検索結果 スレッド コメント 最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 投資信託(国際株式)> eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 本日はお休みを頂戴しておりまし… 老後は旅行 2024/04/10 12:19 本日はお休みを頂戴しておりまして、のんびりとじっくりモーサテをメモしております。 ここまでに書いた内容を第一弾として投稿します。 第一弾 ◆今朝のNY市場 ・ダウ(続落)0.02% ・NASDAQ(3日続伸)0.32% ・S&P500(反発)0.14% ・セクター別騰落率 (+)不動産1.3%、公益0.6%、生活必需品0.5% (ー)資本財−0.2%、金融−0.5% CPI発表を控える中様子見ムード。長期金利の上昇が一服したことを背景にダウは買いで始まったものの、一気に下落。徐々に上昇するもわずかに続落。NASDAQも同様の動きだったが、引け前に一気に上昇終値で3日続伸。 ◆市場の動き(野村グループ:藤井麻耶氏) S&P500は上下に大きく振れ結局ほぼフラットで引けた。指数は方向感が定まっていないが、ファクターの動きは終日長期モメンタムが弱く、ショート先行が強く推移(簡単に言えば売りが入った後押し目買いが入る動き)。CPIイベント前にホールドしていた銘柄を利益確定、ショートされていた銘柄を買い戻すポジション整理のような動き。 CPIコア指数予想(前月比)3月(予想)↑0.275% 2月(実績)↑0.358% CPIスーパーコア(前月比)3月(予想)↑0.395% 2月(実績)↑0.469% この野村グループの予想通りであれば、6月利下げは五分五分。初回利下げは7月、12月を含む年2回の利下げと見ている。 また投資家センチメントが弱気になってきていると見ている。S&P500の3ヶ月満期オプションのスキュー(プット-コール)が3月時点で稀に見る低い水準で抑えられていた。ここ最近小売を中心に多くの企業決算で消費への懸念が感じられるものが出ている。この影響から投資家センチメントが悪化、株価の高値警戒感からスキューも上昇してきている(スキューが高くなるとブラックスワンが発生する恐れが高まっているとみなされる※ブラックスワン→予想外のことが起こった時の衝撃が大きい事象のことで、だいたい株価暴落リスクを意味する) 。 (センチメントが弱まる先にあるのは)VIX指数も昨年12月を底にじわじわ上昇してきている。🇺🇸株投資家のポジショニングを見るとロング(買い)の積み増しが目立っている。ボラティリティコントロール戦略(価格変動のブレを小さくするPFを組み下落リスクを抑え高い投資効果を目指す戦略)ではこのVIX指数を指標として利用しており、これが上昇すれば利益確定売りのため米株のロングポジション減につながる。マーケットではVIXショートが溜まっており(マーケットのボラが小さい方に賭ける売買)、何らかの指数下落局面でVIXが上昇すると(ボラが大きくなると)一気にVIXショートがロスカットを迫られVIXが大幅高(さらにボラが大きくなる)となる可能性がある。そうなるとボラティリティーコントロールのロングも縮小され売りが売りを呼ぶ展開となる可能性もある。 ◆今日の予定 🇯🇵3月企業物価指数 ★🇺🇸CPI消費者物価指数 🇺🇸FOMC記事要旨(3月) CPI 前月比予想0.3% 結果?%(前回0.4%) 前年比予想3.4% 結果?%(前回3.2%) CPIコア 前月比予想0.3% 結果?%(前回0.4%) 前年比予想3.7% 結果?%(前回3.8%) →現在の状況を見るのに重要な前月比が0.3%だと年ベースで1.003^12-1≒0.037(3.7%)となりそこまで高い物価指数とまでではないため利下げ開始が遠のきそう。FRBが目指す2%インフレになるためには前月比0.16〜0.17%あたりが理想。 ⚠︎市場の動きに関しては内容が難しいため( )に簡単な私なりのおおまかな解説を加えております。 本日は何度言っても🇺🇸CPIが大注目ですが、なんとなくですが、これまでの経過から感じるのは、この結果FRBが利下げに対して後退しそうな結果が出ても、私見ですが株価には大きな影響とならないような感じもしてます。 続く
