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日経平均500円安 ソロス一派「NVIDIA株売却」に過敏反応-桝田大暉
2024/05/08 11:55 日経速報ニュース 1337文字

 8日午前の東京株式市場で日経平均株価が反落し、前日の終値からの下げ幅が一時500円を超えた。7日に米国の著名投資家、スタンリー・ドラッケンミラー氏が半導体大手エヌビディア株の持ち高を減らしたことを明かし、日本の半導体関連株の売りにつながった。生成AI(人工知能)の成長曲線を巡る投資家の疑心暗鬼が続いている。

 日経平均の8日午前の終値は前日比531円安の3万8303円だった。値がさの半導体関連株の多くが売られた。ディスコが一時3%安、アドバンテストが一時2%安、東京エレクトロンレーザーテックも一時1%安となった。
 きっかけは、米著名投資家ジョージ・ソロス氏の右腕として知られたスタンリー・ドラッケンミラー氏の発言だ。同氏は7日の米CNBC番組で、3月下旬にエヌビディア株の持ち高を減らしたことを明らかにした。AIブームで株価が急伸し、短期的に買われすぎたためだという。「AIは長期ではまだ過小評価されているが、短期的にはやや過大評価されている」と指摘した。

 この発言が影響し、7日の米国株市場でエヌビディア株は1.7%安で終えた。売りの勢いは8日の日本株市場に波及。前日に大きく上げていた半導体関連株が売られた。楽天証券経済研究所の香川睦チーフグローバルストラテジストは「AIに疑心暗鬼になっている人にとって、ドラッケンミラー氏の発言は利益確定売りの口実になった」とみる。