市場やアナリストからは魚谷氏の経営に対して極めて冷ややかな評価が下されています。
1.内弁慶な「バブル便乗」だった:資生堂CEO前半の売上1兆円達成や最高益は、彼の経営手腕というより、単に「中国人の爆買いバブル」という強烈な追い風が吹いただけだった。
2.打つ手がすべて裏目に出た:安定して利益を稼いでいた「ツバキ」「UNO」「ホテルアメニティ」は安値で売却・撤退。代わりに高値で買った「ドランク エレファント」は大失敗して巨額赤字の元凶に。
3.逃げ切りの勝ち逃げ人事:資生堂に莫大なウミ(国内1,500人のリストラ、歴史的赤字、中国一本足打法の崩壊)を残したまま、自身は資生堂のDX資金を流し込んでいた発注先(アクセンチュア)の米国本社の取締役に2025年に就任し、高額な報酬を得ている。
結果として、2025年〜2026年現在の資生堂は、魚谷氏が壊した「国内の安定事業」を必死に再構築し、彼が買収した「海外の不採算ブランド」の処理に追われるという、文字通り「前社長の尻ぬぐい」をさせられている状況です。
4.手放したことへの批判:魚谷氏就任以前「TSUBAKI」の立ち上げ時(2006年)には、単一ブランドとして破格の50億円という巨額の広告宣伝費を投入し、資生堂はこれらの日用品(パーソナルケア)事業に、長年数百億〜数千億円規模の累積広告費を投資し、日本国民の誰もが知る「国民的ブランド」に育て上げました。
しかし魚谷氏は「利益率が低い」として2021年に1,600億円で売却。
売却された日用品事業(現ファイントゥデイ)はその後も安定した利益を稼ぎ続け、2026年には米ベインキャピタルへ約2,000億円規模で再売却されるほどの優良事業のままです。
この方が現在もアクセンチュアの取締役だそうです。DX化以前の問題。
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