-
No.275
2019年5月22日 人とく…
2019/11/12 14:48
2019年5月22日
人とくるまのテクノロジー展2019に会場において、ヤマハ発動機は軽自動車用の黄色いナンバーが装着された1台のカートを展示した。
多くの出展社が少しでも多くの展示物をという雰囲気のなか、ヤマハ発動機は鮮やかな青いボディを持つカートを1台のみ展示した。このカートはYG-M-FCと名付けられたモデルで、その名のとおりの燃料電池車。ベースとなっているのは同社が製造するカートのYG-Mと呼ばれるモデル。YG-Mには電動モデルとガソリンエンジンモデルが存在するが、このうち電動モデルがベースとなる。
基本的な考え方は電動モデルのレンジエクステンダーとしてFCユニットを追加したものと考えればいい。なので、バッテリーについてもそのままの状態。一般的なFCVは充電機構は持たないがこのYG-M-FCは充電機構はそのまま、つまりPFCV(プラグインフューエルセルヴィークル)といった成り立ちだ。
搭載されるFCシステムは外部調達されたもの。水素タンクも外部調達で35MPaの自動車用タンクが装着されている。開発者によれば、開発時は小型エンジンの採用や脱着式バッテリーの採用も考慮されたとのことだが、エンジンや脱着式バッテリーを使えば採算までを含めたアウトプットが求められるが、このモデルについては採算などを考えることなくあくまでも開発モデルとして作りたいということも含めてFCが選択されたという。
通常のEV使用の状態ではどうしても使用中に充電時間を設定しなくてはならなく、それを解消することが今回のYG-M-FCの大きな目標であった。プレゼンテーションを行ったモビリティ技術本部の宮本睦明主事は「エレベーターのように朝から晩まで動いていくれるEVにしたかった」と語った。
水素充填にかかる時間は5~6分で、航続距離は160kmにもなる。YG-M-FCは、水素燃料電池車としての承認を受けて軽自動車として届け出てナンバーを取得。2019年4月18~24日に石川県輪島市内で公道テストを行い。目標通り、朝から晩まで充電や充填を行うことなく、走行を終えることに成功している。 -
No.505
コロナ/インフル鑑別診断検査 …
2020/03/15 07:31
コロナ/インフル鑑別診断検査 ナノトラップ
PCR検査 ジーンソック 肺炎治療 ケタス
炎症治療 フルティフォーム
肺炎2次感染予防 ラスビック
2019年4月5日5日、 水…
2019/11/10 07:22
2019年4月5日5日、
水素を使う燃料電池車の試験車両を公道で走らせる実証実験を18日から始めると発表した。燃料電池を搭載した四輪車の公道実験は同社で初めて。政府は環境負荷の少ない水素エネルギーの普及に取り組んでおり、同社は燃料電池車の早期の実用化をめざす。
画像の拡大
ヤマハ発動機の燃料電池搭載の試験車両「YG-M FC」
公道実験は石川県輪島市内で充電式の電動車両を巡らせ市民や観光客の足として使う新交通システム「WA-MO(ワーモ)」の一部ルートで実施する。
試験車両「YG-M FC」を1台使って、24日までの7日間、航続距離の長さや使い勝手などを検証する。一般の人は乗せない。
ヤマハ発動機は2014年から5年間、この交通システムに電動車両を提供するなどWA-MOを運行する輪島商工会議所と協力関係にあり、今回の公道実験の実施につながった。
「YG-M FC」は水素満タンで電動車両の4~5倍の150~200キロメートル走行できる。燃料充填は数分で済む。
同社は今回の実証実験などを通じて課題を洗い出し、改良につなげる方針。実用化の時期については「近い将来をめざす」としている。