前場コメント No.5　ＳＯＬＩＺＥ、サンコール、三井不、ツナグＧＨＤ、岩井コスモ、ＴＳテック

★9:14　 ＳＯＬＩＺＥ－反発　新たに学童保育事業を開始
　ＳＯＬＩＺＥ<5871>が反発。同社は19日、新事業として、学童保育事業を開始すると発表した。
　
　「アウトプット」と「共創」を教育理念の中心に据えた、アート・デザインおよびアントレプレナーシップ教育を実施するもので、事業開始に伴い、アフタースクール寺子屋（東京都目黒区）の株式を取得し、子会社化するとしている。

★9:15　 サンコール－急落　前期最終益を下方修正　減損損失計上が響く
　サンコール<5985>が急落。同社は19日、24.3期通期の連結純損益予想を従来の48.0億円の赤字から119.0億円の赤字（前の期は5.6億円の黒字）に下方修正すると発表した。

　HDD用サスペンション事業で保有する固定資産について、2022年下期からデータセンター向け投資抑制が続いていた中、新機種増産準備にかかる費用の増加や、訴訟対応費用の計上も収益を圧迫していることから、減損損失を計上したことを踏まえた。

★9:16　 三井不動産－5日ぶり反発　築地市場跡地の事業予定者に選定　総事業費は約9000億円
　三井不動産<8801>が5日ぶり反発。東京都は19日、築地市場跡地の再開発の事業予定者に、同社や読売新聞グループ本社など11社を選定したと発表した。

　19日の読売新聞オンライン報道によれば、約5万人収容のマルチスタジアムを中心に、商業施設やホテル、オフィスなどを配置し、国際的な迎賓・交流・イノベーション拠点とするという。一部施設を2029年度に先行オープンし、30年代前半の開業をめざすようだ。総事業費は約9000億円の見積もりとしている。

　同事業で建設を請け負う鹿島<1812>、清水建設<1803>、大成建設<1801>も高い。

★9:21　 ツナグＧＨＤ－反発　行政書士法人ＩＭＳとグローバル領域で戦略提携
　ツナググループ・ホールディングス<6551>が反発。同社は19日、行政書士法人ＩＭＳ（東京都港区）とグローバル領域における戦略的パートナーシップおよび業務提携契約を締結したと発表した。
　
　同社は外国人採用・人事の総合支援サービス「グローバルワークフォース」を運営しており、就労ビザ申請におけるプロフェッショナルであり対応キャパシティを有するパートナーが必要と考え、同提携に至ったとしている。

★9:21　 岩井コスモ－反発　前期最終益は速報値で56％増　良好なマーケット環境が寄与
　岩井コスモホールディングス<8707>が反発。同社は19日、24.3期通期の連結純利益は速報値で55.5億円（前の期比55.9％増）だったと発表した。
　　
　日経平均株価が史上最高値を更新したことに加え、米国の主要3指数が史上最高値を更新するなど、良好なマーケット環境を受け、営業収益、営業利益、経常利益は、証券子会社合併（2012年5月）以降、最高の水準となったとしている。

★9:26　 ＴＳテック－反発　インド連結子会社の新工場を建設
　テイ・エス テック<7313>が反発。同社は19日、インド連結子会社であるＴＳ　ＴＥＣＨ　ＳＵＮ　ＲＡＪＡＳＴＨＡＮにおいて、新工場の建設を行うと発表した。
　
　Ｍａｒｕｔｉ　Ｓｕｚｕｋｉ　Ｉｎｄｉａ向け四輪車用シート事業の受注拡大に対応した生産体制の構築を目的としており、投資額は約6億円を予定している。