大学生の投資割合は? 投資家として投資で稼ぐ人はいるの?

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MUFG資産形成研究所が2020年8月に行った調査によると、投資を経験したことがある大学生の割合は男性が14.8%、女性が3.8%でした。男女ともに、投資信託や株式で稼ぐ経験をしたことがある大学生はかなり少ないことがわかります。
投資を始めるまでの段階を「投資未検討」「投資(口座開設)検討」「口座開設手続き開始」「口座開設手続き完了」「投資実施」の5つに分けて調査したところ、投資の検討に至っている人の割合は男性50.8%、女性23.5%でした。大学生にとって投資は身近なものとはいえず、投資の検討すらしていない人の割合も多いことがわかるでしょう。
※参考:MUFG資産形成研究所「調査・研究|学生の投資に対する意向調査 -過去調査を元にした企業勤務者との比較-」(外部サイト)
大学生が投資を始めるメリット
投資は将来の資産形成において重要な位置づけになってきています。しかし、「大学生が投資をしても儲かる?」「大学生から始めても意味がないのでは?」といった疑問を抱き、一歩踏み出せていない人も多いでしょう。
大学生のうちから投資を始めるメリットを3つ紹介するので、投資を始めるか迷っている人は参考にしてみてください。
長期間投資ができるので収益が安定しやすい

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大学生から投資を始めた場合、社会人になってから投資を始めるのと比べて長期間投資ができるので、収益を安定させることが可能です。株式や投資信託などに長期投資すると、短期投資より収益の振れ幅が小さくなります。
一般社団法人投資信託協会の資料によると、1962年〜2021年までの間でTOPIX(東証株価指数)に5年投資した場合と、40年投資した場合の最低収益率〜最高収益率は以下のとおりです。
<TOPIXの投資期間ごとの収益幅>
- 5年投資:-13.8%~+32.9%
- 40年投資:+4.6%~+10.4%
あくまで過去のTOPIXのデータなので絶対ではありませんが、投資期間が長ければ長いほど、収益は安定する傾向があります。
※参考:一般社団法人投資信託協会「第3回 長期投資のメリットとは」(外部サイト)
自分の時間を確保しながら収入を得られる

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自分の時間を確保しながら収入が得られる点も、大学生が投資を始めるメリットといえます。大学生がお金を稼ぐ手段としてはアルバイトが一般的ですが、収入を増やそうとすると勤務時間を増やさなければいけません。
投資なら、自分が働いていない時間でもお金が増える可能性があります。投資で収入が得られれば、授業やサークルなどの活動に時間をあてることができるでしょう。
金融の知識が身につく

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大学生から投資を始めることで、金融の知識が身につくのもメリットです。例えば、株式投資である程度の利益を出すためには、企業の成績(業績)や財務状況などに関心を持たなければいけません。
プロに運用を任せられる投資信託でも、リスクを抑えて利益を得るためには、国の政策や海外の経済政策などを理解する必要があります。また、金融の知識は詐欺的な投資に騙されないためにも必要です。
投資の知識は利益を得るためだけでなく、さまざまな場面で活かせます。企業の業績や財務状況がわかれば、よい就職先を探せる可能性も上がるでしょう。専門的な会計の知識をつければ、就職に有利になる可能性もあります。
大学生が投資をする際のリスク・注意点
大学生のときから投資を始めるメリットは大きいですが、一方で注意すべき点もあります。例えば、株式などで儲けた場合の手続きがわからなければ、税金の支払い漏れなどのトラブルが起こるかもしれません。
ここでは投資のリスクや注意点を5つ紹介するので、事前にしっかりチェックしておきましょう。
詐欺に引っかからないように注意する

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投資を始める際は、詐欺に引っかからないように細心の注意を払いましょう。
例えば、金融庁の登録を受けた金融商品取引業者や暗号資産交換業者以外から商品を購入してはいけません。実際に、金融庁や財務局の登録を受けていない企業・個人から未公開株式や新規公開株式、暗号資産などの勧誘を受けて購入した人が、詐欺的行為により資金を失うなどのトラブルが発生しています。
特に「年利30%保証」など、本来ありえないような利回りを謳う商品には十分注意してください。正しい金融知識を身につけて、騙されないように気をつけましょう。
生活を圧迫するほどに資金を投下しない

