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  • 為替ヘッジプログラム縮小はメキシコ当局によるペソ高是正と捉えられてもおかしくない。ただその一方で、ここまでの下落は過剰反応だという声もある。大統領はペソ高を「経済力の強さの表れ」として歓迎しているし、多くのアナリストが近いうちにペソ高に傾くと予想している。ただ、ペソが10円20円に向かっていくという予想には否定的な声が多い。基本的に、右肩下がりになるというのが高金利通貨の宿命。ペソは4円台から驚異的な巻き返しを実現しているが、それはコロナ禍からの脱却を目指して世界各国がさまざまな政策・対策を打った結果によるもの。ほかにも理由は多くあるが、いずれにしても極めて例外的な事象と言える。まだまだ先の話だが、ペソはいずれ力を失うことになるだろう。5年~10年かけて6円台・5円台に下落しても特別驚く話ではない。

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