2025年3月期 第3四半期決算短信の要約
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株式会社東京機械製作所の当第3四半期は、売上高52億5千100万円（前年同期比23.9%減）、営業利益3億9千700万円（同24.0%減）と減収減益となりました。しかし、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億8千600万円と黒字転換を果たしました。新聞業界の厳しい環境下、FA事業への展開など事業多角化を進めていますが、業績回復には課題が残る状況です。
主な事業セグメント
株式会社東京機械製作所は、新聞輪転機を中心とした印刷機械関連事業を主力としています。また、FA（Factory Automation）市場向けのAGV（無人搬送車）製造・販売やロボットSI事業にも注力し、事業の多角化を図っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は52億5千100万円（前年同期比23.9%減）、営業利益は3億9千700万円（同24.0%減）、経常利益は5億円（同9.6%減）となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は1億8千600万円（前年同期は9千100万円の純損失）と黒字転換しました。売上高減少の主な要因は、輪転機事業の受注済み案件数の減少や連結子会社の吸収合併に伴う事業見直しです。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比9.2%減の138億600万円となりました。流動資産は現金及び預金の減少等により10.2%減の106億9千200万円、固定資産は5.3%減の31億1千400万円となりました。負債は前連結会計年度末比22.7%減の47億900万円となり、純資産は0.2%減の90億9千600万円となりました。自己資本比率は58.0%と前連結会計年度末の53.1%から4.9ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、第3四半期連結累計期間の減価償却費は1億1千300万円（前年同期比6.9%増）となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期通期の連結業績予想は、売上高71億3千万円（前期比23.4%減）、営業利益7千万円（同88.6%減）、経常利益1億6千万円（同75.4%減）、親会社株主に帰属する当期純損失2億1千万円（前期は6億5千200万円の純利益）を見込んでいます。前回公表からの修正はありません。
株主還元
2025年3月期の配当予想は、期末配当金0円、年間配当金0円となっています。前期実績も年間配当金0円でした。
注意事項
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