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大学生が投資を始める際は、生活を圧迫するほどの資金を投下しないようにしましょう。生活費や学費など、すぐに支払いが必要なお金を投資に使ってはいけません。投資は余剰資金で行うのが鉄則です。
投資はお金が増えるだけでなく、損失を出して資産が減る可能性もあります。損失が膨らむと家計が圧迫され、生活に困ってしまうかもしれません。今すぐに投資を始めたいと思っても、まずは生活に必要なお金を確保し、余剰資金の範囲で行うことが大切です。
確定申告や扶養控除について知っておく

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大学生が投資をするなら、確定申告や扶養控除などの税金に関する知識も身につけておきましょう。
アルバイトなどで給与を受取っている場合、給与以外の所得と投資で得た利益の合計が年間20万円を超えると、確定申告をする必要があります。株式投資や投資信託などの取引なら、証券口座を作るときに「特定口座・源泉徴収あり」を選択すれば確定申告は不要です。
一方で、FXや暗号資産などは特定口座で取引できないため、20万円を超える利益が生じた場合は自分で確定申告をする必要があります。FXの利益にかかる税率はほかの投資収入と同じく原則20.315%ですが、暗号資産は税率や計算方法が異なるので注意しましょう。
アルバイトをしている人は、アルバイトを含めた年収額が150万円を超えると、扶養親族から外れて親の所得税が増える可能性があります。以前は103万円が上限でしたが、令和7年度の税制改正によって150万円までに引き上げられました。
また、年収が160万円を超えると本人に所得税の納税義務が発生します。投資を検討している大学生で、アルバイト収入が多い人は特に注意してください。
損失を出す可能性があることを理解しておく
投資では損失が出る可能性がつねにあります。たとえプロの投資家でも損することはあるので、初心者の大学生はなおさらです。期待できるリターンに比例してリスクも大きくなるため、初心者のうちは大きなリターンを求めすぎず、着々と利益を増やす運用を心がけましょう。
確実に損しない方法はありませんが、買うタイミングや銘柄を分散することでリスクを抑えられます。例えば、毎月5,000円を同じ銘柄に投資すると時間の分散が可能です。世界中の株式に投資する投資信託を選び、投資地域を分散させる方法もあります。
なお、金融商品によってリスクの種類はさまざまです。以下で紹介するので、投資にはどのようなリスクがあるのかをおさえておきましょう。
株価の下落や急落

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株式に投資する場合は、株価が下落するリスクがあります。株価が変動する主な要因は、企業の経営状況や景気、社会情勢など。株価が上がったり下がったりする可能性は株価変動リスクと呼ばれ、株式投資ではつねに株価変動リスクを抱えることになります。
株価が大きく上昇すればその分リターンも期待できますが、株価が下落すると損失が出たり、最悪の場合は元本割れを起こしたりする可能性も。下落や急落による損失に備えるためには、分散投資でリスクを抑える、生活に影響が出ない余剰資金で投資するなどの対策が必要といえるでしょう。
投資先企業の突然の倒産・上場廃止

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投資先企業の突然の倒産や上場廃止により、損失を出すこともあります。
企業が倒産すると、場合によっては株式の価値がなくなって元本割れを起こすことも。このようなリスクは信用リスクと呼ばれます。信用リスクを抑えるには、財政難や経営不振に陥りにくそうな投資先を選ぶことが大切です。
不祥事などによって上場廃止が決定した場合は、買い手が見つからず売却しにくくなります。このようなリスクは流動性リスクといい、上場廃止後は市場を通した取引ができません。上場廃止の決定から1カ月間は整理銘柄として取引できますが、値がつかずに売却先が見つからなかったり、想定より安い価格になったりするケースもあります。
流動性リスクを避けるには、売買量が活発とされるプライム市場の銘柄や大企業の銘柄を候補に入れましょう。なお、上場廃止後も取引所を通さない売買や保有、配当金の受取りは可能です。経営戦略による上場廃止の場合、売買の仕方によっては利益を得られるケースもあるので、情報収集したうえで投資戦略を考えましょう。
学業やアルバイトなどとの両立が難しくなる可能性も

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投資のやり方によっては、学業やアルバイトとの両立が難しくなる可能性もあります。株式などに短期投資を行う場合、常にスマホやパソコンで値動きをチェックしなければいけません。
投資に熱中しすぎると、大学の授業やアルバイトが疎かになることもあるでしょう。できる限り長期投資を行うか、スキマ時間を効率的に活用することが大切です。
初心者向け|大学生の投資のやり方を4ステップで解説
大学生で株式などに投資を始めようと考えている人は、投資の始め方も簡単におさえておきましょう。基本的に、投資は以下の4ステップで始められます。
ステップ1:運用資金を用意する

