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Shivam Patel [ニューデリー 1日 ロイター] - インド気象当局によると、同国東部は4月の平均気温が28.12度と、1901年の統計開始後で最高を記録した。熱波による死者は少なくとも9人に上った。 政治専門家は、4月19日に始まった総選挙で投票率が低い理由の一つに熱波を挙げている。投票は7回に分けて行われ、6月4日に開票される。 インド気象局(IMD)は5月も気温が通常より高く推移するとの予報を出した。 IMDのムルトゥンジェイ・モハパトラ局長はエルニーニョ現象の影響や通常より少ない雷雨の発生、南東部沿岸付近で起きたサイクロン循環の逆転現象を熱波の原因として挙げた。 一方、中部と北西部は4月に雷雨が頻繁に発生したため、大部分が熱波を免れたと説明した。
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エルニーニョ現象終息へ 夏にラニーニャ可能性も 2024/04/10 16:00 (共同通信) 気象庁 気象庁は10日、南米ペルー沖の海面水温が上がる「エルニーニョ現象」が5月までに終息する可能性が高いと発表した。平常に戻った後、海面水温が低くなる「ラニーニャ現象」が夏の間に生じる確率も50%あるとしている。 気象庁によると、エルニーニョは昨年の春から続き、5月には発生確率が20%まで下がる。6月は平常の確率が70%と高いが、8月には平常とラニーニャ発生の確率が半々となる。 エルニーニョは世界的な気温上昇や異常気象の原因とされ、気象庁は春まで続く影響で、日本では今夏、猛暑になると予想している。ラニーニャは日本で夏に暑く、冬に寒くなる傾向がある。
[ブリュッセル 8日 ロイター…
2024/05/08 15:23
[ブリュッセル 8日 ロイター] - 欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」(C3S)は8日、4月の平均気温が15.03度で同月として観測史上最高となり、11カ月連続で記録を更新したと発表した。 4月を含む12カ月の世界の平均気温は、産業革命前の1850─1900年の平均を1.61℃上回り、過去最高となった。 記録的な海面水温に達した数カ月を含め極端な現象が見られたことから、科学者らは、人間の活動により気候システムが転換点に至ったかどうかの調査を開始。 サハラ砂漠南部のサヘル地域で4月に数千人の死亡につながった可能性のある熱波が発生したことなど、いくつかの特定の極端な天候について既に気候変動が原因と確認している。 気候変動は化石燃料の燃焼による温室効果ガスの排出が主な原因だが、ここ数カ月、東太平洋の海面温度が上昇するエルニーニョ現象も気温を押し上げている。 C3Sの上級気候科学者ジュリアン・ニコラス氏は、「多くの科学者が、気候システムが変化しているかと危惧していると思う」と語った。