アプライド・デジタル(Applied Digital Corporation / NASDAQ: APLD)の2026年5月期 第4四半期(3月~5月期)決算(米現地時間2026年7月27日発表)の概要です。
主力であるAIおよび高性能コンピューティング(HPC)向けデータセンター事業の急拡張が貢献し、売上高・調整後EPSともに市場コンセンサス予想を大幅に上回る好決算となりました。
第4四半期(3–5月期)主要業績ハイライト
売上高
2億5,870万ドル
市場予想
9,532万ドル(大幅超過)
前年同期比
407%増
調整後EPS(1株当たり利益)
+0.04ドル(黒字)
市場予想
-0.19ドル(市場の赤字予想を反転して黒字化)
調整後EBITDA
4,240万ドル(前四半期の100万ドルから急改善)
純損益(GAAP基準)
1億1,160万ドルの赤字
データセンターの新規建設や設備投資(CAPEX)の先行投資費用が膨らんだためGAAPベースでは赤字ですが、実質的なキャッシュ創出力を示す調整後指標は大幅改善しています。
2026年5月期 通期(フルイヤー)業績
通期売上高
6億1,131万ドル(前期比 約2.7倍)
通期営業赤字
2億3,646万ドル(前期は7,217万ドルの赤字)
主なビジネスポイント・成長要因
1. ハイパースケーラーとの大規模長期契約
大手顧客との間で計15年間にわたる大型長期テイク・オア・ペイ契約(デルタ・フォージ1、デルタ・フォージ2、ポラリス・フォージ3など)を次々と獲得。
契約済みの長期リース総額は前年比125%増の360億ドルに到達しています。
2. インフラ建設の進捗
業界全体で懸念されがちなデータセンターの建設遅延に対し、経営陣はすべての建設プロジェクトが予定通りかつ予算内で進行中であることを強調しました。
株価の反応
好調な決算内容を受け、決算発表後の時間外取引で株価は約6%上昇して取引されました。
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