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良かったですね〜🤩👍 ↓ ノババックス (NVAX)は次のモデルナになる可能性があるか? サノフィはNVAXのワクチンの強みを信じている NVAXとモデルナ (MRNA 0.17%) は、パンデミック初期のほぼ同時期にコロナウイルスワクチン競争に参入し株価は急騰した。実際、NVAXが最も上昇した2020年には比較して2,700%上昇した。モデルナでは400%増加した。投資家は各社コロナウイルスワクチン候補と、数十億ドルの収益に賭けていた。 モデルナは善戦し、製薬大手ファイザーとワクチン市場を支配し、年間ワクチン収入180億ドルにも上った。その後、株価はピーク時から下落したが、依然として5年間で400%以上上昇している。そしてモデルナの堅実な後期段階のパイプラインと、今後5年間で最大15の新製品を提供する約束は、さらなる利益が期待できる。 NVAXはコロナウイルスワクチン市場への参入が遅れ、最大の収益機会を逃した。これは投資家を失望させ株価は高値から90%以上急落した。だが最近のニュース、製薬大手サノフィとの大規模な提携とNVAXによる新ワクチン候補の進歩は、明るい未来日を示唆している。NVAXの急騰はワクチン市場でシェアを切り開き、次モデルナの可能性があるか? 先週、NVAXはサノフィと12億ドルの提携を発表。 製薬大手は、NVAXのコロナウイルスワクチンを共同商品化し、NVAXのマトリックス-Mアジュバント技術を自社のワクチンに使用する権利として、NVAXに前払いで5億ドルを支払う。この契約は、NVAXに対する潜在的なマイルストーンとロイヤルティの支払いが含まれ、サノフィは、このバイオテクノロジー企業の株式の5%近く取得。 サノフィが世界で最も売れているインフルエンザワクチンを製造し、一般ワクチン市場のリーダーであることを考慮すると、これはNVAXにとって革新的なパートナーシップを意味する。そしてタイミングも完璧だ。NVAXの期待外れのコロナウイルスワクチンで、近年は全般的な財務問題が発生し、昨年にはNVAXは事業継続能力に疑問さえ抱いた。そこで同社はコスト削減計画を開始、人員を削減、経費を数億ドル削減した。 一方、NVAXのコロナウイルスとインフルエンザの混合ワクチン候補と単独のインフルエンザワクチン候補は臨床試験で良好な成績を収め、同社は来秋のワクチン接種シーズンに現行のコロナウイルスワクチンの売上増の計画を立て始めた。 現在、NVAXの治験ワクチンの強み、コスト削減の進展、サノフィとの契約は、バイオテクノロジー企業にとって重要な転換点となった。 サノフィとの合意を受け、NVAXは倒産危険は回避した。 しかし、NVAXがモデルナのようにコロナウイルスワクチン市場のリーダーになれる可能性があるのか? まず、モデルナの当初の売上増加とその後の株価パフォーマンスは、パンデミック初期、かなり特殊な時期に起こった事が重要です。よって、現在NVAXやモデルナに同レベルのパフォーマンスは期待出来ない。 しかし、NVAXはサノフィのインフルエンザ市場における専門知識のお陰で、コロナウイルスワクチン市場で相応のシェアを獲得する可能性があると考える。サノフィには、NVAX製品を医療提供者の注目を集める商用インフラと経験がある。 また、NVAX製品は、ModernaやPfizerワクチンの新しいmRNA技術ではなく、従来ワクチン技術に基づいている。その為、mRNAワクチンで副作用や、より伝統的なワクチン接種アプローチを好む人にとって魅力的である。 さらに良いニュースとして、サノフィとの契約は、財務的な観点から、NVAXが混合ワクチン候補と単独のインフルエンザ候補を前進させるのに役立つ。 ワクチン販売の好調とワクチン開発プログラムから前向きな報告の可能性で、今後数カ月でNVAXの株価が上昇し、市場価値が上昇する可能性がある。 しかし、NVAXが次モデルナにはならない。