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アトラスコプコ株式会社とフロードリルスクリューに関する 共同特許及び意匠出願を行いました。 スウェーデンに本拠を置く大手産業機械企業の Atlas Copco ab のグループであるアトラスコプ コ株式会社とフロードリルスクリューに関する共同開発を行い、日本国における特許申請と意匠 申請を行いました。 フロードリルスクリュー、アルミ板や高張力鋼板を接合する際に用いられます。一般的なねじ やドリルねじと異なり、相手材や接合する板に穴なく、片方向から専用の機器を使用し、高 回転で相手材を溶かし変形させながらねじ込み接合する技術です。欧米で自動車産業を中心 に用いられており、日本でも最近注目されている技術です。 このフロードリルスクリューを用いると、コスト面で下穴加工や穴の位置決めなどの時間や手 間を省くことができます。機能面で軽いアルミ板と高強度の薄い鋼板を張り合わせて、EV のフ レームやバッテリースなど、強度を担保した軽量化を実現することができます。 しかし、下穴の無い状態で従来のフロードリルスクリューを使用すると、被締結材と相手材の間 に空洞や隙間ができ、これら2つの材料を留めているだけの状態となり、接合に必要とされる締結 力や貼り合わせる力が本当に得られているかどうか疑問が残る場合もありました。 今回共同開発されたフロードリルスクリュー特殊なねじ山の配列を持ち、この課題を克服して います。 今後、日本における権利取得の可能性を確認しながら広く出願の方向性を検討してまいりま す。
フロードリルスクリュー、アル…
2024/05/20 13:33
フロードリルスクリュー、アルミ板や高張力鋼板を接合する際に用いられます。 一般的なねじやドリルねじと異なり、相手材や接合する板に穴なく、片方向から専用の機器を使用し、高回転で相手材を溶かし変形させながらねじ込み接合する技術です。 欧米で自動車産業を中心に用いられており、日本でも最近注目されている技術です。 このフロードリルスクリューを用いると、コスト面で下穴加工や穴の位置決めなどの時間や手間を省くことができます。 機能面で軽いアルミ板と高強度の薄い鋼板を張り合わせて、EV のフレームやバッテリースなど、強度を担保した軽量化を実現することができます。 しかし、下穴の無い状態で従来のフロードリルスクリューを使用すると、被締結材と相手材の間に空洞や隙間ができ、これら2つの材料を留めているだけの状態となり、接合に必要とされる締結力や貼り合わせる力が本当に得られているかどうか疑問が残る場合もありました。 今回共同開発されたフロードリルスクリュー特殊なねじ山の配列を持ち、この課題を克服しています。 今後、日本における権利取得の可能性を確認しながら広く出願の方向性を検討してまいります。 普通に買いやね