最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 投資信託(国際株式)> eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 本日はお休みを頂戴しておりまし… 老後は旅行 2024/04/10 12:19 本日はお休みを頂戴しておりまして、のんびりとじっくりモーサテをメモしております。 ここまでに書いた内容を第一弾として投稿します。 第一弾 ◆今朝のNY市場 ・ダウ(続落)0.02% ・NASDAQ(3日続伸)0.32% ・S&P500(反発)0.14% ・セクター別騰落率 (+)不動産1.3%、公益0.6%、生活必需品0.5% (ー)資本財−0.2%、金融−0.5% CPI発表を控える中様子見ムード。長期金利の上昇が一服したことを背景にダウは買いで始まったものの、一気に下落。徐々に上昇するもわずかに続落。NASDAQも同様の動きだったが、引け前に一気に上昇終値で3日続伸。 ◆市場の動き(野村グループ:藤井麻耶氏) S&P500は上下に大きく振れ結局ほぼフラットで引けた。指数は方向感が定まっていないが、ファクターの動きは終日長期モメンタムが弱く、ショート先行が強く推移(簡単に言えば売りが入った後押し目買いが入る動き)。CPIイベント前にホールドしていた銘柄を利益確定、ショートされていた銘柄を買い戻すポジション整理のような動き。 CPIコア指数予想(前月比)3月(予想)↑0.275% 2月(実績)↑0.358% CPIスーパーコア(前月比)3月(予想)↑0.395% 2月(実績)↑0.469% この野村グループの予想通りであれば、6月利下げは五分五分。初回利下げは7月、12月を含む年2回の利下げと見ている。 また投資家センチメントが弱気になってきていると見ている。S&P500の3ヶ月満期オプションのスキュー(プット-コール)が3月時点で稀に見る低い水準で抑えられていた。ここ最近小売を中心に多くの企業決算で消費への懸念が感じられるものが出ている。この影響から投資家センチメントが悪化、株価の高値警戒感からスキューも上昇してきている(スキューが高くなるとブラックスワンが発生する恐れが高まっているとみなされる※ブラックスワン→予想外のことが起こった時の衝撃が大きい事象のことで、だいたい株価暴落リスクを意味する) 。 (センチメントが弱まる先にあるのは)VIX指数も昨年12月を底にじわじわ上昇してきている。🇺🇸株投資家のポジショニングを見るとロング(買い)の積み増しが目立っている。ボラティリティコントロール戦略(価格変動のブレを小さくするPFを組み下落リスクを抑え高い投資効果を目指す戦略)ではこのVIX指数を指標として利用しており、これが上昇すれば利益確定売りのため米株のロングポジション減につながる。マーケットではVIXショートが溜まっており(マーケットのボラが小さい方に賭ける売買)、何らかの指数下落局面でVIXが上昇すると(ボラが大きくなると)一気にVIXショートがロスカットを迫られVIXが大幅高(さらにボラが大きくなる)となる可能性がある。そうなるとボラティリティーコントロールのロングも縮小され売りが売りを呼ぶ展開となる可能性もある。 ◆今日の予定 🇯🇵3月企業物価指数 ★🇺🇸CPI消費者物価指数 🇺🇸FOMC記事要旨(3月) CPI 前月比予想0.3% 結果?%(前回0.4%) 前年比予想3.4% 結果?%(前回3.2%) CPIコア 前月比予想0.3% 結果?%(前回0.4%) 前年比予想3.7% 結果?%(前回3.8%) →現在の状況を見るのに重要な前月比が0.3%だと年ベースで1.003^12-1≒0.037(3.7%)となりそこまで高い物価指数とまでではないため利下げ開始が遠のきそう。FRBが目指す2%インフレになるためには前月比0.16〜0.17%あたりが理想。 ⚠︎市場の動きに関しては内容が難しいため( )に簡単な私なりのおおまかな解説を加えております。 本日は何度言っても🇺🇸CPIが大注目ですが、なんとなくですが、これまでの経過から感じるのは、この結果FRBが利下げに対して後退しそうな結果が出ても、私見ですが株価には大きな影響とならないような感じもしてます。 続く