同社パイプラインは依然限られており、潜在的な混合ワクチンとインフルエンザワクチンに焦点を当てているからだ。 対照的に、モデルナ社は 40 を超える候補品をパイプラインに抱え、今後数年以内にいくつかの製品を発売する予定だ。 だからといってNVAXを避けるべき銘柄という訳ではない。 このバイオテクノロジー企業は、サノフィとの新契約で、回復に向かい、長期的に売上を押上げる可能性のある重要な同盟である。 そのため、たとえワクチンの売上が急増しなくても、徐々に売上が増加し、収益状況が改善する可能性がある。このため、NVAXは今日購入し、新しいストーリーが展開すると長期的保有にたいへん興味深い株です。
第一三共はクオリプス」に出資し…
2024/06/08 16:04
第一三共はクオリプス」に出資し、全世界での販売オプション権を獲得し、共同で開発を進める。 全世界での販売オプション権を獲得しているなら、出資していても、当然、そのうちマイルストーン契約も行われると予想する。 第一三共は世界販売で膨大な利益を得る事が出来る。マイルストーンがゼロならクオリプスのベンチャーの意味が薄れて来る。 しかし、未だマル秘なのかクオリプスからマイルストーンのマの字も出ていない。普通なら治験の時からマイルストーン契約が発生し、進展毎に支払われる。第一三共とは治験のずっと前から一緒にやって来ているので、マイルストーン無しで、その代わり、クオリプスから購入する時は通常より高く購入する事になっていれば話は別だと思う。 マイルストーンの例 Heartseed株/ノボノルディスク 「第4回IP BASE AWARD」スタートアップ部門でグランプリを受賞したHeartseed株式会社は、大手製薬企業ノボノルディスク A/Sと国内バイオベンチャー史上最高額となる一時金・マイルストーン総額約6億ドル(その当時約840億円)でライセンス契約を締結している。 【一時金で840億円だから、その次とその次の金額は?、合計で幾ら❓】 記事をピックアップして見ると、 ノボ社との交渉は非常にタフな経験だった。 日本の製薬会社との交渉で先方からきた質問は200~230間程度。対して、ノボ社からの質問は2000問を超えました。 2000もの質問に答えられたのは、それまでスタートアップらしからぬ規模で進めていた多数の企業との共同研究のおかげだという。 再生医療には、培地、培養の容器、保存溶液、器具や装置、患者への移植デバイスなど、さまざまなものを使う。そのため、素材からハードウェアまで幅広い分野の企業が関わっており、共同研究は不可だ。各ステップでの深い研究のため、さまざまな連携を積み重ねてきた結果が、大型提携として結実した。 ................. 上記に述べてある通り共同研究が不可欠です。 クオリプスも下記の様に共同研究する事で進行しています。 クオリプスは中之島未来医療国際拠点(NakanoshimaQross)にコンソーシアムを発足しました。 細胞の大量製造は多様かつ複雑な工程で構成されることから、製造装置及びシステム、そこで利用されるデバイス、原材料等のアプリケーションの開発において、様々な企業が持つ技術や知見を結集する必要があるからです。こうした技術を確立することにより、様々なバイオベンチャーに対しても、協力体制を構築することが可能になります。 ★ノボノルディスク (時価総額約85兆円) ★第一三共 (時価総額約11兆円) デンマークのノボノルディスク は第一三共の約8倍の時価総額。日本の製薬会社の規模がいかに小さいか理解出来ると思う。何故小さいかここでは省略するが、一言、今の様に薬で外国に侵略される事に危機感が無い平和ボケだった。 さて、第一三共はクオリプスに幾らのマイルストーンを支払う事が出来るのだろう。 iPS心筋細胞シートだけの契約なのか、それとも他のパイプラインも含むのかどうかによって変わって来るだろう。 少なくとも数百億円のマイルストーンは期待出来るのでは無いだろうか。