英国の財産(事実、Hepartis社は英国の医学研究の最高機関であるMRCの研究所から2007年にGRCPに特化した会社として独立している。MRCは研究費の配分なども行う諮問機関で、MRCから認められ、研究費を使い、今まで20人のノーベル賞者を輩出している。)ともいうべき会社をよく買収できたものだと疑問に感じだした.世界のメガファーマと提携し70人ほどの研究員で多くの成果を挙げている。しかし、自前の新薬の完成までは至って折らず、最も費用の掛かる臨床試験としては今年の夏に認知症のphase1が終わる段階で、phase2,3となると更に費用を必要とする。現実は英国も国家予算不足で、独立し、民営企業となった会社に補助金を出す余裕はない。世界の市販薬の40%が関与しているというGPCRの世界のトップ企業でもやはり新薬を完成させるまでは経済的に困窮している.そこに、田村社長は眼を付けた。あるいは、M&Aを主業務とする昨年IPOを完了したMoelis&Companyが仲介したのか、ウルシーの収入で黒字化するそーせいグループとの買収が成立した。もはや、そーせいは今までのそーせいと違った見方をしなければならないと思う。

  • 2.今回の合併でグローバル化が進行したと思います。Heptres社はStaR技術の他にも創薬に関する基本技術を持っています.なにしろ市販薬の40%がGPCRが関わっており、特筆すべきはStaR技術とAPNT技術が組み合わされれば副作用のない薬が作れることです.新薬のみならず、既存の薬でも改良して副作用のない後発薬として開発できる事です。創薬には臨床試験が必要です.費用の掛かる部分です.黒字化する金額をその費用に充てるのでしょう.日本は臨床試験に消極的です。ですから創薬に時間が掛かります.欧米は違うようです。GPCRの企業で米国にReceptos社というphase2の段階でナスダックに上場、約10倍の株価になっている会社が有ります.特徴はアドバイザーに臨床医を加えている事です。実際に薬を投与するのは臨床医ですから。だから早く上場出来たのでしょう.日本は世界で2番目の薬の消費国、貿易赤字の50%を占め、創薬技術は世界で3位なのに武田ですら世界では10位にも入れない、そうした状況を変えようと厚労省も試案を出していますが未だしです、みずほ銀行は昨年医療分野を成長産業とすべきという提言を発表しています.そうした事から今回の融資に応じたのでしょう.今回の合併を機に医療分野の改革が始まればと期待します。

  • そーせいグループへの投資に躊躇している皆様へ。Heptares社の痴呆症の薬のphase1(100人ほど患者への臨床試験)の結果が6月には発表になります。その結果が良ければphase2(対象数は1000人ほど)に進みます。そーせいグループはphase1小生は開業医をしている者です。毎日のように薬の副作用報告が製薬メーカーから送られてきます。笑えない事実ですが

  • 続き。書きかけの文章が投稿になってしまい済みません。そーせいグループのIRに確認しましたが、phase1はクリアー出来る事を確認して買収に踏み切ったとのことです。6月に発表になれば株価は又ぶっ飛びますよ。痴呆症に悩む患者が世界でどれほどの数か,膨大なものでしょう。phase3が終了して上市されればその売上高は天文学的数値になるでしょう。Heptares社のすごさは無尽蔵に創薬が可能な事です。基本となるStaRの具体的内容は企業秘密で公表されていませんが熱作用で不安定なGPCRを安定かさせその立体構造を近くにあるシンクロトロン(英国で過去30年間で最大の予算を使って作った施設だそうです。そこの最大の利用回数がHeptares社だそうです)で特殊なx線を使って解明、次にコンピュウターで解明された3次元のレセプターの何処にどの薬品を作用させれば良いかドラックデザインをする。世界で最,効率の良い創薬技術を持っているのがHeptares社です。GPCRに関係している有名な企業は世界で3会社。その中で最も優秀なのが、Heptares社です。アメリカのナスダックに上場しているReseptos社はphase2の段階でIPOし、今や10倍の株価になっています。日本円で19000程。Heptares社はReseptos社の上の力を持っています。これから、学校検診に行かなければならないので続きは又、後で。済みません。

