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投稿コメント一覧 (2799コメント)

  • 11月17日の時事通信の記事。人権団体より過激な反ユダヤ主義者の標的にならないか心配する。安価なDNAワクチンに早く切り替えた方が良いと思う。
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    【AFP=時事】製薬大手の米ファイザー(Pfizer)、独ビオンテック(BioNTech)、米モデルナ(Moderna)3社が、新型コロナウイルスワクチンから毎分計6万5000ドル(約750万円)の利益を得ていることが明らかになった。3社のワクチン提供は富裕国が優先されており、低所得国でのワクチン接種は2%にとどまっている。NGOの連合組織「ピープルズ・ワクチン・アライアンス(People's Vaccine Alliance)」が3社の決算報告書を基に計算したところ、3社の今年の税引き前利益は推定で計340億ドル(約3兆9000億円)に上った。毎秒1000ドル(約11万4000円)、毎分6万5000ドル、1日9350万ドル(約107億円)の利益を得ていることになる。人権NPO「アフリカン・アライアンス(African Alliance)」とピープルズ・ワクチン・アライアンスのアフリカ部門に所属するマーザ・セヨウム(Maaza Seyoum)氏は「一握りの企業が1時間ごとに数百万ドルの利益を上げる一方、低所得国では人口のわずか2%しか新型コロナワクチン接種が完了していない」と語った。また「ファイザー、ビオンテック、モデルナは自らの独占的な立場を利用し、最も利益が出る富裕国との契約を優先させ、低所得国は無視している」と指摘した。ピープルズ・ワクチン・アライアンスによると、ファイザーとビオンテックが低所得国に提供した自社製ワクチンは、供給分全体の1%に満たない。モデルナは0.2%にとどまっている。一方、英アストラゼネカ(AstraZeneca)と米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、新型コロナの流行中は非営利ベースでワクチン供給をしている。

  • >>No. 6722

    ちなみにファイザーとモデルナの価格については、21年8月2日付の日経は「英フィナンシャル・タイムズ電子版は1日、米製薬大手ファイザーとモデルナが欧州連合(EU)への供給契約で新型コロナウイルスワクチンの価格を引き上げたと報じた。ファイザーは価格を19.50ユーロ(約2540円)と従来の15.50ユーロから引き上げたと伝えた。各国で追加分を含むワクチン確保への需要が高まるなか、製薬企業が価格決定を左右しやすい構図がありそうだ。モデルナのワクチン価格は25.50ドル(約2800円)と、最初の供給時の22.60ドルから上昇したという。」と伝えている。
    ZydusのDNAワクチンの4ドル(約450円)の約5−6倍!
    RNAワクチンからDNAワクチンへの切り替えを早急に進めないと、各国の財政は破綻すると思う。お金のばら撒きばかりに熱心な日本政府も、いい加減に目を覚まさないと大変なことになる。

  • アンジェスと同じDNAワクチンを製造するインドのZydus社について、インドの複数のメディアは、インド政府は同社に1000万回分を発注し、12月に納入予定と報じている。同ワクチンは12歳から18歳未満への接種も認められているが、当初は18歳以上に摂取して様子を見るようだ。
    価格については、11月8日付のロイターによるとワクチンが1回当たり265ルピー、ファーマジェットが1回当たり93ルピーで合わせて約4ドルと伝えている。3回摂取が必要なので総費用は1074ルピー(約12ドル)になる。また同記事は「セラムインスティテュートは、アストラゼネカワクチンを州政府に400ルピー、民間病院に600ルピーで販売している」と報じている。アストラぜネカは2回接種なので、総費用は800-1200ルピーになるので、ZydusのDNAワクチンとほぼ同じくらいと考えて良いと思う。
    4ドル✖️1000万回✖️110円として、約44億円の売上。今回は約333万人分なので、インドの人口を考えると、これから売上はどんどん増えていくのだろう。
    高容量接種の結果を早く出して、アンジェスも急いで欲しいですねw

