★9:39 INPEX-急騰 NY原油先物81ドルに上昇を好感
INPEX<1605>が急騰。14日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物相場において、期近の4月物WTI価格が前営業日比1.9%高の1バレル81.26ドルに上昇したことが材料。
原油先物価格の上昇を受けて、同社のほか、出光興産<5019>などが買われている。
★9:39 東京エレクトロン-続落 SOX指数下落を嫌気 エヌビディア3.2%安
東京エレクトロン<8035>が続落。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の下落が嫌気されている。
14日の米国株は主要3指数とも下落。米2月生産者物価指数(PPI)の予想を上回る上昇となり米10年債利回りが上昇したことや、半導体株の下落が重しとなった。エヌビディアは前日比3.24%安となり、SOX指数は1.75%下落した。
米半導体株の下落を受け、国内の関連銘柄も売りが優勢となっている。アドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>、ディスコ<6146>なども安い。
★9:40 コーセーアールイー-大幅安 今期営業益81%減見込む 前期は0.8%減
コーセーアールイー<3246>が大幅安。同社は14日、25.1期通期の連結営業利益予想を3.0億円(前期比81.2%減)にすると発表した。
物価の上昇・人手不足などの要因により建築コストは高止まりの傾向にあり、住宅ローン金利も含めたマンション購入費用の値上がりも懸念されることを踏まえた。
24.1期の連結営業利益は16.2億円(同0.8%減)だった。ファミリーマンションおよび資産運用型マンションの販売を継続して行うとともに、新規物件の開発に取り組んだ。
★9:43 ストリーム-大幅高 今期営業益3倍見込む 前期は52%減
ストリーム<3071>が大幅高。同社は14日、25.1期通期の連結営業利益予想を5.6億円(前期比3.1倍)に、年間配当予想を3円(前期は3円)にすると発表した。
主力のインターネット通販事業において、検索連動型インターネット検索連動型などの広告やSNSを活用したマーケティング活動と共に、売れ筋商材の確保、在庫適正化を引き続き推進するとしている。
24.1期通期の連結営業利益は1.8億円(前の期比52.3%減)だった。会社計画の2.0億円から下振れて着地した。
主力のインターネット通販事業で消費者の節約志向に伴う競合他社との価格競争による粗利益の低下が響いた。
株価は今期の大幅増益計画が好感されて、強い動きとなっている。
★9:46 SUBARU-東海東京が目標株価を引き上げ 米国市場への先行き警戒感は経営に常態化の兆し
SUBARU<7270>が続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、米国市場への先行き警戒感は経営に常態化の兆しと指摘。投資判断は「Outperform」を継続、目標株価は3200円→3850円に引き上げた。
東海東京では、24/3期3Q実績や事業環境をふまえて業績を予想。24/3期の営業利益では円安効果や販売マージン改善、諸コスト高圧力の緩和によって4400億円を据え置いた。25/3期では円安一巡や生産回復によって市場に新車供給が増えて販売競争が激化しても、スバル車には強い抵抗力があると考え4600億円(前年比4.5%増)への続伸を見込んでいる。予定通りに「インプレッサ」や「クロストレック」、「レイバック」、「フォレスター」を全面改良するなど、市場投入ができている点も評価している。
★9:53 三菱倉庫-SMBC日興が新規に「アウトパフォーム」 還元強化や戦略投資の加速に期待
三菱倉庫<9301>が堅調。SMBC日興証券では、政策保有株式の縮減加速、還元強化や戦略投資の加速に期待。投資評価は新規に「1(アウトパフォーム)」とし、目標株価は5100円に設定した。
大手倉庫3社での比較で安定収益の位置付けである不動産事業の割合が相対的に高いと指摘。航空・海上運賃の正常化により、24/3期は前期比で減益を予想しているが、他2社比で豊富な不動産開発パイプラインによる利益成長が期待できると予想。また、24/3期通期決算時には中長期的な企業価値向上に向けた取組みを公表する予定という。25/3期は現中計最終年度に当たることから、次期中計の骨子が公表される可能性があると予想しており、注目している。
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:3/15(金) 11:31
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