2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社マルタイの第3四半期累計期間は、主力製品の好調な販売により売上高が72.46億円（前年同期比5.8％増）となり、利益面でも大幅な増益を達成しました。営業利益は5.94億円（同76.9％増）、四半期純利益は4.35億円（同65.5％増）と、収益性が大きく改善しています。
主な事業セグメント
株式会社マルタイは、棒ラーメン、皿うどん、カップめん、袋めんなどの麺類製品を製造・販売する食品製造事業を主な事業としています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期累計期間の売上高は72.46億円（前年同四半期比5.8％増）となりました。主力製品の棒ラーメンと皿うどんの販売が好調に推移し、それぞれ12.5％、11.3％の増加を示しました。損益面では、営業利益5.94億円（前年同四半期比76.9％増）、経常利益6.39億円（同63.9％増）、四半期純利益4.35億円（同65.5％増）と大幅な増益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前事業年度末比0.3％増の133.88億円となりました。主な変動として、現金及び預金が49.0％増加し12.27億円に、受取手形及び売掛金が12.4％増加し29.41億円となりました。一方、有形固定資産は4.2％減少し65.2億円となりました。負債は前事業年度末比7.2％減の35.48億円となり、主に長期借入金が22.3％減少しました。
キャッシュフローの変化
当第３四半期累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は3.98億円（前年同期比1.4％増）となっています。現金及び預金の増加（4.03億円増）や有価証券の減少（2億円減）が見られることから、営業活動によるキャッシュ・フローは改善していると推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期業績予想は、売上高90億円（前期比0.6％増）、営業利益3.6億円（同0.6％増）、経常利益4.2億円（同0.1％増）、当期純利益2.9億円（同2.8％増）と、微増を見込んでいます。第3四半期累計期間の実績が好調であるにもかかわらず、通期予想は据え置かれています。
株主還元
配当金については、次期配当予想として1株当たり50円が予定されています。これは前期と同額であり、株主還元方針に変更はないと考えられます。
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