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投資するための運用資金を用意しましょう。投資は最低100円程度から始められますが、あまりに資金が少ないと利益がほとんど出ません。
ある程度の利益も狙いたいのであれば、少なくとも数万円は用意しておくのが無難です。日本株式に投資する場合、1株から買える証券会社を利用すれば、10万円で大半の銘柄が買えます。
日本株式を1株から購入したい人は、SBI証券の「S株」やマネックス証券の「ワン株」などのように、少額で投資できる方法をチェックしてください。また、米国株式も1株から購入できるので、運用資金が比較的少なくても株式投資を始められます。
ステップ2:金融機関を決めて口座開設する

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運用資金が用意できたら、金融機関を決めて口座を開設しましょう。大学生が投資を始める際は、実店舗のある証券会社と比べて手数料が安いSBI証券・楽天証券などのネット証券がおすすめです。
口座開設の申込みでは、マイナンバーがわかるものと本人確認書類を準備しましょう。金融機関によって必要書類の数や組み合わせは異なりますが、マイナンバーカードや運転免許証+通知カードを用意しておくとスムーズです。スマホで本人確認ができれば、最短翌日に口座を開設できる金融機関もあります。
ネット証券の利用を検討している人は、以下のページも参考にしてみてください。店舗型証券との違いやメリット・デメリット、口座開設に関するよくある質問などを詳しく解説しています。
ステップ3:開設した口座に入金する

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口座を開設したら、証券口座に入金します。入金方法は、即時入金サービスや系列銀行と連携した入金サービスを利用するのが一般的です。銀行振込もできますが、振込手数料がかかる場合があります。
スムーズに入金したいなら、同グループ内に証券会社と銀行があるサービスを探しましょう。例えば、SBI証券は住信SBIネット銀行やSBI新生銀行、楽天証券は楽天銀行と連携しています。この2社で口座開設する場合は銀行口座も作っておくと、クイックに送金できて便利です。
ステップ4:取引をスタートする

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入金したら実際に取引を始めましょう。取引をする際は注文方法を理解するだけでなく、株式や投資信託などの金融商品に関して事前に勉強することが大切です。一度成立した注文は取り消しができないことも覚えておきましょう。
大学生でもできる投資方法とは? おすすめの種類5選
大学生におすすめの投資は、投資信託、株式、債券、REIT、ETFの5種類あります。初心者は、リスクが低いものからスタートするとよいでしょう。
投資信託|少額から投資したい大学生におすすめ

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最低100円から始められる投資信託は、少額から投資に挑戦したい大学生におすすめです。自分で投資先(企業)を選ぶ必要がある株式投資と異なり、投資信託なら「日本株式に分散投資したい」「米国株式に分散投資したい」などの大まかな投資方針から選べます。
投資信託は幅広い投資家から資金を集め、まとまった資金を活用してプロが運用する商品です。投資信託は大きく分けて、インデックスファンドとアクティブファンドの2種類があります。
インデックスファンドは、日経平均株価やダウ平均株価などの指数に連動した投資成果を目指します。アクティブファンドは指数に上回る投資成果を目指す投資信託ですが、インデックスファンドの投資成果を必ず上回るわけではありません。
投資信託には、信託報酬をはじめとした手数料がかかります。インデックスファンドのほうが手数料が安い傾向があるので、コストを抑えたい大学生はインデックスファンドから選んでみましょう。
以下のページでは、投資信託の基本的な仕組みやメリット・デメリットを詳しく解説しています。購入方法や投資対象などの区分も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
株式投資|始め方次第では大学生でも挑戦しやすい

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株式投資は、やり方によっては大学生でも始めやすい投資方法です。日本株式は原則として100株単位で投資する必要がありますが、証券会社によっては1株から投資ができるところもあります。
少額で株式投資ができる商品は単元未満株といい、証券会社によって「ワン株」や「S株」など呼び方が異なりますが、1株から買える点では同じです。また、10株単位から取引ができるミニ株という商品もあります。
1株なら500~1,000円程度で有名企業の株式が買えるので、まとまった資金を用意できない人も気軽に始められるでしょう。
なお、企業に関する知識が身につくのは株式投資ならではのメリットです。投資信託と違って自分で投資先(企業)を選ぶので、企業へ投資しているという実感を持ちやすいでしょう。配当金や株主優待をもらえる銘柄があるのも魅力です。
債券|安全性が高く、はじめて資金運用する大学生向き

