10万円以下で買える、今期最高益＆低PER 17社 【プライム】編 ＜割安株特集＞

　少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ＳＢＩ証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。

　東証プライム上場企業では273銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が市場平均の16倍台を下回る銘柄に注目してみた。

　下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)予想PERが13倍以下――を条件に投資妙味が高まる17社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは15日現在)

　なお、17日(日)16時に「10万円以下で買える、今期最高益＆低PER【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

　　　　　　　　　　 最低投資　　┌ 経常利益 ┐　　予想
コード 銘柄名　　　　　　金額　 増益率　　 今期　　 PER
<9432> ＮＴＴ　　　　　 18050　　　3.4　1880000　　12.1
<2353> 日本駐車場　　　 19700　　 10.9　　 6900　　13.0
<1786> オリエン白石　　 39600　　 10.6　　 6000　　12.5
<5074> テスＨＤ　　　　 45700　　　8.7　　 6000　　 8.7
<7211> 三菱自　　　　　 46530　　 15.4　 210000　　 4.9

<8897> ミラースＨＤ　　 48300　　　152　　12700　　 6.3
<2445> タカミヤ　　　　 59100　　 49.2　　 3580　　11.4
<3834> 朝日ネット　　　 63000　　　8.3　　 2000　　12.5
<8368> 百五銀　　　　　 64900　　　2.0　　21200　　10.8
<7888> 三光合成　　　　 67600　　　3.8　　 3600　　 9.0

<3475> グッドコムＡ　　 71500　　161.0　　 4673　　 6.3
<9273> コーア商ＨＤ　　 80500　　　7.1　　 4380　　11.5
<2374> セントケア　　　 90200　　 13.6　　 3077　　11.1
<7347> マーキュリア　　 90900　　 97.4　　 3000　　 8.8
<4097> 高圧ガス　　　　 91400　　　5.0　　 6100　　12.3

<3245> ディアライフ　　 93100　　 21.3　　 7500　　 8.0
<4220> リケンテクノ　　 98400　　 15.5　　 9200　　 8.5

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が％、PERが倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80％以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
※今期配当が無配・未定の企業は除いた。

株探ニュース（minkabu PRESS）