後場コメント No.2　ラオックスＨＤ、アース製薬、東ガス、東電力ＨＤ、ジモティー、東亜ＤＫＫ

★12:56　 ラオックスＨＤ－大幅反発　ＲＥＮＯＷと提携しキャラクタービジネスを展開
　ラオックスホールディングス<8202>が大幅反発。同社は26日、日本コンテンツの世界流通を手掛けるＲＥＭＯＷ（東京都千代田区）と業務提携すると発表した。
　
　同提携により、両社で日本のIP（アニメ・漫画・ゲーム）を基にしたキャラクタービジネスの展開を開始する。オンラインからオフライン、今後日本のアニメに関心の高い中華圏まで広げ、人々の生活に寄り添うエンタテインメントの提供の場を拡大することをめざすとしている。

★13:06　 アース製薬－大和が投資判断を引き下げ　利益水準は来期まで低位にとどまる公算
　アース製薬<4985>が続落。大和証券では、利益水準は来期まで低位にとどまると想定。投資判断を「3（中立）」→「4（アンダーパフォーム）」に、目標株価を4500円→3330円に引き下げた。

　同社は翌25年度も一定の構造改革費用が続くほか、海外では売り上げ規模の追求から販管費を費やす方針。会社側は「25年度の営業利益も24年度と同程度を想定している」と説明している。これについて大和では改革断行の妥当性は高いと考えているが、利益水準は当面低位にとどまる公算であり、割高感が否めなくなったとしている。

★13:16　 東京ガス－続落　水素製造実証実験に向けた海外製メガワット級PEM型水電解装置を設置
　東京ガス<9531>が続落。同社は26日、住友商事<8053>と、水素利活用に向けた共同実証実験の実施に向け、ＩＴＭ　Ｐｏｗｅｒ（英国）が開発したメガワット級の固体高分子型水電解装置を東京ガス横浜テクノステーション内に設置したと発表した。
　
　今後、運転検証に必要な施工と試運転を行い、2024年6月より同実証を開始する予定だという。さまざまな運転モードでの検証を行い、装置利用に関する各種ノウハウの獲得をめざすとしている。

　なお、株価へのポジティブな反応は限定的だ。

★13:33　 東京電力ＨＤ－急騰　柏崎刈羽原発　地元議会が早期稼働要望＝日経
　東京電力ホールディングス<9501>が急騰。26日付の日本経済新聞朝刊は、同社の柏崎刈羽原子力発電所の再稼働を巡り、立地する柏崎市議会の柄沢均議長と刈羽村議会の広嶋一俊議長が25日、都内で政府に早期稼働を要望したと報じた。

　記事によれば、面会した資源エネルギー庁の村瀬佳史長官は能登半島地震の教訓をふまえた災害時の避難路整備を進める方針を伝えたとしている。

★13:33　 ジモティー－反発　「ジモティーAds」が「Adjust」と連携開始
　ジモティー<7082>が反発。同社は26日、モバイルアプリ分析プラットフォーム「Adjust」と2024年3月25日より連携を開始し、Adjustの公式パートナーとなったと発表した。
　
　これにより「ジモティーAds」に出稿する広告主で、モバイル広告効果計測プラットフォーム「Adjust」を導入する企業は、スマートフォンアプリのインストールにいたる流入経路と広告効果の可視化がシームレスに行えるようになったとしている。

★13:42　 東亜ディーケーケー－反発　期末配当予想を増額　1円増配へ
　東亜ディーケーケー<6848>が反発。同社は26日、24.3期の期末配当予想を従来の20円から21円（前年同期は18円）に引き上げると発表した。年間配当予想は21円（前期は18円）となる。