  • AV-001のP2aのIRが出ると、FDAの緊急使用許可の対象になるかが注目されると思う。
    日経バイオテクによると「緊急使用許可(Emergency Use Authorization:EUA)は、米食品医薬品局(FDA)が緊急時に未承認薬などの使用を許可したり、既承認薬の適応を拡大したりする制度のこと。連邦食品医薬品化粧品法(FDCA)の第564条(セクション564)に基づく。具体的には、FDAが、(1)生命を脅かす疾患である、(2)当該製品に関して、疾患の治療などで一定の有効性が認められる、(3)当該製品を使用した際のメリットが、製品の潜在的なリスクを上回ると判断できる、(4)当該製品以外に、疾患を診断、予防、または治療するための適当な代替品が無い──という条件を満たすと判断した場合に発行できる。」とされている。
    AV-001には、その資格が十分にあると思う。

  • >>No. 834

    前回のAV-001のP1は、12月16日に開始され最終的にはPrimary Completion dateとStudy Completion dateが同一日(3月10日)という異例の早さで完了した。今回のP2aも同様の早さを期待したい。120人の治験者の手当がポイントだと思うが、国際治験であることと、世界的にはいまだに猛威をふるっているコロナの状況を勘案すると可能だと思う。

  • >>No. 807

    120人を対象にした二重盲検プラセボ治験ということだが。120人ならこの間の米国国防省からの助成金で賄えると思う。コロナの肺炎患者だけでなく、一般のADRS患者も含めていることが面白い。Primary Completion Dateが5月22日の予定だが、途中経過が良ければ緊急使用許可もあるかもしれない。アンジェスからの正式IRが楽しみだw

  • VasomuneがAV-001のP2aを申請したことがClinical trials govで明らかになりましたが、アンジュスからIRが公表されるのは、Vasomuneが公式にIRを公表するのと同時か、その後だと思います。どんな内容になるのか、楽しみですねw

  • >>No. 6689

    中神教授の「新型コロナウイルスに対するブースタータイプのペプチドワクチン開発」はAMEDの「令和3年度 橋渡し研究プログラムに係る二次公募 説明資料」の公募の採択された13件中の2件ですが、この説明資料には「橋渡し研究プログラムは、医療分野への実用化が期待されるアカデミア発の優れた研究開発を持続化するため、令和3 年度末の橋渡し研究戦略的推進プログラムの事業期間終了を待たずに先行実施します。臨床研究中核病院との円滑な連携を取り、集中的な支援を行うことで、医歯薬系分野以外も含めた拠点内外に埋もれている多数のシーズの発掘、支援をさらに 促進する等、オールジャパンで橋渡し研究を効率的に推進します。さらに、通常のシーズ公募に加え、緊急事態に対応するための研究開発等についても推進します。」とあります。政府は、アンジェスとファンベップが関わる研究開発に引き続き大きく期待していることが伺えると思います。

  • >>No. 6435

    aotさんが紹介された「次世代バイオロジクスとしての治療ワクチン開発」は、本日の読売のニュース「政府は19日に決定する経済対策の一環として、国産ワクチンの開発基盤強化に向け、研究の司令塔機能を担う拠点を創設する方針を固めた。パンデミック(世界的な大流行)への対応力を高めるためで、ワクチン製造拠点の整備促進を含め5000億円規模の関連予算を計上する方向だ。・・・研究開発支援の拠点となるのは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)に設置する「先進的研究開発戦略センター」(SCARDA)だ。ここを司令塔に、産学官の有力な研究プロジェクトに集中的に研究費を投入し、パンデミックに対応するワクチンの迅速な開発を進める。・・・一連の研究開発支援のため、AMEDに2500億円超の基金を設ける方針だ。製造拠点の整備促進では、製薬企業に補助金を出し、緊急時にワクチン製造に転用できる施設の整備や改修を促す。平時は各企業が自社製品などを製造するが、パンデミックの際には、政府の指示でワクチン製造に切り替える。補助金は、整備費用の9割程度となる見通しだ。海外で開発されたワクチンの製造での活用も見込む。」につながるような気がします。

  • >>No. 6676

    「EmendoBioでは、来年度臨床入りする予定のゲノム編集治療に関して、その非臨床試験の成績やゲノム編集ツールの開発について一連の学会発表をしておりますので、」ということで、“来年度臨床入り”がニュースですね。

