1. 2026年 OEP 全米の結果(速報)
CMS(米連邦公開医療保険マーケットプレイス)の1月12日付の発表によると、全体としては**「やや苦戦」**の数字が出ています。
• 全米の加入者数: 約2,280万人(前年比 3.5%減 / 約80万人減少)
• 新規加入者: 約280万人(前年比 11.8%減 と大幅に落ち込み)
• 減少の理由: 連邦政府による保険料補助(Tax Credits)の拡大措置が終了することへの懸念や、各社の保険料値上げが影響したと見られています。
2. $OSCR(Oscar Health)への影響と展望
全体がマイナス成長の中、100株保有者として注目すべきはOscarの「立ち回り」です。
• 大幅値上げの戦略: Oscarは2026年プランで平均28%もの値上げを断行しました。
• 懸念: 全体の加入者減を見ると、価格に敏感な層がOscarを離れた可能性があります。
• 期待: しかし、経営陣は「数(メンバー数)」よりも「質(利益率)」を優先する戦略をとっています。2025年に悪化したMLR(医療費支払率)を、この28%の値上げで無理やり抑え込み、2026年の黒字化を確実にするのが狙いです。
• テキサス州の好調: Oscarの主力市場の一つであるテキサス州では、全米の傾向に反して過去最高の加入者数(410万人超)を記録しています。これはOscarにとって大きなプラス材料です。
• AIによる差別化: 2026年から本格導入されたAIエージェント「Oswell」が、顧客離れ(チャーン)をどこまで防げたかが、2月の決算で明かされる具体的な数字(Retention Rate)に直結します。
3. 今後の「100株」どうする?
現在は、全米の加入者減という「マクロの逆風」と、Oscar独自の「値上げによる収益改善」という「ミクロの追い風」がぶつかっている状態です。
• チェックポイント: 2月10日の決算発表で、**「メンバー数は少し減ったが、1人あたりの利益(プレミアム)が28%増えたおかげで、通期黒字化の確信が強まった」**というコメントが出れば、株価は $20 に向けて反発する可能性があります。
• 戦略: マーケット全体が縮小する中でOscarがシェアを維持できていれば「勝ち」です。1月15日にOEPが終了したばかりで、今は「嵐の前の静けさ」ですので、2月の決算まではホールドして、経営陣の2026年予測(ガイダンス)を待つのがセオリーと言えます。
投資の参考になりましたか?