  • Heptares社の凄さについて。Heptares社は過去に18名のノーベル賞受賞者を輩出している英国のMRC-LMB(Medical Research council -Laboratory of Molecular Biology。医学研究機関の分子生物研究所)から、GPCRに特化して2007年に設立された会社で、MRC-LMBから独立した会社では7番目になる。過去に独立した会社の出世頭はBiogen社で年間販売額6000億を超え、ナスダックで日本円(為替1ドル120円として)で4万8千円の株価である。3つの会社は世界のメガファーマに買収されている。残りの2社は現在も存続して独自の経営をしている。Heptares社は恐らくBiogen社を凌駕するであろう.それ程、創薬に関して画期的な技術を有している.そーせいの買収に応じたのはメガファーマに買収された場合、会社の独自性が失われる危険がある(事実、買収の話があった事は、田村社長のインタビュー記事に載っている)、そーせいとならベンチャー同士、独自性を失なわず発展し、何れ製薬会社になり、メガファーマを目指せると合意したと思う.買収から3ヶ月、Heptares社に関する資料を検索したが、その業績の凄さに驚かされた.詳細は後日、投稿予定です。6月には痴呆症の治療薬であるM-1のphase1の結果が発表予定である。良い結果が期待される。今の段階は序章に過ぎない。テンバーガーも夢ではない。ガチホールドしましょう。

  • GPCRに関して。GPCRの構造が解ると副作用の無い薬が作れると言う事。現在の薬は複数のGPCRに作用するため副作用が出る。GPCRが解明されれば、ピンポイントで一つのGPCRに作用して効果のある薬が作れる。現在、世界で販売されている薬剤の30~40%がGPCR(薬の作用点の一つ)に作用して効能を発揮するという。GPCRに関しては大学を始め多くの研究機関が研究を進めているが,企業として立ち上げ成果を挙げているいるのはHeptares 社の他に2社。2002年に2002年にノーベル化学賞を受賞したKoblikaが共同研究者でもある妻と立ち上げたCofometRx社(小野薬品と関係あり)、もう1社はKoblikaと一緒に受賞したLipscombの共同研究したRaymond C。Stevensらが2009年に立ち上げたReceptos社がある。この3社で最も創薬力の有るのはHeptares 社、この比較に関しては過去のスレッドで分子生物が専門という方や、科学知識のある方々が投稿しているので過去に遡り,後検索して下さい。私の推論では他の2社はGPCRの構造を把握するのに結晶化し無ければならないがHeptares 社の場合は加熱することで不安定なGPCRを安定化し、複雑な過程を省いて安定したGPCRを作れることかと思います。続きは次に。

  • 実は、そーせいのウルテイブロ,シーブリもGPCRに作用して効果を発揮する。しかし、緑内障や,前立腺肥大などの副作用がある。人間の細胞には未だ構造が解明できていないGPCRが多数ある。GPCRの解明が進むほど副作用の少ない新薬が作れる、又、既存の薬剤を副作用の無い物に変えることも出来る。先般の説明会では新薬の開発と共に副作用を少なくした薬剤を需要の多い後発薬として市場に送り出す様なことも考えている(より,早く収益に繋がる)ような発言もありました。説明会に登場した女性はHeptares 社の研究部門のトップであるFiona Marshallさんで、2012年ノーベル化学賞がGPCRの研究者に与えられることに関して世界的な科学雑誌であるNatureが記事にした際にコメンターとして登場しているほどの高名な科学者です。Heptares 社は80名の研究スタッフを擁し今年になってからもその研究が2つの賞を受賞しています。続きは次に。

  • 安定したGPCRが出来たら次はNMRS(核磁気共鳴分光器)の施設であるDiamond Light Source(英国で過去30年間で最大の費用を費やして造った施設)で3次元構造像を撮影し、コンピュータに取り込む、コンピュータ上でGPCRとマッチする物質を絞り込み動物実験をして、最適な物質で臨床試験を行う。これが現代の創薬である。Heptares 社はNMRSの施設に近く最大の利用回数だという。先般の説明会に登場した女性はFiona MarshallでHeptares 社の研究部門のトップで2012年、GPCRの研究にノーベル賞化学賞が与えられたときNatureの記事にコメンテーターとして記載される優秀な科学者で、同時に既存の薬物の副作用の少ない薬品を造り、後発薬として販売(世界的に需要が多く、収益に繋がる)する可能性も示唆していた。**先日の投稿でM1の発表が6月にあると書いたが、精読したところ結果を纏めるのが6月で発表はその後になるようです。申し訳ありませんでした。

本文はここまでです このページの先頭へ