No.2172
2026年のソリッドパワー:「研究」から「量産」への正念場
ソリッドパワーにとって2026年は、技術を実験室から市場へ送り出すための「製造能力の証明」が問われる極めて重要な1年です。
1. 「材料サプライヤー」としての体制確立
自社で電池そのものを作るのではなく、心臓部である「固体電解質」を他社に供給するビジネスモデルをとっています。2026年の最大のミッションは、コロラド州の工場で電解質の連続生産(大量生産)を成功させることです。これができれば、業界の標準サプライヤーとしての地位が固まります。
2. パートナーシップの進展(BMW・SK On)
BMWやSK Onといった提携先企業での評価プロセスが進んでいます。特に注目すべきは、自動車メーカーによる実車テストを見据えた、「Bサンプル」段階へ移行できるかどうかです。これが実現すれば、商用化への信頼性が飛躍的に高まります。
3. 財務と市場評価(ワラントの影響)
年初の大規模な資金調達により、当面の開発資金(キャッシュ)は潤沢に確保されました。一方で、この増資に伴う株式の希薄化や、新株予約権(ワラント)の存在が、株価の上値を抑える要因として意識されています。しかし、アナリストの平均目標株価は7.0ドル前後とされており、ワラントによる売り圧力をこなした後の上昇余地には依然として期待が持たれています。
結論:
競合(トヨタやQuantumScapeなど)がひしめく中、2026年中に「安定した品質で大量に作れる」ことを証明できれば、ワラントの影響を乗り越え、株価・事業ともに次のステージへ進むことになります。
(Gemini)
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