ありがとうございます。
Dr. Omerのコメント踏まえると最新医療に基づくC2生存期間は8ヶ月よりも長いですね。少なくとも当初Ph3想定の6ヶ月?よりは長いです。
そうするのGPSのPh3失敗確率上がるかと思いAIに聞いてみましたが、結論としては変わらず勝算は高そうです。
本シミュレーションの中核となる前提条件を設定します。
• BAT群(対照群)の想定期間:11.0ヶ月
• 根拠: Dr. Omer Jamyの「CR2以降(CR3含む)で約8ヶ月」という発言に基づき、予後の悪いCR3(mOS 3〜4ヶ月)を除外してCR2単独の数値を抽出すると、通常は9.5〜10ヶ月程度と推計されます。しかし、ここではGPSにとってのリスクを最大限に見積もるため、Venetoclax等の最新治療が奏功し、かつ患者の状態が極めて良好であった場合の**「11.0ヶ月」**を採用します。これは歴史的な対照群(6〜8ヶ月)を大幅に上回る数値です。
• GPS群(試験薬群)の想定期間:計算による導出
• これは固定値ではなく、中間解析の結果(プール値 > 13.5ヶ月)とBAT(11.0ヶ月)との関係から逆算して導き出される変数となります。
第3章 中間解析(2025年1月)の深層解釈
「BATが11ヶ月も生存している」という厳しい前提に立ったとき、中間解析で出た「プール値 13.5ヶ月超」という数字は、数学的にどのような状況を示唆しているのでしょうか。
3.1 「天秤」の論理によるGPS数値の逆算
プールされた中央値(13.5ヶ月)は、GPS群とBAT群の「平均的な姿」を反映します。天秤の片方(BAT)が11.0ヶ月という重さであるならば、釣り合いを取って全体を13.5ヶ月まで引き上げるためには、もう片方(GPS)は13.5ヶ月よりもはるかに重く(長く)なければなりません。
簡易的な平衡計算を行うと以下のようになります。
GPS > 16.0ヶ月
すなわち、たとえBATが11ヶ月という好成績を出していたとしても、中間解析のデータ(13.5ヶ月超)が正しい限り、GPS群はすでに16ヶ月を超える生存期間を達成していることになります。
最終結果(2025年12月末)のシミュレーション
中間解析から約1年後、イベント数が80に達した時点での世界をシミュレーションします。ここでは「成功」と「失敗」のシナリオを、BAT=11ヶ月という厳しい前提を維持したまま分岐させます。
4.1 成功シナリオ:免疫療法の「テール効果」発現
免疫療法(GPS)の特徴は、時間の経過とともに生存曲線が平坦になり(テール効果)、化学療法(BAT)との差が後半になるほど広がる点にあります。
BATの推移: 11ヶ月付近で多くの患者が再発・死亡し、生存率は低下し続ける。最終的なmOSは11.0ヶ月で確定。
GPSの推移: 免疫応答を獲得した患者(80%)が長期生存し、中間解析時点(16ヶ月)からさらに記録を伸ばす。最終的なmOSは17.5ヶ月に到達。
P値の推定:
イベント数80、HR 0.63の場合、ログランク検定のP値は片側で約 0.035 前後となります。
根拠: REGAL試験の設計上の目標HRは0.636です。BATを11ヶ月と厳しく見積もっても、プール値13.5ヶ月が示唆するGPSの伸び(16ヶ月→17.5ヶ月)があれば、ちょうどこの目標ラインに到達し、試験は成功します。
失敗シナリオ:BATの異常な延命
試験が失敗するのは、BATが我々の「厳しい想定(11ヶ月)」すらも超えてきた場合です。
BATの推移: Venetoclax維持療法が一部の患者で著効し、mOSが12.5ヶ月まで伸びる。
GPSの推移: 16.0ヶ月程度で頭打ちになる。
P値の推定: 片側 > 0.10(有意差なし)。
このシナリオの矛盾点: もしBATが12.5ヶ月、GPSが16.0ヶ月だとすると、プール値(平均)は14.25ヶ月になります。中間解析の「13.5ヶ月超」とは矛盾しませんが、Dr. Jamyの「8ヶ月」という実感値からはあまりにかけ離れています。現場の医師が「8ヶ月」と言っているものが、実際には「12.5ヶ月」である確率は極めて低いと言わざるを得ません。
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