2025年3月期第3四半期決算短信の要約
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株式会社安藤・間の2025年3月期第3四半期は、建築事業を中心に大幅な増収増益となりました。売上高2,958億円(前年同期比5.7%増)、営業利益191億円(同93.5%増)と好調な業績を達成。通期予想も上方修正され、年間配当金も10円増配の70円を予定しています。
主な事業セグメント
株式会社安藤・間の主な事業セグメントは、土木事業、建築事業、グループ事業、その他事業です。土木・建築工事の設計・施工を中心に、国内外で幅広く事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高2,958億円(前年同期比5.7%増)、営業利益191億円(同93.5%増)、経常利益190億円(同95.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益150億円(同131.9%増)と大幅な増益となりました。特に建築事業の受注高が2,289億円(同51.5%増)、営業利益が138億円(同242.2%増)と好調でした。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比6.5%増の3,558億円、負債合計は同6.9%増の1,921億円、純資産合計は同6.0%増の1,637億円となりました。自己資本比率は45.7%と前期末から0.3ポイント低下しています。主な変動要因として、受取手形・完成工事未収入金等の増加や短期借入金の増加が挙げられます。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローの詳細な記載はありませんが、受取手形・完成工事未収入金等の増加により運転資金需要が高まったと推測されます。投資活動では固定資産の売却による収入3.3億円、投資有価証券の売却による収入25.37億円がありました。財務活動では短期借入金が大幅に増加し、241億円増の405億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期通期の連結業績予想を上方修正し、売上高4,171億円(前期比5.8%増)、営業利益270億円(同45.2%増)、経常利益265億円(同42.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益213億円(同53.5%増)を見込んでいます。特に建築事業の受注高と利益率の改善が寄与すると予想されています。
株主還元
2025年3月期の1株当たり年間配当金予想を60円から70円に増配修正しました。期末配当を40円(前期比10円増)とする予定です。
注意事項
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