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投稿コメント一覧 (3コメント)

  • 大株主にとって最も危惧しているところは、いわゆる取締役のお手盛り行為、つまりは会社への利益相反行為だと思います。経営を担う取締役会の各取締役の思惑等で一部の利害関係者へのそれこそ利益供与的な行いが秘密裏になされているとしたらそれは大株主にとってはかなりの問題になると思います。取締役の解任決議や執行部への経営刷新要求等も視野に入ってくるのではないかと思います。そこらへんの経路がいささか不明朗に感じることも多く、客観的にみてどうしても透明性をもった経営執行がなされているのかという疑義を生ぜざるを得ないと思っています。尚且つその主戦場が中国ですのでイメージ的なところから本当に大丈夫なのかといった不安もあるかとも思います。この会社が将来の本物のメジャーになっていくとするならばこの問題について疑われないような配慮が絶対に必要であり、メジャーとの提携の前提条件の根幹をなす問題とも思います。経営執行としてはいささか未熟な感覚も否めなく、会社はだれのために存在するのかっていう感覚をもっと持っていただければ今後の発展は期待できるのではないかと思います。大株主やメジャーはそこら辺の成熟度を今、推し量っているような気がします。

  • 会社にとって知的財産権は最も重要な財産です。通常、知的財産権は親会社本体で所有し、子会社へは実施権許諾等で対応するのが普通であり、そのような一般的な形にそぐわない子会社への譲渡をなぜしたのかが良く分かりません。またこの日本では会社は株主のものであり、経営執行部のものではありません。もし、経営執行部が会社の財産を棄損させる行いをした場合には、株主としてはその是正処置として、株主全員の利益を踏まえて株主代表訴訟やクラスアクションといった法的処置をとる権利をも付与されています。それくらい会社経営というのは公明正大であり、取締役には重い善管注意義務が課されています。いずれにしても少なくとも日本では株主が経営を監視するという権利を有することをよくよくご理解してもらうことも必要かと思っています。くれぐれもF351関連特許を安易に譲渡することなきよう、株主の所有である会社にはご理解いただく必要性があると思います。取締役会はなぜ会社の大切な知的財産権を譲渡したのかの、いわゆるアカウンタビリティとしての倫理的な説明義務はあると考えています。それこそが健全な日本での利害関係者全員への適正なコーポレートガバナンスであると思うからです。

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