2025年８月期 第１四半期決算短信の要約
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日創プロニティ株式会社の第1四半期は、売上高が前年同期比51.0%増の56.2億円、営業利益が13.2%増の3.84億円と大幅な増収増益となりました。金属加工事業や建設事業が好調で、M&Aによる新規連結子会社の効果も今後期待されます。一方で、純利益は7.9%減少しており、収益性の改善が課題となっています。
主な事業セグメント
日創プロニティ株式会社の主な事業セグメントは、金属加工事業、化成品事業、建設事業、タイル事業です。金属加工事業では金属サンドイッチパネル、建設事業では太陽電池アレイ支持架台や内装パネル工事が主力製品となっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期の連結業績は、売上高が56.2億円(前年同期比51.0%増)、営業利益3.84億円(同13.2%増)、経常利益3.95億円(同8.1%増)となりました。主に金属加工事業の金属サンドイッチパネルや建設事業の太陽電池アレイ支持架台、内装パネル工事が伸長しました。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は2.41億円(同7.9%減)と減益になりました。M&Aにより化成品事業で2社を子会社化しましたが、みなし取得日の関係で当四半期の業績には含まれていません。
貸借対照表の変化
資産合計は254.28億円(前期末比13.5%増)となりました。主な増加要因は、受取手形、売掛金及び契約資産の18.87億円増、現金及び預金の4.97億円増です。負債合計は133.49億円(同29.0%増)で、主に短期借入金が21.8億円増加しました。純資産は120.78億円(同0.2%増)とほぼ横ばいでした。自己資本比率は47.5%(前期末53.8%)に低下しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書の開示はありませんが、現金及び預金が4.97億円増加しています。一方で短期借入金が21.8億円増加しており、M&A資金の調達などが影響していると推測されます。設備投資などの詳細は不明ですが、のれんが3.25億円増加しており、M&Aによる影響が見られます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高202億円(前期比14.2%増)、営業利益12.81億円(同0.4%増)、経常利益13.68億円(同0.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益9.14億円(同16.5%減)と据え置かれています。第1四半期の進捗率は、売上高27.8%、営業利益30.0%、経常利益28.9%、純利益26.4%となっています。
株主還元
前期の年間配当金は35円でした。今期の配当予想は中間配当0円、期末配当30円の年間30円となっており、5円の減配が予定されています。
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