2025年6月期第2四半期（中間期）決算短信の要約
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きちりホールディングスの2025年6月期中間期決算は、売上高76.06億円（前年同期比11.5％増）、営業利益4.62億円（同0.6％増）と増収増益を達成しました。特に経常利益は4.49億円（同203.6％増）と大幅に改善しています。飲食事業とDXコンサルティング事業の両セグメントで売上高が増加し、経済活動の正常化による外食需要の回復が業績を押し上げています。
主な事業セグメント
きちりホールディングスの主な事業セグメントは、飲食事業とDXコンサルティング事業です。飲食事業ではKICHIRI業態、いしがまやハンバーグ業態、韓国料理業態など様々な業態を展開しています。DXコンサルティング事業では、プロデュース力やコンサルティング力を活かした新たな顧客価値の創造や、地方創生事業を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の経営成績は、売上高が76.06億円（前年同期比11.5％増）、営業利益4.62億円（同0.6％増）、経常利益4.49億円（同203.6％増）、親会社株主に帰属する中間純利益2.86億円（同64.1％増）となりました。飲食事業の売上高は72.86億円（同11.3％増）、営業利益は3.13億円（同1.2％減）でした。DXコンサルティング事業の売上高は3.2億円（同17.9％増）、営業利益は1.49億円（同4.4％増）でした。経済活動の正常化に伴う外食需要の増加やインバウンド需要により、全体的に回復傾向が続いています。
貸借対照表の変化
資産合計は88.92億円（前期末比17.9％増）となりました。主な変動として、流動資産が12.27億円増加し、固定資産が1.23億円増加しました。負債合計は67.5億円（同18.4％増）となり、流動負債が14.36億円増加、固定負債が3.87億円減少しました。純資産合計は21.41億円（同16.4％増）となり、利益剰余金が2.3億円増加、非支配株主持分が7,900万円増加しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは3.55億円の収入（前年同期比0.3％減）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは3.43億円の支出（同66.3％増）となり、主に有形固定資産の取得による支出が増加しました。財務活動によるキャッシュ・フローは3.97億円の支出（同9.1％増）となり、主に長期借入金の返済による支出が増加しました。結果として、現金及び現金同等物の中間期末残高は25.96億円（前年同期比15.5％増）となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高150億円（前期比9.1％増）、営業利益9億円（同14.7％増）、経常利益8.5億円（同90.8％増）、親会社株主に帰属する当期純利益4.5億円（同75.4％増）を見込んでいます。前回公表からの修正はありません。
株主還元
当中間期の配当金は1株当たり2.5円、期末配当予想は1株当たり5円で、年間配当予想は1株当たり7.5円となっています。前期と同額の配当を予定しています。
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