2025年10月期 第１四半期決算短信の要約
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泉州電業株式会社の2025年10月期第1四半期は、売上高368.12億円（前年同期比9.1％増）、営業利益27.04億円（同2.3％増）と増収増益を達成しました。自動車向けや建設・電販向けの売上増加が寄与し、銅価格上昇の影響を吸収しています。通期予想は売上高1,400億円（前期比2.8％増）、営業利益110億円（同6.3％増）を見込み、年間配当も10円増配の140円を予定しています。
主な事業セグメント
泉州電業株式会社は、電線・ケーブル事業の単一セグメントで事業を展開しています。主に建設・電販向け、自動車向け、半導体製造装置向け、工作機械向けなどに電線・ケーブル製品を提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高が368.12億円（前年同期比9.1％増）、営業利益が27.04億円（同2.3％増）、経常利益が28.5億円（同2.8％増）となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は19.46億円（同0.6％減）でした。自動車向けおよび建設・電販向けの売上が増加した一方、半導体製造装置向けと工作機械向けで一部需要の停滞がありました。銅価格の上昇（前年同期比13.4％増）も業績に影響を与えています。
貸借対照表の変化
資産合計は1,145.54億円（前期末比1.9％増）、負債合計は579.91億円（同2.0％増）、純資産合計は565.62億円（同1.7％増）となりました。流動資産は812.97億円（同2.3％増）で、主に現金及び預金の増加によるものです。固定資産は332.56億円（同0.7％増）でした。流動負債は550.45億円（同2.1％増）で、主に仕入債務の増加によるものです。
キャッシュフローの変化
当第1四半期連結累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は1.54億円（前年同期1.56億円）、のれんの償却額は800万円（前年同期と同額）でした。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年10月期の連結業績予想は、売上高1,400億円（前期比2.8％増）、営業利益110億円（同6.3％増）、経常利益112億円（同4.1％増）、親会社株主に帰属する当期純利益77億円（同1.6％増）を見込んでいます。第2四半期累計期間および通期の業績予想に変更はありません。
株主還元
2025年10月期の配当予想は、中間配当70円、期末配当70円の年間140円となっています。これは前期の年間配当130円から10円の増配を予定しています。
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