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No.123
アルミ二次合金1%高、原料高止…
2024/01/11 08:08
アルミ二次合金1%高、原料高止まり、車生産復調、12月
2024/01/11 日本経済新聞 朝刊 17ページ 394文字 PDF有 書誌情報
アルミニウム二次合金の国内価格が上昇した。指標となる「AD12・1」の2023年12月の問屋卸値は1トン55万4500円と、前月比8000円(1%)高い。
原料となるアルミスクラップ相場の高止まりを反映した。自動車生産の復調傾向を受けてアルミ二次合金の需要も戻りつつあり、メーカーの価格転嫁が進んだ。
アルミ二次合金はアルミスクラップに金属シリコンなどを混ぜてつくる。アルミスクラップは工場などからの発生が減る一方、自動車向けなどの製品需要の復調で品薄感が意識され、価格上昇が続いてきた。足元でも相場が高止まりしている。
日本アルミニウム合金協会(東京・台東)によると、23年11月のアルミニウム二次合金・地金の生産量は前年同月比1・5%減だった。
同協会は「スクラップの不足で思うように生産できていないのではないか」と指摘する。二次合金メーカーは「自動車向けの引き合いは好調」と話す。
きちゃー
2024/02/01 12:57
きちゃー