米IBMは19日、量子コンピューター向けの新たな冷凍機を開発し、2台を接続した状態で極低温まで冷やすことに成功したと発表した。コンピューターの大規模化には、複数の部品を連結させ、極低温の環境におく必要があり、実用化に向けた重要な一歩という。
IBMが開発した量子コンピューター用の冷凍機。二つが連結し、ドアが閉まっている状態©IBM
超伝導量子コンピューターを開発するIBMは、2029年に計算間違いを自動で正せる「誤り耐性型量子コンピューター」の実現をめざしている。
計算処理を担う「量子プロセッサー」は、複数のチップをつなげて大規模化する戦略をとる。稼働には絶対零度に近い極低温環境が必要なため、互いに連結できる冷凍機の開発も課題だった。
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