2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社シダーの2025年3月期第3四半期決算は、売上高134.37億円（前年同期比3.5％増）、営業利益7.63億円（同18.7％増）と増収増益を達成しました。デイサービス事業と施設サービス事業が好調で、全体の業績を牽引しています。純資産は14.3億円（前期末比30.7％増）に増加し、自己資本比率も改善しており、財務基盤の強化が進んでいます。
主な事業セグメント
デイサービス事業、施設サービス事業、在宅サービス事業を主な事業セグメントとしています。デイサービス事業と施設サービス事業が主力で、在宅サービス事業も展開しています。介護サービス業界において、高齢者向けの多様なサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は134.37億円（前年同期比3.5％増）、営業利益は7.63億円（同18.7％増）、経常利益は5.99億円（同11.9％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益は3.76億円（同5.5％増）となりました。デイサービス事業の売上高は29.41億円（同7.2％増）、施設サービス事業は95.4億円（同2.3％増）と成長しました。在宅サービス事業は8.8億円（同5.5％増）でしたが、3,400万円の損失となっています。全体として増収増益となり、特に営業利益の伸びが顕著です。
貸借対照表の変化
総資産は201.31億円（前期末比1.0％減）、負債は187億円（同2.8％減）、純資産は14.3億円（同30.7％増）となりました。主な変動として、短期借入金が4.4億円増加し、長期借入金が6.46億円減少しました。また、利益剰余金が3.3億円増加し、自己資本比率は7.1％（前期末5.3％）に改善しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は8,000万円増加しています。短期借入金の増加4.4億円と長期借入金の減少6.46億円から、財務活動によるキャッシュ・フローはマイナスと推測されます。一方、減価償却費は5.37億円（前年同期5.48億円）計上されており、営業活動によるキャッシュ・フローはプラスと考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の連結業績予想は、売上高174.93億円（前期比1.1％増）、営業利益7.7億円（同0.4％増）、経常利益5.45億円（同15.6％減）、親会社株主に帰属する当期純利益2.78億円（同37.1％増）を見込んでいます。前回公表からの変更はありません。経常利益の減少が予想される一方、当期純利益は大幅増を見込んでいます。
株主還元
2025年3月期の年間配当金予想は1株当たり6円となっています。前期の配当実績は1株当たり4円でしたので、2円の増配が予定されています。配当予想に変更はありません。
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