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No.994 強く買いたい
(3)から続く ――自分の手…
2022/07/29 11:22
(3)から続く
――自分の手で何としても再び2兆円達成までの道筋はつける。最新の中計からはそんな強い決意を感じます。
そりゃそうですよ、もう80になるんだから(笑)。そこまでは私の責任だという言い方はしていて、「早くお前たち、なんとかしろよ」と。それは感じ取ってください。
みなさん、私の年齢的なことで心配をされるけども、サラリーマン社長じゃできないこともある。いま急ピッチで進めているライフセレクトへの転換にしてもそう。とくに小売りは嗅覚や経験がものすごく大事で、社会的な変化にスピード感をもって対応しないといけないが、どうしてもサラリーマン社長だと大きな決断が難しい。
――ご自身が一からここまで育てた会社ですから、健康な間はずっと続けたいという思いもあるのでは?
そんなことはない。しっかりした後継者が育成できれば、その時はもういいでしょう。
■創業者以上の後継者は出てこない
――2022年4月の人事で、後継者の最有力候補と見られている小林(辰夫)さんが家電販売事業を担うヤマダデンキの社長から会長になり、その後に持株会社の取締役から外れました。この人事はどう理解すればいいのでしょうか。
1つは、2020年に設立した持ち持株会社の機能、役割を明確にしようと。ホールディングスは傘下の事業会社の管理・監督、サポートに徹する。人数も少なくていい。そうした体制・組織の見直しに合わせて、小林さんにはヤマダデンキの経営に専念してもらった。
言うまでもなく、ヤマダデンキはグループの中核会社。中計目標の2兆円達成も暮らしまるごと戦略でヤマダデンキが全体を引っ張っていく前提だから、ここがしっかりしないといけない。
――ファーストリテイリングや日本電産など一代で会社を大きく育て上げたカリスマ創業者は、その多くが後継者問題に頭を悩ましています。
創業者以上の後継者、次のトップを望むのは無理ですよ。一から会社を育てた自分以上の後継者なんて出てこない。求める理想の8掛け、7掛けで認めてやらないと。後はいかにして組織や仕組みを作るか。さらに言えば、トップをサポートする人材の育成も必要。だから、うちも今、そこを必死にやっているわけですよ。(終) -
No.970 強く買いたい
――2022年度から始まった3…
2022/07/29 09:47
――2022年度から始まった3カ年の中期経営計画では、ライフセレクトを毎年15店
ずつ増やす計画です。
家電住まいる館など既存店舗からの業態転換を中心に増やしていく。地域によっては純
粋な新規出店も考えており、すでに数年先の計画まで固まっている。当社の売り場面積は
近年、ずっと頭打ちだった。しかし、大型新業態のライフセレクトの本格展開によって、
今後3年間で1.2倍に増える見通しだ。
併せて全国の店舗網の再編成にも取りかかる。人口40万人を1つのマーケットとして
、そこに総合型の大きなライフセレクトを中核店舗として出していく。商圏内に別のヤマ
ダの店がある場合は、それをアウトレット・リユース専門店に変えるなど、ライフセレク
トと別業態の組み合わせで商圏内のお客さんの幅広いニーズに応えていきたい。
■安さだけを競う時代は終わった
――かつてのヤマダは、バイイングパワーを背景とした価格競争力が最大の武器でした。
もう単純な価格競争はしない?
いや、価格訴求はそれはそれで必要ですよ。お客さんからすれば、できるだけ安く買い
たいと思うのは当然のこと。どの家電量販店も「うちは安くしますよ」と言うし、他社よ
り高い値段で出して買ってもらえるほど甘くはない。
ただ、確かにかつてのヤマダは価格で徹底的に勝負したが、市場自体がシュリンクして
いるわけだし、昔みたいにはいかない。会社がつぶれてもいいなら徹底的にやるが、そう
いう時代ではないですよね。どの家電量販も今は採算重視で、価格以外の差別化を必死に
模索しているというのが実情だと思う。
――中計で掲げた売上高2兆円達成への自信は?
当社の売上高の過去最高は、家電市場が非常に盛り上がった2010年度の2兆153
2億円。当時はそのほとんどが家電製品の販売によるものだった。一方、直近のグループ
売上高は1兆6193億円で、デンキ(家電量販)事業だけでみると1兆4000億円を
割り込んでいる。
会社として「暮らしまるごと」という明確な方向性を打ち出し、ライフセレクトの本格
的な展開も始まった。それを大きな牽引役として、再びグループ売上高で2兆円を早期に
達成したい。市場自体は伸びなくとも、戦略を着実に実行していけば家電販売のシェアを
取り戻し、再成長に向けた道筋をお見せできると思っている。(終) -
No.371 強く買いたい
第1四半期発表は8月8日!! …
2022/07/26 18:46
第1四半期発表は8月8日!!
良い報告を待つ😃
不適切検査の中間報告もあるだろう!?
翌日は大きくぶっ飛ぶだろう!! -
No.368 強く買いたい
最後に少し食いましたね。 明…
2022/07/21 15:31
最後に少し食いましたね。
明日は本格的に買い上がるか?!
何か材料が出たのか?! -
No.363 強く買いたい
経済産業省が原子力発電の復権に…
2022/07/18 21:03
経済産業省が原子力発電の復権に向けて動き出した。夏場や冬場の電力逼迫に対する国民の不安が高まり、参院選では自民党が公約に「原子力の最大限の活用」を掲げて改選過半数を獲得した。経産省は潮目の変化を逃すまいと、8年前に頓挫した政策に再挑戦する機会をうかがう。
世界中の原子力発電の関連企業に…
2022/08/04 16:41
世界中の原子力発電の関連企業に資金が集まっている。原発補修に充てる債券には発行額の6倍近い需要が集まったほか、原発に関わる企業の株価も堅調だ。ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー危機をきっかけに、原発が脱炭素とエネルギー安全保障の観点で必要との見方が広まっているためだ。ただ、環境負荷への懸念は根強く、投資家の判断は一様ではない。
「原子力は世界中で炭素削減の重要な推進力になっている」。カナダの電力会社、オンタリオ・パワー・ジェネレーション(OPG)は7月、同社初となる「原子力環境債」を発行した。調達した3億カナダドル(約310億円)はダーリントン原子力発電所の改修に充てる。「市場からの評価は高く、発行額の5.8倍もの応募があった」と明かす。