  • アンジェス、やる気見せてきましたね。
    「EmendoBioのゲノム編集技術について【予告編】」
    Crispr 2.0の発表にあわせてきたようですね。

  • 「なかなか発表されないAV-001のP2開始のIR。説明会を試聴した多くの株主もゲンナリしてきたと思いますw 」と投稿したのが10月29日。米国国防省の助成金の発表は嬉しかったけれど、また半月経過したので、そろそろP2開始の発表が欲しいですね。

  • Emendoのクリスパーオムニも特徴は、勿論、オフターゲット効果が無いことだが、これについて「遺伝性疾患プラス編集部」の21年2月15日の記事で、東京大学医科学研究所 システム疾患モデル研究センター ゲノム編集研究分野教授で、日本ゲノム編集学会副会長の真下知士先生が次のように語っている。オフターゲットを起こさないということが、どれだけ凄いかわかると思う。
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    「オフターゲット」と呼ばれる現象が、ゲノム編集を用いたin vivo遺伝子治療のリスクになるとして、現在、克服に向けて世界中で研究が進められています。オフターゲットとは、DNAの狙ったところではない場所を切ってゲノム編集してしまう、という現象を言います。最初の方で、「ゲノム編集は、書き換えたい文字周辺と完全に一致した文字列がたった20文字あれば、ヒトの2万遺伝子の狙った1個だけ、ヒトゲノムの30億文字の狙った1か所だけ、書き換えられる」とお話ししました。20文字が完全に一致する文字列は、確率的に、”4文字(A、T、G、C)の20乗”に1か所存在すると言えるのですが、その数字は、ヒトゲノム全体である30億を優に超えています。つまり、確率的には、ヒトゲノム中の狙った1か所のみが切れると言えます。しかしこれは、あくまでも確率的な話で、実際のヒトゲノムでは、20文字のうち1文字だけ違うとか、2文字だけ違うとか、そういう部分が無いとは言い切れず、そこを間違って切る可能性は、ゼロではありません。
    DNAの、狙った以外の部分が切れた細胞は、がん化する可能性があります。その確率はとても低いのですが、一度でもがんができてしまうと、がん細胞はどんどん増殖します。ゲノム編集技術を医療に使うためには、安全性をとことん追求する必要があります。そのため、いま、世界中の研究者が、オフターゲットが起きないように、ゲノム編集技術の改良を行っています。現在、改良はかなり進んでおり、特に、ex vivo遺伝子治療に応用する場合には、体から取り出してゲノム編集をした細胞にオフターゲットが起きていないことを確認してから患者さんの体内に戻す、という手順になってきています。

  • >>No. 6628

    Emendo社が開発するEMD-101がターゲットにする重症先天性好中球減少症は100万人に2人の発生率のようだ。何でこんな患者の少ない病気の治療法を開発するのか?と誰もが疑問に思うところだが、18年10月11日のラジオ日経の記事「日本の医薬産業はなぜ米国に勝てないのか」にその理由が説明されているので以下、抜粋する。
    「典型的なのが、オーファンドラッグ(希少疾病医薬品)に対するスタンスの違いです。日本では、オーファンドラッグは、患者数が少なく治療法も確立していない疾病に対する医薬品ということもあり、採算の観点から敬遠されがちです。一方のアメリカはまったく違います。世界の医薬品業界の現状を見てください。アメリカではオーファンドラッグを手がけている企業こそ、売上高や株式の時価総額を伸ばしています。たとえば、バイオベンチャーとして著名なアメリカのバイオジェン社の売上高に占めるオーファンドラッグの比率は約半分。また同じくバイオベンチャーから出発したセルジーン社のそれは8割にも達しています。オーファンドラッグとして開発され、認められた効能が、別の分野でも効能が確認されることで、医薬の価値が上がっていく好循環を生み出しているのです。ちなみに、日本の武田薬品工業が先日約7兆円をはたいて買収したシャイアー社(本社アイルランド)も、オーファンドラッグから出発しています。ここまで対応が違うのは、特にアメリカは治療法がない病気を治す薬を開発した企業に対する支援制度が厚いためです。たとえばアメリカでは、国内における患者数が20万人未満の希少疾病について、安全で効果的と考えられる医薬品についてオーファンドラッグの指定を受けることができます。もしこの指定を受けると、医薬品が将来FDA(米国食品医薬品局)から承認を受けた場合、7年間の排他的先発販売権が与えられ、税制面の優遇措置も受けられます。さらに疾患が命を脅かす恐れがある場合などには「ファストトラック(優先承認審査制度)」もあり、より迅速な開発が進められる状況が整っています。キリスト教的な観点から「難病で苦しんでいる人を助けたい」「それをビジネスにしたい」など、幅広い観点からも新薬開発が進む状況にあるのがアメリカです。」

