塩漬けマン

>>No. 612

中国といえば、先日、業界で唯一！チャイナライフが3月に発売する新定期がん保険「キャセイ生命プレシジョンがん予防定期健康保険（以下、プレシジョンケア）」には、腫瘍に対する致死性が高く副作用が少ない最新治療法BNCTホウ素中性子捕捉療法が組み込まれた商品が発売されたようです。

概要は以下の通りです
キャセイ生命は、がん後の医療に対する国民の切実なニーズに応え、がん後の充実治療を目的としたがん予防保険「キャセイ生命プレシジョン・ヘルスケアがん定期健康保険（スピルオーバー型）」（以下、「プレシジョン・ヘルスケア」）を発売しました。人々が正確にがんと闘えるよう、複数の自己負担治療費をタイムリーに補償するとともに、従来の治療と比べて患者の治療時間を短縮できる業界唯一の「ホウ素中性子捕捉療法（BNCT）」も開始方法、副作用、治療効果の向上。また、本商品にはスピルオーバー機構も組み込まれており、健康プラン「FitBack Health Bar」にご加入の保険契約者は最大10％の保険料割引が受けられます。

>>No. 433

参考までに翻訳の一部になります

ホウ素中性子捕捉療法は、日本では頭頸部腫瘍を標的として治療するために使用されています。他の多くの国が現在施設を建設中

2020年、日本はがんに対する新しい高度標的放射線療法であるホウ素中性子捕捉療法（BNCT）を承認した最初の国

日本では、BNCTは切除不能な進行性または再発性の頭頸部腫瘍の治療に承認されていると、大阪医科薬科大学関西BNCT医療センター所長の小野耕治氏は説明する。化学療法、その他の放射線療法、分子標的薬などの標準治療が、依然として頭頸部がんの第一選択です。しかし、現在ではBNCTはより難治な症例にも利用できるようになったと小野氏は説明

これまでに日本全国​​で500人以上の頭頸部がん患者がこの技術を用いて治療を受けており、患者数は年々増加している。

患者はホウ素中性子捕捉療法を受ける予定であり、この療法は日本で進行または再発の頭頸部がんの治療に使用されている。

BNCT の癌を殺す効果は、中性子が頭頸部以外のがんもBNCTで治療できることが期待されている、と小野氏は言う。しかし、腫瘍が膵臓や肝臓などの深部臓器に存在する場合、がんの部位に中性子を届けることは困難です。

問題は、BNCTに使用される中性子が比較的弱い放射線であり、治療レベルで体内深部に照射できないことだ、と小野氏は言う。頭頸部がんは通常、表面近くにあるため、比較的アクセスしやすいがんです。

より深い腫瘍を治療する可能性のある方法の 1 つは、より高濃度のホウ素をがん組織に送達することです。そうすれば、弱い中性子線でも治療効果が得られます。既存の薬剤は、正常細胞と比較して、ホウ素を腫瘍細胞に約3.5対1.0の比率で優先的に蓄積させることができる。
「10 対 1 の比率に達する新しいホウ素化合物が発見されれば、他の多くの種類のがんも BNCT で治療できるようになるでしょう」と小野氏は言います。

がん細胞のホウ素取り込みを促進する薬の開発を試みている研究者の一人が、大阪にあるステラファーマ株式会社の社長兼最高執行責任者（COO）である上原幸樹氏だ

ステラは日本で唯一承認されているBNCT用のホウ素担持剤を製造しているため、彼はホウ素担持剤について熟知しています。「当社は、この目的のための医薬品を医薬品グレードで提供している世界で唯一の企業です」と上原氏は言います。

このエージェントを作成するには、いくつかのエンジニアリングの偉業が必要でした。天然のホウ素は 2 種類の混合物として存在しますが、中性子を吸収するのはこれらの同位体の 1 つであるホウ素 10 だけです。天然ホウ素の約 80% は、もう 1 つのタイプであるホウ素 11 です。ステラ ファーマと提携しているステラ ケミファ コーポレーションは、薬剤のホウ素 10 含有量を、BNCT 治療に許容されるレベルまで濃縮する方法を有する唯一の日本企業です

参考までに
中部地方もbnct
中部国際医療センター（美濃加茂市）は1日、新たに「陽子線治療科」の診療を始めた。日本初となる世界最新の陽子線がん治療装置「プロビーム」（米バリアン社製）を導入。さらに今後、「ホウ素中性子捕捉療法（BNCT）」と呼ばれる最先端の治療法を取り入れる構想があり、がん治療の一大拠点を目指す。
https://www.chunichi.co.jp/article/862198

参考までに株式会社グローバルインフォメーション(スタンダード上場)より

世界のホウ素中性子捕捉療法（BNCT）の市場規模（収益ベース）は、2023年の1億7,424万米ドルから2030年には21億9,939万米ドルに達すると予測され、2024年～2030年のCAGRは41.77%になるとみられています。

北米のホウ素中性子捕捉療法（BNCT）の市場規模は、2023年の3,573万米ドルから2030年には5億4,154万米ドルに達すると予測され、2024年～2030年のCAGRは45.98%になるとみられています。

欧州のホウ素中性子捕捉療法（BNCT）の市場規模は、2023年の2,267万米ドルから2030年には3億2,732万米ドルに達すると予測され、2024年～2030年のCAGRは44.11%になるとみられています。

アジア太平洋のホウ素中性子捕捉療法（BNCT）の市場規模は、2023年の1億1,325万米ドルから2030年には12億9,520万米ドルに達すると予測され、2024年～2030年のCAGRは39.68%のCAGRになるとみられています。

ホウ素中性子捕捉療法（BNCT）の世界の主要メーカーには、Neutron Therapeutics、住友重機械工業、International Particle Therapy Inc（IPT）、RaySearch、Neuboron Medtech、TAE Life Sciences、Stella Pharmaなどがあります。2023年には、世界の上位5ベンダーが売上高の約46.96％を占めています。

当レポートでは、世界のホウ素中性子捕捉療法（BNCT）市場について調査し、市場の概要とともに、企業別、タイプ別、用途別、地域別の動向、および市場に参入する企業のプロファイルなどを提供しています。

https://www.gii.co.jp/report/qyr1417628-global-boron-neutron-capture-therapy-bnct-market.html

何か足元の状況ばかり不安材料で煽っている人がいますが、今年は湘南鎌倉bnct研究所も治療を開始します。また、2025年には中国海南島医療特区でbnct治療を開始します。
これから売上高も増え収益化に期待出来るのであまり悲観する必要は無いと考えていますが？
更に江戸川病院の乳がんのパイロット試験を踏まえ、対応可能な病症も増え収益化拡大に繋がると考えています。
短期目線ではなかなか購入に尻込みすると思いますが、中長期目線（少なくとも2025年頃）ではかなり期待しています。あくまでも個人的な見解ですが。

信用で飛びついたイナゴの損だし、損切りの継続か？もしくは演出か？どうなることやら、引き続き現物コツコツ拾うしかないけど

参考まで血管肉腫の市場規模

https://presswalker.jp/press/27358

本日のお知らせは、11月27日に厚生労働省でオーファンドラッグ指定の審議会結果を受けての治験者の応募でしょうか？

https://stella-pharma.co.jp/blog/1871/