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安全性が高い金融商品に投資したい人や、はじめて資産運用をする人には、国や企業が資金調達のために発行する債券がおすすめです。債券の種類には、国が発行する国債や企業が発行する社債などがあります。
預貯金と比べて金利が高く、安定した収益を期待できるのが債券の魅力です。償還日には額面の全額が支払われるので、基本的に元本は保証されます。
ただし、発行元の経営悪化などが原因で元本割れを起こしたり、支払いが遅れたりするおそれも。投資先を検討する際は、国や企業などの返済能力をランク付けした格付をチェックしておくことが重要です。
REIT|少額から始められ、プロが不動産投資をしてくれる

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少額から不動産に投資できるREIT(不動産投資信託)も大学生におすすめです。
REITは投資信託と同じような仕組みで、不動産投資会社が投資家から資金を集めて不動産に投資します。現物不動産投資では安くても数百万円以上、金額が高い物件では億単位の資金が必要ですが、REITで価格が安い銘柄なら10万円以内で投資が可能です。
主に不動産の賃料を分配金として投資家に分配するため、比較的安定したリターンが期待できます。現物不動産投資と異なり、株式市場で株式のように自由に取引できるのも特徴です。少額から不動産に投資したい人はREITを検討してみましょう。
ETF|株式のように投資信託を取引できるのが特徴

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大学生がこれから投資を始めるなら、ETFも選択肢のひとつです。ETFは特定の指数との連動を目指す上場投資信託を指し、株式のように取引所でリアルタイム取引ができます。
市場で取引されている価格ですぐに売買ができるため、一部の投資信託のように売却が翌営業日になってしまうことはありません。投資したい個別の企業はないものの、投資信託より素早く取引したい人はETFを選ぶとよいでしょう。
運用の仕組みは投資信託とほぼ同じです。ちなみに、日本のETFよりも米国をはじめとした海外のETFのほうが、手数料(信託報酬)が安い傾向があります。
大学生が投資をする際におすすめの制度・サービス
投資には、税制上のメリットを受けられる制度や、手軽に投資を始められるサービスがあります。基本的には誰でも利用できるので、投資を始める際は目的にあわせてぜひ活用しましょう。
NISAのつみたて投資枠|積立投資で得た利益が非課税

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NISAのつみたて投資枠とは、少額からの長期・積立・分散投資を支援するために国が設けた制度のこと。投資で得た利益が非課税になるのが特徴で、長期投資に向いている投資信託や9本のETFに年間120万円まで投資が可能です(※2026年1月15日時点)。
例えば、給与所得などの課税所得がない大学生が通常の投資で利益を得た場合、合計所得金額が一定額を超えると本人に税金がかかるだけでなく、親が扶養控除を受けられなくなる可能性があります。一方、NISAで得た利益は非課税で、所得として扱われません。利益が出ても税負担の心配がなく、扶養から外れることもない点がメリットです。
扶養控除などを利用しつつ、投資信託で長期投資をしたいと考えている大学生は、NISAのつみたて投資枠を活用してみてください。NISAのつみたて投資枠を利用できる証券会社をランキング形式で紹介しているページもあるので、口座開設先を検討する際に参考にしてみましょう。
iDeCo|大学生のうちから老後資金の積立投資が可能

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若いうちから老後資金を積み立てたい人には、20歳から加入できるiDeCo(個人型確定拠出年金)がおすすめです。iDeCoでは投資信託などの商品を自分で選び、毎月、隔月、毎年など一定のペースで掛金を積み立てます。拠出できる掛金の上限は公的年金の被保険者区分によって異なり、第1号被保険者である学生の掛金上限は月68,000円です。
iDeCoは運用益を非課税で受取れるほか、掛金全額に所得控除を適用できるのがメリット。収入がある学生の場合、給与所得などを含めた収入が一定額を超えると、扶養控除の対象から外れたり、所得税が発生したりする可能性があります。
一方、iDeCoを活用すれば合計所得金額が抑えられ、結果的に扶養控除の対象にとどまるケースもあります。課税対象の所得が減ることで、所得税・住民税の負担を軽減できることもあるでしょう。ただし、収入が少ない場合や所得税がかからない場合は、控除のメリットを十分に受けられないこともあるので注意してください。
収入があって国民年金を納めている大学生であれば、iDeCoへの加入を検討してもよいでしょう。ただし、積み立てた資産は原則として60歳まで引き出せず、中途解約もできないため、手元の資金に余裕ができてから始めるのが得策です。
以下のページでは、iDeCoを取扱う金融機関について詳しい情報を掲載しています。iDeCoについて気になる人はぜひ参考にしてみてください。
投資アプリ|はじめて&少額で投資したい大学生におすすめ