  • Crispr 2.0のコンファレンスが11月16日ー18日に開催される。Emendo社からは演者として、上級副社長のRafi Emmanuel 氏が登壇し、 11月18日の11時45分からEmendo社がFDAに治験申請の準備を進めているEMD-101(先天性好中球減少症の遺伝子治療法)について説明する予定だ。Emendo社の治験開始がいよいよ現実味を増してきたと思う。

  • >>No. 6623

    ヘリオスは、ARDSを対象に体性幹細胞再生医薬品のP2治験を実施済みだが、30症例(後からコロナ由来のARDS 患者 5名を組み込み)だった。AV-001のP2の規模も同程度であれば、やはり、この7億円で十分だと思う。なお、再生医薬品は一般的に、かなり高価(数千万円)になることがハードルと言われいる。これに対してAV-001は、化合物(Tie2受容体アゴニスト化合物)なので、コストメリットは大きいし、製造も簡単で素早く出来ると思う。米国国防省も、この辺りの特性にも着目して助成金を決定したのではないだろうか。

  • Vasomuneが米国国防総省から受領した約7億円はAV-001のP2の費用に活用されると報告されているが、それでどれくらい治験費用を賄えるのか考察してみた。資料としては「PHRMA/EFPIA JAPAN共催セミナー」の資料を参照した。同資料によると癌関連の新薬のP3で1症例で700万円くらいかかるようだ。これを当てはめると7億円は100症例分に相当する。AV-001のP2の内容は未だ公表されていないけれど、P2であるし、ワクチンでは無いので100症例分あれば十分かなーと思う。

  • >>No. 6565

    プラットフォームデザインについては、PMDAが10月22日に公表した補遺3にも「複数の SARS-CoV-2 ワクチンが比較的短期間に同時進行して開発されることを想定した場合、それらの有効性評価をより効率的に行うために、複数の被験薬を一つの共通した治験実施計画書下で評価するプラットフォーム試験による有効性評価を行うことも可能と考えられ、特に、同一の実対照薬を対照とする場合には有用と考えられる。(中略)プラットフォーム試験で評価を予定する被験薬について、プラットフォーム試験の開始又は試験への追加前に、適切な実対照薬を選択しておく必要がある。同一の実対照薬との比較を計画している複数の被験薬が同時期に評価される場合には、実対照薬群の一部の被験者を共有することが可能となる。なお、SARS-CoV-2 については流行株が短期間で変化する 可能性がある等、時期による影響が想定されることから、基本的には各被験薬について、同時期に組み入れられた実対照薬群の被験者との比較を行うことが望ましい。」と記載されている。アンジェスの高容量接種が完了した現在、PMDAは”共通した治験実施計画書“を作成中なのではないかと思う。マスコミから、国産ワクチンの同時治験、プラットフォーム試験という言葉が出てくるのも近いのではないだろうか。

  • AV-001が他のARDS治療薬候補に比べて優れているのは安価に製造できるところだと思う。推測だが、緊急の大量生産も可能なのだと思う。米国国防省は今回のコロナだけでなく、将来的なバイオテロなどの緊急事態も想定して、AV-001を援助しているのではないだろうか。

  • >>No. 6565

    しかし、わからないのはICMRAが9月23日開催されたStrategic meetingの報告の後は、更新されていない理由。この会議は2週間に1回開催される予定なので、9月23日以降に2回は開催されているはず。喫緊の課題は、細胞性免疫の件だと思うので、そろそろ結論が出ても良い時期だと思う。

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