ここから本文です

投稿コメント一覧 (7コメント)

  • M&Gインベストメンツの債券ファンドマネジャー、ベン・ロード氏は「英中銀が行動に踏み切らなかったことで、債券市場は激しく反応した」と話す。アンドリュー・ベイリー英中銀総裁が最近行った発言から、利上げが迫っていると投資家は確信していたという。

     ところが、ベイリー総裁をはじめ英中銀高官は、利上げが間近に迫っていると示唆したとの見方を退けた。ベイリー氏は、金融引き締めの必要性は労働市場やインフレ動向に緊密につながっていることを、自身は明確にしていると述べた。

     ただ会合後の記者会見では「極めて際どい判断だった」と述べた。

     今回の市場の動きは、中銀がインフレ加速にどれほど迅速に対応するかを投資家が見極める上で、中銀の手掛かりを解釈することの難しさを改めて浮き彫りにする。足元では景気回復やサプライチェーン(供給網)の制約により、世界的に物価上昇圧力が高まっている。

     こうした複雑な経済状況により、中銀は金融政策運営で難しいさじ加減を求められている。早計な引き締めに動けば、景気回復の腰を折りかねない。一方で、物価高への対応が後手に回れば、インフレ高進を招き、家計や企業に大きな打撃を与える恐れがある。さらに冬場を迎え、各国でワクチン接種状況にはばらつきがある中で、再び感染拡大の波に見舞われれば、世界経済は大きな下振れリスクに直面しそうだ。

    (The Wall Street Journal/Jason Douglas and Caitlin Ostroff)

  • 英中銀のサプライズ、世界債券市場に衝撃
    予想外の利上げ見送り
    【ロンドン】イングランド銀行(英中央銀行)が4日の金融政策会合で予想外に利上げを見送ったことで、英国債利回りは数年ぶりの大きな振れ幅となるなど、世界の債券市場に衝撃が広がった。

     英中銀は近く利上げに踏み切る意向をこれまで示唆しており、米連邦準備制度理事会(FRB)など世界の主要中銀に先駆けて金融引き締めに転じるとみられていた。
    ところが、英中銀が金利を据え置いたことで、利上げを確信していた投資家は不意を突かれた。英1年債利回りは数時間で22ベーシスポイント(bp)低下とほぼ半減。1日としては世界的な金融危機に見舞われていた2009年以来の大きさな値動きを記録した。英通貨ポンドも対ドルで1.4%安の1.349ドルと、1日の下げとしては約1年ぶりの大きさとなった。

     利回り低下の動きは英国外にも波及。米2年債利回りは7bp低下の0.41%、独1年債利回りは8bp低下のマイナス0.83%となった。ファクトセットによると、いずれも1日としては新型コロナウイルスの感染拡大で市場が混乱した2020年3月以来の大幅低下となった。

  • 早急に利上げしてインフレを抑える気はなく、株が暴落するのを先延ばしにするという事。これであらゆる銘柄がダラダラと上昇するだけになる可能性が
    でてきてしまった。つまり、わかりやすい暴落局面と押し目買い機会がない
    という事。

  • まさかのイギリス。金利上げを延期。インフレを止める気はないようだ。

  • イオンラウンジまだ復活せぇへんのか!はよしろ!

  • 一株当たりの利益が下がっているのはなぜだろう。

本文はここまでです このページの先頭へ