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投資アプリは、投資初心者や少額から投資したい大学生に適したサービスです。投資信託・株式などさまざまな金融商品を少額から購入できるものが多く、まとまった資金の用意が難しい大学生でも気軽に投資を始められます。
多くのアプリは機能が充実しており、投資の知識が少なくても安心して取引できるのが魅力です。例えば、ロボアドバイザー搭載のアプリでは、利用者に適した商品や運用方針の提案、売買などを自動で行ってくれます。運用状況に応じて資産の組み合わせを調整する機能がついたアプリもあるので、自分にあったサービスを探してみてください。
大学生が投資を始める際によくあるQ&A
最後に、大学生が投資を始める際に疑問に思いやすいポイントをまとめました。「大学生が株取引などの投資をするのは危ない?」「おすすめの勉強方法は?」といったQ&Aを紹介しているので、投資を始める際の参考にしてみてください。
投資と貯蓄は何が違う?

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投資と貯蓄の違いは、以下のとおりです。
- 貯蓄:預貯金や現金などすぐに使えるお金
- 投資:お金を使って有価証券や債券などを購入すること
日本の普通預金の金利は0.02%程度と非常に低いため、銀行に預けていてもほとんど増えません。また、日本は2022年からインフレ傾向にあり、2025年12月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比2.1%プラスと大きく上昇しています。物価が上昇してもその分給料が上がらなければ、収入は増えずに生活費だけが上がるので生活は苦しくなるでしょう。
預貯金だけの資産運用では、物価上昇によって生活費が不足してしまうかもしれません。対して、資産運用なら年間3〜5%ほどの収益を期待できます。大学生であっても、これからは一定割合を投資に振り分けて資産運用をするべきといえるでしょう。
※参考:総務省統計局「2020年基準 消費者物価指数 全国 2025年(令和7年)12月分」(外部サイト)
大学生の投資の勉強におすすめの方法は?

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大学生が投資の勉強を始めるなら、まずは本を読んで投資やお金について学ぶのがおすすめです。基礎からわかりやすく解説している本が多数販売されているので、活用してみてください。
また、YouTubeやブログ、SNSでも投資に関する情報収集ができます。投資の専門家による勉強会やセミナーに参加してみるのもよいでしょう。
ただし、インターネットやSNSのなかには信ぴょう性に欠ける情報が含まれていることもあります。すべての情報を鵜呑みにするのではなく、発信している人の経歴や実績をきちんと確認しましょう。
大学生が株式などの投資以外でお金を稼ぐには?

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大学生が資産運用以外でお金を稼ぐ方法には、アルバイトをはじめとした労働所得、YouTubeやブログなどの事業所得があります。
アルバイトの場合は、大学生である程度講義が少ない人なら週3日、1日5~7時間程度はシフトに入れるでしょう。時給1,000円と仮定すると、月60,000~84,000円程度は労働所得を得られます。
YouTubeやブログなら、動画や記事を作って広告収入を得ることが可能です。YouTubeは一定の要件(チャンネル登録者1,000人以上/過去1年間の動画総再生時間が4,000時間以上、または公開されているショート動画の視聴回数が過去90日間で1,000万回以上)を満たしたうえで、動画が1回再生されるごとに広告収入が入ります。
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大学生が投資をするのは危ない?

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投資にはリスクがありますが、大学生が投資をすること自体が危ないわけではありません。
口座にある資金の3倍まで取引できる株式の信用取引の場合は、損失が発生した際に払いきれない金額の損失(借金)が発生する可能性はあります。ただし、ここで紹介した投資手法では、購入金額以上の損失は発生しません。
正しい知識を身につけて少額から始めれば、投資に失敗しても取り返しのつかない結果にはなりにくいでしょう。自分の所持金や投資できる金額を見極めて、少しずつ慣れていくことが大切です。
大学生が投資をするなら証券口座を開設しよう
投資のメリットや始め方などをふまえて、実際に投資信託や株式を始めたいと考えている大学生は、まず証券会社で口座開設を行いましょう。以下のページでは、各証券会社をランキング形式で紹介しています。取扱商品数やサービス内容などの特徴ごとに絞り込む機能もあるので、口座開設先を判断する際の参考にしてください。
