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投稿コメント一覧 (6コメント)

  • 日医工商品の専門の卸会社、「日医工新和」が7月末で倒産・・・?

  • 440ですが、好評につき最後にもう一度だけ投稿させていただきます。
    私は人口15万人程度の市の基幹病院の薬剤部で働いております。
    その為、町の薬局からの苦情や経営状況の変化などの情報が上がってくるので、一般の投資家さんよりは
    生の情報が入りやすい位置にいると自負しています。

    少し前の投稿の「日医工から別のメーカーに変えるのが手間」という内容の書き込みがありましたが、
    正にその通りです。各診療科の医師と会議を重ねて了承してもらわないといけません。
    しかし、国立や公の運営の税金でどうにでもなる病院ならともかく、民間で運営している病院では確実に
    利益を出さないといけないのです。

    下の投稿で利益の計算をされている方がいましたが、私の表現が悪かったようなので具体例を出して補足します。

    16.3月まで(だいたいこんな感じだと思います。卸の利益や消費税は割愛)
    日医工製品  薬価10円  納入価6円   病院の利益4円   製薬メーカーの利益3円 
    サワイ製品  薬価12円  納入価11円   病院の利益1円   製薬メーカーの利益8円
    サンド製品  薬価10円  納入価6円   病院の利益4円   製薬メーカーの利益3円
    トーワ製品  薬価12円  納入価8円   病院の利益4円   製薬メーカーの利益5円

    16.4月から(薬価は20%減、日医工のみ納入価を下げない。むしろ上げてきた)
    日医工製品  薬価8円  納入価7円   病院の利益1円   製薬メーカーの利益4円 
    サワイ製品  薬価10円  納入価9円    病院の利益1円   製薬メーカーの利益6円
    サンド製品  薬価8円  納入価4円   病院の利益4円   製薬メーカーの利益2円
    トーワ製品  薬価9円  納入価5円   病院の利益4円   製薬メーカーの利益3円

    日医工の品質は後発メーカーとしても中の中。リマプロストアルファデクスなどの日医工くらいしか
    選択肢がない製品もあるので多少は残しますが、他はどんどん他のメーカーに変える予定。
    これからはほとんどの病院・薬局でそうなっていくよ。しばらくは「他のメーカーに変えるのが手間」で
    済むかもしれない。上記のように日医工の利益は上がるので補えるだろう。
    1年後の結末は、直近1~2ヶ月の沢井・東和の株価上昇と、日医工の株価下落で予想できるでしょう?

  • 440だけど
    購入者=服用する患者にとって、一番大事なのは何だと思いますか?
    何か月も飲み続けてその後に検査値を精査した結果だと思いますか?
    大事なのは見た目と味。あとはメーカーの知名度。
    日医工は素人からは認知されていない。

    例えばクラリスロマイシンの錠剤。
    日医工の製品は口に含んだ瞬間から僅かに苦みが出てくる。トーワの製品は
    丁寧なフィルムコーティングがされており、しばらく舐めていないと
    苦みは感じない。

    例えばアトルバスタチンの錠剤。
    日医工の商品は雑な打錠で視認性(見ただけで何の錠剤か判断できるか)
    が悪い。小林化工の商品は錠剤一つ一つに薬品名が印字されていて、
    眼の悪い素人が見ても瞬時にその薬だと判断できる。
    しかも錠剤も遥かに小さく、飲みやすい。

    例えばランソプラゾールOD錠。
    トーワの商品は味もよく、見た目も味も先発品以上。
    日医工のやつは口の中での溶解も遅く、味も一段落ちる。

    そもそも、日医工のヒート(錠剤が入っているプラスチックの入れ物)は、
    作りが雑なんだよね。
    患者に「ジェネリックに変更しました。効果は同じです」と説明するときに
    説明する側でも「この安っぽい入れ物で大丈夫か?」と思っちゃうレベルさ。

  • 439はガチの素人なんだね。かわいいね。丁寧に教えてあげよう。

    日本の医療制度では、処方箋医薬品を販売するとき「○○円で販売しないといけない」というのが品目ごとに
    決められている。この国が決めた価格設定を薬価という。

    同じ成分の薬でもジェネリックの医薬品は何種類もあって、薬局はその中からある程度は好きなメーカーの物を選択できる。(患者や医師が拒否しない限りね)
    ということは、薬局側から見たら品質がいい物か、利益率の高いジェネリックメーカーの薬しか採用しないのよ。

    メーカーごとの特色
    沢井=品質がよいが値引きをしてくれない(例・薬価10円の薬を9円で仕入れられる)
    日医工=品質は良くないが対薬価納入価が安い(例・薬価10円の薬を5円で仕入れられる)
    東和=品質がよい。大量に仕入れると値引きが日医工並みになる。

    今までは日医工の薬は平均で対薬価納入率60%以下(売価1000万円分の薬を600万円で仕入れられた)だったんだけど、4月の薬価改正で対薬価納入率を85%近くまで上げてきたんだ。結果的に使えないメーカーになったんだ。

    今まで採用していた病院や薬局が、どんどん採用メーカーを変更している。新規で採用するところなんてほとんどない。わざわざ採用メーカーを変えるのが面倒だから変えない医療機関もあるだろうけど、普通はもっと安く仕入れられるメーカーか、品質のよい沢井・東和に切り替える。これが医療機関の経営陣の本音だよ。

  • >435
    ヒントは納入価。
    今まで対薬価50%で仕入れてた薬が、4月から対薬価85%になった。
    結果的に日医工は採用メーカーから外された。これはほとんどの病院・薬局でのアルアルだよ。
    本当かどうかは自分で調べてみてよ。

  • 医療関係の仕事をしているなら判るだろうが、今期の日医工の売り上げは激減する。
    ただし、利益率はかなり改善すると思われる。
    さて、株価はどうなりますかね?

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