本日はお休みを頂戴しておりまし…
2024/04/10 12:19
本日はお休みを頂戴しておりまして、のんびりとじっくりモーサテをメモしております。 ここまでに書いた内容を第一弾として投稿します。 第一弾 ◆今朝のNY市場 ・ダウ(続落)0.02% ・NASDAQ(3日続伸)0.32% ・S&P500(反発)0.14% ・セクター別騰落率 (+)不動産1.3%、公益0.6%、生活必需品0.5% (ー)資本財−0.2%、金融−0.5% CPI発表を控える中様子見ムード。長期金利の上昇が一服したことを背景にダウは買いで始まったものの、一気に下落。徐々に上昇するもわずかに続落。NASDAQも同様の動きだったが、引け前に一気に上昇終値で3日続伸。 ◆市場の動き(野村グループ:藤井麻耶氏) S&P500は上下に大きく振れ結局ほぼフラットで引けた。指数は方向感が定まっていないが、ファクターの動きは終日長期モメンタムが弱く、ショート先行が強く推移(簡単に言えば売りが入った後押し目買いが入る動き)。CPIイベント前にホールドしていた銘柄を利益確定、ショートされていた銘柄を買い戻すポジション整理のような動き。 CPIコア指数予想(前月比)3月(予想)↑0.275% 2月(実績)↑0.358% CPIスーパーコア(前月比)3月(予想)↑0.395% 2月(実績)↑0.469% この野村グループの予想通りであれば、6月利下げは五分五分。初回利下げは7月、12月を含む年2回の利下げと見ている。 また投資家センチメントが弱気になってきていると見ている。S&P500の3ヶ月満期オプションのスキュー(プット-コール)が3月時点で稀に見る低い水準で抑えられていた。ここ最近小売を中心に多くの企業決算で消費への懸念が感じられるものが出ている。この影響から投資家センチメントが悪化、株価の高値警戒感からスキューも上昇してきている(スキューが高くなるとブラックスワンが発生する恐れが高まっているとみなされる※ブラックスワン→予想外のことが起こった時の衝撃が大きい事象のことで、だいたい株価暴落リスクを意味する) 。 (センチメントが弱まる先にあるのは)VIX指数も昨年12月を底にじわじわ上昇してきている。🇺🇸株投資家のポジショニングを見るとロング(買い)の積み増しが目立っている。ボラティリティコントロール戦略(価格変動のブレを小さくするPFを組み下落リスクを抑え高い投資効果を目指す戦略)ではこのVIX指数を指標として利用しており、これが上昇すれば利益確定売りのため米株のロングポジション減につながる。マーケットではVIXショートが溜まっており(マーケットのボラが小さい方に賭ける売買)、何らかの指数下落局面でVIXが上昇すると(ボラが大きくなると)一気にVIXショートがロスカットを迫られVIXが大幅高(さらにボラが大きくなる)となる可能性がある。そうなるとボラティリティーコントロールのロングも縮小され売りが売りを呼ぶ展開となる可能性もある。 ◆今日の予定 🇯🇵3月企業物価指数 ★🇺🇸CPI消費者物価指数 🇺🇸FOMC記事要旨(3月) CPI 前月比予想0.3% 結果?%(前回0.4%) 前年比予想3.4% 結果?%(前回3.2%) CPIコア 前月比予想0.3% 結果?%(前回0.4%) 前年比予想3.7% 結果?%(前回3.8%) →現在の状況を見るのに重要な前月比が0.3%だと年ベースで1.003^12-1≒0.037(3.7%)となりそこまで高い物価指数とまでではないため利下げ開始が遠のきそう。FRBが目指す2%インフレになるためには前月比0.16〜0.17%あたりが理想。 ⚠︎市場の動きに関しては内容が難しいため( )に簡単な私なりのおおまかな解説を加えております。 本日は何度言っても🇺🇸CPIが大注目ですが、なんとなくですが、これまでの経過から感じるのは、この結果FRBが利下げに対して後退しそうな結果が出ても、私見ですが株価には大きな影響とならないような感じもしてます。 続く