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日医工(株)【4541】の掲示板 2016/02/11〜2016/08/26

439はガチの素人なんだね。かわいいね。丁寧に教えてあげよう。

日本の医療制度では、処方箋医薬品を販売するとき「○○円で販売しないといけない」というのが品目ごとに
決められている。この国が決めた価格設定を薬価という。

同じ成分の薬でもジェネリックの医薬品は何種類もあって、薬局はその中からある程度は好きなメーカーの物を選択できる。(患者や医師が拒否しない限りね)
ということは、薬局側から見たら品質がいい物か、利益率の高いジェネリックメーカーの薬しか採用しないのよ。

メーカーごとの特色
沢井=品質がよいが値引きをしてくれない(例・薬価10円の薬を9円で仕入れられる)
日医工=品質は良くないが対薬価納入価が安い(例・薬価10円の薬を5円で仕入れられる)
東和=品質がよい。大量に仕入れると値引きが日医工並みになる。

今までは日医工の薬は平均で対薬価納入率60%以下(売価1000万円分の薬を600万円で仕入れられた)だったんだけど、4月の薬価改正で対薬価納入率を85%近くまで上げてきたんだ。結果的に使えないメーカーになったんだ。

今まで採用していた病院や薬局が、どんどん採用メーカーを変更している。新規で採用するところなんてほとんどない。わざわざ採用メーカーを変えるのが面倒だから変えない医療機関もあるだろうけど、普通はもっと安く仕入れられるメーカーか、品質のよい沢井・東和に切り替える。これが医療機関の経営陣の本音だよ。