検索結果 スレッド コメント 最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 医薬品> エーザイ(株) このメタ解析論文は初めて知りま… 18c***** 2024/06/07 21:40 このメタ解析論文は初めて知りました。 教えていただき、ありがとうございます。 確かに今レカネマブを『特効薬』と考えている人は少ないと思います。 ただ、たとえ効果が僅かだとしても、初めて世の中に出てきてくれた自体が重要で、今後研究が進むことで、より効果の高い、副作用の少ない薬が出てくるかもしれません。それがエーザイからかどうかはわかりませんが、そのきっかけを作ってくれたのは確かです(世に認められないと、その後の研究費も出ませんしね) 個人的に最も大事なのは投与時期だと思います。発症、進行してからでは効果は限定的、というのは確かで、プレクリニカルの段階で投与できたら理想です。 最近東大から血液検査でアミロイドを検出できるという論文が出ました。夢物語かもしれませんが、近い将来60歳になったら健診で血液検査を受けて、将来アルツハイマーになりやすいかも!となったらレカネマブ(改)を投与して認知症になるリスクを大幅に減らす、という流れになると良いですね(以前も書きましたが) なおアミロイド仮説については、論文の捏造は許されざることですが、この論文の他にもオリゴマーの神経毒性について証明された論文はいくつもあり、アミロイド仮説はまだ根強く残っています。研究者は皆負けず嫌いなので、そうそう諦めません。 APOE遺伝子というのはご存知でしょうか?アミロイドβの蓄積凝集に関わる蛋白で、ε4ホモの方は、ε4がない方に比べなんと12倍も認知症発症リスクがあります。このことからもアミロイドβが発症と無関係とは考え難いです。もちろん認知症というのは単一の原因で発症するわけではなく、35万人のデータから得られた若年性認知症のリスクは、リスクの高い順に起立性低血圧、うつ病、アル中、脳卒中、APOE遺伝子、社会的地位、糖尿病、心臓病、ビタミンD欠乏、聴覚障害、CRP高値、社会的孤立、です。 生活習慣で予防できそうな項目もあると思いませんか? 長文失礼しました。
最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 医薬品> エーザイ(株) このメタ解析論文は初めて知りま… 18c***** 2024/06/07 21:40 このメタ解析論文は初めて知りました。 教えていただき、ありがとうございます。 確かに今レカネマブを『特効薬』と考えている人は少ないと思います。 ただ、たとえ効果が僅かだとしても、初めて世の中に出てきてくれた自体が重要で、今後研究が進むことで、より効果の高い、副作用の少ない薬が出てくるかもしれません。それがエーザイからかどうかはわかりませんが、そのきっかけを作ってくれたのは確かです(世に認められないと、その後の研究費も出ませんしね) 個人的に最も大事なのは投与時期だと思います。発症、進行してからでは効果は限定的、というのは確かで、プレクリニカルの段階で投与できたら理想です。 最近東大から血液検査でアミロイドを検出できるという論文が出ました。夢物語かもしれませんが、近い将来60歳になったら健診で血液検査を受けて、将来アルツハイマーになりやすいかも!となったらレカネマブ(改)を投与して認知症になるリスクを大幅に減らす、という流れになると良いですね(以前も書きましたが) なおアミロイド仮説については、論文の捏造は許されざることですが、この論文の他にもオリゴマーの神経毒性について証明された論文はいくつもあり、アミロイド仮説はまだ根強く残っています。研究者は皆負けず嫌いなので、そうそう諦めません。 APOE遺伝子というのはご存知でしょうか?アミロイドβの蓄積凝集に関わる蛋白で、ε4ホモの方は、ε4がない方に比べなんと12倍も認知症発症リスクがあります。このことからもアミロイドβが発症と無関係とは考え難いです。もちろん認知症というのは単一の原因で発症するわけではなく、35万人のデータから得られた若年性認知症のリスクは、リスクの高い順に起立性低血圧、うつ病、アル中、脳卒中、APOE遺伝子、社会的地位、糖尿病、心臓病、ビタミンD欠乏、聴覚障害、CRP高値、社会的孤立、です。 生活習慣で予防できそうな項目もあると思いませんか? 長文失礼しました。
このメタ解析論文は初めて知りま…
2024/06/07 21:40
このメタ解析論文は初めて知りました。 教えていただき、ありがとうございます。 確かに今レカネマブを『特効薬』と考えている人は少ないと思います。 ただ、たとえ効果が僅かだとしても、初めて世の中に出てきてくれた自体が重要で、今後研究が進むことで、より効果の高い、副作用の少ない薬が出てくるかもしれません。それがエーザイからかどうかはわかりませんが、そのきっかけを作ってくれたのは確かです(世に認められないと、その後の研究費も出ませんしね) 個人的に最も大事なのは投与時期だと思います。発症、進行してからでは効果は限定的、というのは確かで、プレクリニカルの段階で投与できたら理想です。 最近東大から血液検査でアミロイドを検出できるという論文が出ました。夢物語かもしれませんが、近い将来60歳になったら健診で血液検査を受けて、将来アルツハイマーになりやすいかも!となったらレカネマブ(改)を投与して認知症になるリスクを大幅に減らす、という流れになると良いですね(以前も書きましたが) なおアミロイド仮説については、論文の捏造は許されざることですが、この論文の他にもオリゴマーの神経毒性について証明された論文はいくつもあり、アミロイド仮説はまだ根強く残っています。研究者は皆負けず嫌いなので、そうそう諦めません。 APOE遺伝子というのはご存知でしょうか?アミロイドβの蓄積凝集に関わる蛋白で、ε4ホモの方は、ε4がない方に比べなんと12倍も認知症発症リスクがあります。このことからもアミロイドβが発症と無関係とは考え難いです。もちろん認知症というのは単一の原因で発症するわけではなく、35万人のデータから得られた若年性認知症のリスクは、リスクの高い順に起立性低血圧、うつ病、アル中、脳卒中、APOE遺伝子、社会的地位、糖尿病、心臓病、ビタミンD欠乏、聴覚障害、CRP高値、社会的孤立、です。 生活習慣で予防できそうな項目もあると思いませんか? 長文失礼しました。