2025年2月期 第３四半期決算短信の要約
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スターシーズ株式会社の第3四半期連結累計期間の業績は、売上高37億400万円（前年同期比12.8％減）、営業損失1.26億円と悪化しました。異常気象や物価上昇の影響で客数が減少し、衣料品小売事業が苦戦しています。一方で、ビルメンテナンス事業の子会社化やDXコンサルティング事業の開始など、事業多角化を進めています。資金調達により運転資金を確保し、収益構造の改善に取り組んでいます。
主な事業セグメント
スターシーズ株式会社の主な事業セグメントは、衣料品雑貨小売事業、ビルメンテナンス事業、およびDXコンサルティング事業です。衣料品雑貨小売事業では、郊外ショッピングセンターやモールでのミドルプライス衣料品販売、都心部ファッションビルや百貨店での衣料品販売、エスニックカジュアル衣料品・雑貨の販売を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は37億400万円（前年同期比12.8％減）、営業損失は1.26億円（前年同四半期は3,200万円の損失）となりました。経常損失は1.49億円（前年同四半期は6,300万円の損失）、親会社株主に帰属する四半期純損失は1.82億円（前年同四半期は7,800万円の損失）と悪化しています。主な要因は、異常気象や物価上昇による消費マインドの低下、客数減少などが挙げられます。一方で、客単価の向上には一定の成果が見られました。
貸借対照表の変化
資産は29億8,800万円（前連結会計年度末比10億8,900万円増）となりました。主な増加要因は、売掛金3億500万円、商品2億800万円、現金及び預金1億5,300万円の増加です。負債は20億8,600万円（同6億7,000万円増）となり、主に買掛金3億9,000万円、借入金1億9,900万円の増加によるものです。純資産は9億200万円（同4億1,800万円増）となり、主に資本金2億6,600万円、利益剰余金2億8,200万円の増加によるものです。
キャッシュフローの変化
当第3四半期累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は291万円（前年同期96.3万円）、のれんの償却額は105.4万円（前年同期1,435.2万円）となっています。また、第三者割当増資や新株予約権の発行・行使により、合計5億7,800万円の資金調達を実施し、運転資金の確保に努めています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年2月期の通期連結業績予想について、売上高52億8,000万円（前期比4.2％減）、営業利益2,000万円、経常損失5,500万円、親会社株主に帰属する当期純損失9,500万円を見込んでいます。前回公表された業績予想からの変更はありません。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年2月期の期末配当予想は0円となっています。
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