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投稿コメント一覧 (877コメント)

  • 2月7日の3Q投資家向け説明会資料。制度会計の連結財務諸表ではなく、戦略的持ち株会社であるSBGには、LTV・公正価値・受取配当金・EXITによる実現益等がより重要であると明記。決意と希望を見る思い在り。この掲示板でも、旧来の連結純有利子負債・のれん・支払利息などの議論をやめて、これからは、株式価値にかかわる議論をしようではありませんか。

  • >>No. 855

    基本的には同意します。ただし、幾つかの不安材料があります。そのすべては書ききれないので、まず一つだけ述べます。
    それは、SVFの投資の評価が、取得原価ではなく公正価値によって行われていることです。3Qの投資家向け説明会資料では、SVFの投資額が約6兆円であり、その公正価値額は約7兆円でした。差引1兆円がPL営業利益に計上され、そのうちSBG帰属分数千億円が企業価値25兆円に含まれています。
    これを計上しているのはIFRSが認めているからです。しかし、伝統的な会計の常識では、未実現・未販売の利益は計上できません。まだ売ってもいない株・手持ちの株に含み益があるからと言って、それを儲かったとすることは、会計以前の感覚的にも疑問が生ずるのではないでしょうか。
    さらに、SVFの投資先は、レイトステージにあるとはいえ未上場であり市場価格がありません。市場価格がついていない株式の「公正価値」を、どのように求めるのか。上記の資料では取引事例法その他を総合して求めること、社内の審査を経ること、監査法人のレビューを受けることが述べられています。だが、お手盛りの危険を感じます。公正価値の評価には投資先の近未来の動向の予測が不可欠であるが、監査法人が未来事項について監査することなどできないと思うからです。
    このような未上場株式の公正価値評価についての、疑義あるいは不安が、SBGの株価にも影響していると思います。孫さんや担当者には、このような不安をなくするような、より丁寧な説明をしてもらいたいと思います。
    皆さんのご意見をお聞かせください。

  • 掲示板が明るくなりましたね。何よりです。


    今回の孫さんのプレゼンの中でサプライズだったのは、KK株の一部売却による収入の使途を明確にし、その中に、再投資だけでなく、債務の返済と自社株買いが含まれていたことではないでしょうか。今回、このような使途であった、そうすると次回・次々回も同様ではないのか、そうであれば安心・期待できるという思いを起こさせたのだと考えます。


    一方で、戦略的持ち株会社であることは以前から述べられていたことで、特に目新しいものではありません。また、連結決算書上の債務や支払利息の額が、SBGの負担額にはならないことも、従来通りでしょう。但し、そのことを声に出してはっきりと説明したことで、新規の事柄のようなインパクトを与えたかもしれません。
    掲示板の雰囲気は、むしろこのことを慶事としているようで、そのことに、何か勢いに流されているような恐れを感じます。


    どうぞご意見を拝聴させてください。

  • >>No. 16705

    横から申すようで恐縮ですが、EPS,PERなど、損益計算書の利益を用いた指標が、SBGの業績評価に役立つのでしょうか?

    例えばSBKK株の一部売却による利益は、支配関係が継続するのでという理由で、損益計算書には計上されず、貸借対照表の純資産の中の資本剰余金の増加として処理されています。PER,EPSなどの P が、高くならないのです。

    その他にも、旧来の分析手法をほぼ無意味にする要素がたくさんあるように思います。件のSBKK株売却のキャシュインが、同様の理由によって、投資CFしたがってFCFではなく、財務CFのインとされているなど。

    旧来の分析手法は、もはやSBGには使えない。私はそのように感じています。

    投資の公正価値評価の妥当性と総CFの動向を吟味すること。SBGの分析は、これしか無いのでは。

    皆さんのお考えを教えていただければ幸いです。失礼しました。

  • >>No. 17672

    SBG単体の財務諸表からは、2年前に

    関係会社受取配当金 2兆9000億円

    が読み取れるようなので、初めてのことではないと思われます。

    また、 連結上は相殺消去されるのでは。

    ただし、今回の投資家向け説明会の資料を読むと、今後は、連結ではなく
    単体重視の由。もしかすると、配当方針の変更につながるのかも。

    それにしても、夢のある、明るい会社ですね。

  • >>No. 20479

    譲渡所得等の選択に関する住民税の申告書、

    いわば「譲渡所得等を申告しない旨の住民税申告書」とでも呼べそうなものですが、

    この申告書の提出を検討されてはいかがでしょうか。

  • >>No. 20759

    その人によって、かなりの節税になる場合があると考えます。
    少し丁寧に、私の知るところを申します。

    すでに源泉分離課税されて、納税関係が一旦確定している所得(源泉あり
    特定口座の株式譲渡所得と配当所得)を、確定申告で精算するかどうかは、
    納税者の任意です

