2025年２月期第３四半期決算短信の要約
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株式会社オークワの第3四半期決算は、営業収益が1,837億2,700万円（前年同期比0.6%増）と微増にとどまる一方、コスト上昇により営業利益は1億2,700万円（同89.3%減）と大幅減益となりました。純損益は1億1,400万円の赤字に転落し、厳しい経営環境が続いています。通期予想は据え置かれていますが、収益性の改善が課題となっています。
主な事業セグメント
株式会社オークワは、スーパーマーケット事業を主な事業セグメントとしています。食品や日用品などを販売する小売業を中心に展開しており、子会社では外食事業や農産物の加工・配送事業も行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、営業収益が1,837億2,700万円（前年同期比0.6%増）と微増にとどまりました。一方、人件費や光熱費等のコスト上昇により、営業利益は1億2,700万円（前年同期比89.3%減）、経常利益は1億9,800万円（前年同期比85.0%減）と大幅減益となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は1億1,400万円（前年同期は6億6,200万円の純利益）と赤字に転落しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比2.4%減の1,292億6,900万円となりました。主な変動として、現金及び預金が80億4,300万円減少した一方、商品及び製品が12億6,500万円、有形固定資産の土地が12億7,100万円増加しています。純資産は前連結会計年度末比3.8%減の756億9,100万円となり、自己資本比率は58.3%（前連結会計年度末59.1%）となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金の大幅な減少（前連結会計年度末比80億4,300万円減）が報告されています。これは主に設備投資や自己株式の取得などによる支出が影響していると考えられます。一方で、減価償却費は前年同期とほぼ同水準の50億4,800万円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年2月期の通期連結業績予想は、営業収益2,540億円（前期比2.7%増）、営業利益24億5,000万円（同15.2%減）、経常利益25億円（同19.3%減）、親会社株主に帰属する当期純利益5億5,000万円（同45.0%減）を見込んでいます。第3四半期までの業績を踏まえても、この予想は変更されていません。
株主還元
2025年2月期の年間配当金は、前期と同額の1株当たり26円（中間13円、期末13円）を予定しています。配当予想に変更はありません。
注意事項
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