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ターン・RC8は日野の北米向けクラス7/8トラック「XL」シリーズの4×2シャシをベースに、ヘキサゴン・プルスのゼロ・エミッション技術を組み合わせたトラックとなる。バッテリー、補機類、電動のパワーモジュールなどは専用品で、シャシは米国で組み立てを行なう。 デーナ製の電動アクスル(eアクスル)「ゼロ8」を採用し、搭載するパナソニック・エナジー製のバッテリーは当初は日本で製造するが、2026年からはカンザス州デソトでの製造に移行する。従って将来的にはほぼ米国製のトラックとなる予定だ。なお、パナソニック・エナジーによると、同社の車載用リチウムイオン電池が商用車に搭載されるのは、これが世界初とのこと。 ターンのトラックは米国日野のインフラとサポートを活用しながら、専門のディーラーを通じて販売される。RC8の量産開始は2024年後半を予定している。 このローンチはカリフォルニア州の「アドバンスト・クリーン・フリート(ACF)」規制に合わせたもので、同州の運送会社は特定の用途においてフリートの一部をゼロ・エミッション車(ZEV)にしなければならない。ACF規制は同州のACT規制を更に強化したもので、ZEVの割り当て比率は徐々に引き上げられる。 米国の大型トラックは長距離輸送用の6×4トラクタが主流だが、都市部での集配送などもACF規制の対象となり、こうした用途では日野が得意とする小回りが利く4×2シャシの利点も多い。
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日野自動車が北米向けのゼロ・エミッションブランド「ターン」(Tern)を発表、併せて大型BEVトラックの「RC8」を公開した。新ブランドは提携するノルウェーのヘキサゴンプルスと共同で運営する。 RC8ではパナソニック・エナジー製の車載用リチウムイオン電池が、世界で初めて商用車に採用された。バッテリーは当初日本で製造するが、2026年以降はシャシ、電動アクスルともども米国内で製造する予定だ
RC8ではパナソニック・エナジ…
2024/05/24 12:33
RC8ではパナソニック・エナジー製の車載用リチウムイオン電池が、世界で初めて商用車に採用された。 世界初らしいな🥸