    これを所得税の確定申告に含めれば、その結果、少なくとも四つの税目に
    影響があります。ご指摘の所得税・住民税・国民健保税と、65歳以上の
    介護保険料です。

    確定申告するか否かという意思表示ですが、一昨年に出された通達によって、
    所得税と住民税とで異なる意思表示をすることが、実務上も認められました。

    所得税の申告で、例えば配当所得を申告したとします。
    それに加えて、住民税の申告書、いわば「所得税申告では配当所得を申告
    しましたが、住民税の申告ではそれを取り下げます旨の申告書」を提出することができるようになりました。

    これによって、相当額の節税につながる場合もあると存じます。逆に
    増税になってしまう場合も。
    いずれに転ぶかは、その方の所得など、個人の事情ごとに事なると存じます。

    なお、この住民税の申告書の提出期限ですが、3月15日ではなく、
    住民税通知書の送達前まで、とする地域もあるようです。

    以上です。
    お役に立てれば幸いに存じます。

  • >>No. 37021

    知るところを、いくつか、要点だけ述べます。

    1 純有利子負債は、負債から現金を除いた概念です。

    2 SOTPに含まれるSVF投資額は、投資先の公正価値の全額ではなく、SBGに
    帰属する分のみです。

    3 企業評価額は税引き前のものであると説明されています。ここからは私見です
    が、税引き前で評価して良いと考えます。

    4 ユニコーンとは、一般に公正価値評価額が10億ドル超の未上場企業をいう、
    と解します。SBGの投資先のうちユニコーンは数社にとどまるかと。


    互いに切磋琢磨できればありがたく存じます。
    お気づきのところを、また教えてください。

  • 2010年に公表した新30年ヴィジョンでは、時価総額を、当初の2.5兆円から、30

    年で、少なくとも200兆円にする、とされていました。10年ごとに、4倍から5

    倍にしようというものです。

    その最初の10年の予定が、今回の上昇で、前倒しで実現される可能性が高くなった

    と考えます。


    まだ一里塚で、先は長いです。

    落ち着いて、遠くを見て、ゆっくり、長期投資をしようと思います。

  • 「ファンドの上場」とは、いったい何が上場することなのでしょうか。

    出資とその運用結果としての保有財産の総体(いわゆるファンド)が上場するのでしょうか。

    それとも、運用する主体(ラジーブ・ミスラを含む人的法人組織体)が上場するのでしょうか。

    最初は、当然に前者の意味だと考えました。

    しかしSBGの連結決算では、SVFの外部出資者持分については、純資産の少数株主持分ではなく、負債とされています。これとの整合を考えると、後者の意味で捉えられ、この方が、法人組織体の上場という点では分かりやすいと思います。

    そして、その場合は、SBKKと同様に、100%所有子会社の上場になるのかな、とも思えます。

    SBGの活動を理解するのは、ますます大変になっていきそうですね。楽しみながら、頑張っって勉強しようと思います。

    皆さんのご意見をお聞かせください。よろしくお願いします。

  • >>No. 47150

    お二人とも、有用な情報をありがとうございました。

    ディープコア、いいですね。

    CEOも実力者だし、日本には投資しないのか、という指摘に対する、孫さんの一つの回答を見た気がします。

    カーネル本郷とか、九州のドクターベンチャーとか、何か、 平成の間ずっと日本を
    覆っていた闇に、夜明けの光が差してきたような気がします。

    令和は、きっと良い時代になりますよ。

  • >>No. 49002

    スプリントの公正価値は、スプリントの純資産を下回った。

    だからスプリント単体では減損損失を計上する。


    が、スプリントの公正価値のうちSBG持分は、

    SBGが所有するスプリント株式の連結上の簿価を上回っている。

    だから、SBG連結決算では、減損損失を計上しない。


    とういことかと理解します。

  • >>No. 51219

    よくわからないのですが、

    株主としての権利が確定するのは、

    売買日から2営業日を経過した日

    というようなルールがあったように記憶するので

  • 次のように理解しています。

    この20年ほど、インターネット・トラフィック(世の中の情報通信の総量)の増加にともなって、SBGの株主価値が増加してきた。

    前者はこれから、二次関数的に増えて行く。だから、後者も、今までよりもずっと大きく増える可能性がある。

    それを確実なものにするために、ヴィジョンファンドを利用して、軍戦略を展開している。
    ファンド1が終了に近づき、手持ち株の投資額約6兆円の評価額は7兆円強になっている。間を空けずに、ファンド2に着手する。

