2025年6月期 第3四半期決算短信の要約
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株式会社オカムラ食品工業の第3四半期決算は、売上高253.29億円(前年同期比110.9%)、営業利益22.33億円(同122.0%)と増収増益を達成しました。特に海外卸売事業が好調で、東南アジアでの日本食需要拡大が業績を牽引しています。通期予想も増収増益を見込んでおり、今後の成長が期待されます。
主な事業セグメント
株式会社オカムラ食品工業の主な事業セグメントは、養殖事業、国内加工事業、海外加工事業、海外卸売事業の4つです。養殖事業では魚卵の生産、国内外での加工事業、そして海外での卸売事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高253.29億円(前年同期比110.9%)、営業利益22.33億円(同122.0%)、経常利益21.25億円(同104.1%)、親会社株主に帰属する四半期純利益15.88億円(同115.6%)と、全ての指標で前年同期を上回りました。特に海外卸売事業が好調で、セグメント利益が前年同期比231.3%と大幅に増加しています。
貸借対照表の変化
総資産は435.79億円(前期末比11.3%増)となりました。主な増加要因は、現金及び預金の18.05億円増、商品及び製品の15.09億円増、仕掛品の13.17億円増です。負債は278.45億円(同11.3%増)で、主に短期借入金が28.66億円増加しました。純資産は157.34億円(同11.2%増)となっています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前期末比18.05億円増加しています。また、減価償却費は10.29億円(前年同期7.84億円)となっており、設備投資が進んでいることが推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年6月期の通期連結業績予想は、売上高361.19億円(前期比10.6%増)、営業利益32.12億円(同26.1%増)、経常利益29.49億円(同0.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益20.93億円(同6.4%増)と、増収増益を見込んでいます。この予想に変更はありません。
株主還元
2025年6月期の配当予想は、第2四半期末に19円(株式分割前)、期末に9.5円(株式分割後)となっています。株式分割を考慮しない場合の年間配当金合計は38円の予定です。
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