トヨタ自動車<7203>が3日ぶり反落。為替市場において、円高が進行していることから自動車株が売られている。
前日の米国市場では、注目された米4月消費者物価指数(CPI)などが市場予想を下回ったことで、年内の利下げ期待が強まった。長期金利は4.3%台に低下し、日米金利差の縮小から円高が進行。足元では153円台を付ける場面もあった。
円安の恩恵が大きい自動車株が軟調に推移しており、三菱自動車<7211>、日産自動車<7201>、ホンダ<7267>など関連株が軒並み下落している。なお、自動車大手各社は、今期の想定為替レートを1ドル140円~145円の間で設定している。