    今のところは未実現の評価益を先行計上しているが、いずれはエグジットによる実現益が、手持ち株の評価益を上回り、投資キャシュフローが、安定して大きなプラスになる時が来る。


    政治マターによって影響を受けることもあるが、トラフィックの増加という革新のもとでは、一時的なノイズに過ぎない。

  • >>No. 54135

    > 決算短信ではUberについては3月末に4,181億円の評価益を計上済ということですが、これは保守的な見積のようで、今朝の日経報道の公開価格に基づく評価益6,100億円ということであれば、上場初日の終値でも未だ余裕があるようにも見受けられ、今期1Q決算でも評価益の増加が見込まれるのではないでしょうか。
    > 今後の同社株式の上昇に期待したいところです

    izuさん、ありがとうございます。

    低めの市場評価で始まったウーバー。未実現評価益の戻入れが必要か否か、少し気になることですね。

    ご指摘の4000億円余は、19年3月期のPL計上額ですが、すでに18年3月期において、ヴィジョンファンドからではなくSBG本体から、ウーバーとディディに、総額
    1兆3000億円余が投資されているようです。

    含み益計上が差額補充で行われていれば、18年3月期の含み益計上額も加算して判断する必要があると思い、PLのFVTPLあたりを調べてみましたが、わかりませんでした。

    18年3月期のウーバー評価益はゼロなのかも知れませんね。あの低い市場価格の下でも、評価益の追加計上ができるのだと、推定しておきます。

    未来に期待です。

  • >>No. 54756

    小江戸っ子さん、こんにちは。
    長い間、あなたの投稿を読ませてもらっています。

    川越も、本日は陽光うららかでしょうね。
    こんな時は、本丸御殿の中庭を眺めて過ごしたいものです。
    木目が浮いて足の裏に食い込む、あの廊下が、大好きです。

    お互いに、元気でやりましょう。

  • >>No. 54793

    shiさん、こんにちは。

    > 結局、昨日、ホルダーさんに投げかけた疑問に、誰一人としてまともに答えられなかったね。だからお花畑だと言っている。
    > ソフトバンク上場前の数年間のSBGとの間の資金や負債の移動を見れば、「おかしい」と誰でも感じるでしょ?利益相反でもあるよ。
    > で、今回のプレゼンで、ソフトバンクの負債はSBGとは関係ないからソフトバンクの責任みたいなこと言ってるでしょ。元々SBGの負債の付け替えなのに。

    次のように理解しています。

    元々、KKはSBGからの借入金があった。
    KKは、上場に先立って、親子会社間の債権債務を整理するために、
    他から借り入れて、SBGからの借入金を返済した。

    ご参考になれば幸いです。

    なお、一連のご質問への返答は、これで最後にさせていただきます。

  • >>No. 54909

    gypさん、こんにちは。

    異論歓迎とのことなので、一つだけ申し上げます。

    > しかもこれには、携帯事業の販促に近い親子上場の2兆円の売却の上場収益を含んでいます

    これについて、次のように理解しています。

    SBKKは、上場後もSBGの子会社であり続けます。
    そのため、株式売却益は、損益計算書に計上されて利益となるのではなく、
    貸借対照表の資本剰余金の増加とされます。
    また、同様の理由から、キャシュフロー表においては、財務キャッシュフローに表示されます。

    決算短信の4,40,45ページでご確認ください。

    私の誤解であればご容赦ください。

  • 株主価値と決算書

    孫さんが最初に株主価値を提唱したのは、昨年6月の株主総会だった。そのときは、そういうものもある、という程度だったと思う。

    今年2月の説明会では、連結決算書はあまり重要ではないと言い、翌日の投資家向け説明会の資料では、重要なのは株主価値と単体BSの一部のみとされた。

    今回の5月の説明会では、さらに先鋭化して、株主価値だけが重要で、連結決算書は
    どうでも良いと言わんばかりであった。

    確かに、SBGの連結決算書は、難しすぎる。一般人だけでなく、多くのプロにとっても、通常の理解努力の限度を超えているだろう。

    世の中が、SBGの経営状態を判断する際の判断資料は、次第に、連結決算書から、株主価値の中身に移っていくのではないか。
    そうなることを、孫さんは意図しているように思う。

    連結決算書を解読するのにくらべて、株主価値の吟味は、はるかにはるかに簡単である。会計の専門知識はほとんどいらない。

    決算書が読めなくともSBGの財務状況が分かる。

    そのような未来がくることを望みます。

  • >>No. 55043

    「その乖離の主たる理由は、公正価値評価による非現金収入収益の存在」と、お答えすることはできます。

    が、そのような議論は、多くの株主をウンザリさせるものだと思うのです。

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