前場コメント No.9 トヨタ、丸紅、神戸物産、東芝テック、JFE、B&P

3/11 11:31 配信

トレーダーズ・ウェブ

現在値
日産自581.4+2.10
トヨタ3,615+10
マツダ1,744.5-43.50
スバル3,464-43
丸紅2,913+65.50

★10:39  トヨタ-大幅に3日続落 1ドル146円台に円高進行 2月米雇用統計受け
 トヨタ自動車<7203>が大幅に3日続落。円高・米ドル安の進行が嫌気されている。

 8日に米国で発表された2月米雇用統計の結果を受け、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測が強まった。11日の東京市場では足元1ドル146円台で推移しており、8日の大引け148円台から1円強の円高となっている。
 
 円高進行を受けて自動車株全般が軟調に推移しており、日産自動車<7201>、マツダ<7261>、SUBARU<7270>なども安い。

★10:40  丸紅-3日続落 米VCとAIを中心としたテクノロジー領域で戦略的提携
 丸紅<8002>が3日続落。同社は8日、米国・シリコンバレーを本拠地とするベンチャーキャピタルBenhamou Global Ventures(以下、BGV)と、AIを中心としたテクノロジー領域において、VCaaS戦略的提携契約を締結したと発表した。
 
 同提携において、同社はBGVのシリコンバレーをはじめとする世界のイノベーション拠点における豊富な知見・ネットワークを活用し、革新的なビジネスモデルや技術の探索、案件投資機会の発掘・創出、強固な地場ネットワークの構築をめざすとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★10:50  神戸物産-大幅反発 円高進行を好感 1ドル146円台に
 神戸物産<3038>が大幅反発。円高進行が好感されている。

 8日に米国で発表された2月の米雇用統計を受け、米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げの期待が高まったことで円買い・ドル売りが優勢。11日の東京市場では足元1米ドル146円台で推移しており、8日の大引け148円台と比べ1円以上の円高となっている。146円台をつけるのは2月2日以来となる。

 円安進行の一服により輸入コストが低下するとの期待から、同社やニトリホールディングス<9843>、セリア<2782>などに買いが入っている。

★10:51  東芝テック-続落 リテールプロモーション最適化AIソリューションを開発
 東芝テック<6588>が変わらずを挟んで続落。同社は11日、生成AIのキーエンジン「トランスフォーマー」によるリテールプロモーション最適化AIソリューションを開発したと発表した。
 
 同ソリューションはPOSデータから顧客の好みや反応をAIに類推させ、個々の顧客とPRの組み合わせによる売上や利益のシミュレーションを行うほか、利益最大化を目標として、数理最適化問題を解き、最適なクーポンやポイントの配信を実現するとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★10:56  JFEHD-SMBC日興が投資評価を引き上げ 25.3期は高炉唯一の増配銘柄へ
 JFEホールディングス<5411>が反落。SMBC日興証券は、25.3期は高炉唯一の増配銘柄へとして、投資評価を「2」→「1」へ、目標株価を2400円から3000円に引き上げた。

 供給過剰により、世界の多くの鉄鋼各社が採算確保に苦しむが、国内のひも付き価格上昇もあり、安定した収益を稼ぐとSMBC日興では予想。25.3期の高炉他社との相違点は、(1)構造改革効果がフルに浸透する見通し、(2)土地売却益が既に確定している、(3)エンジニアリングの受注が堅調など。他社は24.3期の一過性の増益要因の反動が見込まれる。SMBC日興では25.3期の年間配当を120円と予想。目標株価の3000円に到達しても配当利回りは4.0%を見込む、としている。

★10:57  ビーアンドピー-急騰 1Q営業益2.8倍 イベント向けサービスの需要活発化
 ビーアンドピー<7804>が急騰。同社は8日、24.10期1Q(11-1月)の営業利益は9700万円(前年同期比2.8倍)だったと発表した。

 年末年始をはさむ1Qは例年受注が落ち込む傾向だが、今期は順調に推移した。商業施設やイベント向けサービスの需要が活発化したとしている。

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最終更新:3/11(月) 11:31

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