かつてインターネットバブルがあったように、立体的なモノ作りが何でも出来ると、夢の製造装置と考えられました。
当時の射出形成機は、金型に変わって、プラスティックの形を即座に作り、木の箱、車のエンジンの型抜きなど複雑な形は作成出来ませんでした。
そこに出て来た3次元プリンターは、複雑な形状も創り上げる未来のマシンとして、期待が大きくなりました。
このマシンの弱点は、少しづつ素材を積み重ねるため、製造に時間がかかることです。
加えて、3Dスキャナーが元の形を撮るのに欠かせないのもネックです。
産業的には、スキャナーやセンサーが先行して、キーエンスのような成功者を生み出したけれども、他の産業機械と、どの部分で役立つのか、有効な使われ方がまだ、発見されていない、開発されていないのが、売上が伸びない原因となっています。
製造時間短縮と、有望産業との結びつきの2点が課題です。ほとんどの種類の3D会社を合併したところまでは、悪い着眼ではなかったのですが、収益の核芯となる産業との結びつきは、未だ生まれていません。
多分必要なことは、アメリカの有名大学と提携して、マシンの革命的な使い方を大学院生たちに実験してもらうことだろうと思います。狙い目は、MITマサチューセッツ工科大学だと思います。その他では、日本の工業系学部を持つ大学。
そして、問題は、潰れる前に、有望な産業のめんどくさい部分を代替することで、必要不可欠な産業となれるかどうかにかかっています。
誤解のないように申し上げると、人件費により運営の下手な会社は、潰れますが、技術や産業が無くなることは、ないと思われます。
他の産業や人間社会に必要とされる使われ方の発見が間に合うかどうかが鍵となると思います。ピンクシートにならないことを願っています。
投資の参考になりましたか?


