No.333
ジムのレポートを要約したので、ご参考まで。
金が高騰している主な理由(要約)
① 中央銀行による構造的な買い越し
2010年以降、世界の中央銀行は一貫して金を買い越し
特にロシア・中国・BRICS諸国が「外貨準備=金」へシフト
金は事実上の準備通貨・制裁回避資産として再評価されている
② 脱ドル化(De-dollarization)の進展
ロシアは金準備の拡大により米欧の金融制裁を相殺
米国が「国債や外貨準備の没収」を示唆したこと自体が、
各国にドル離れと金回帰を促した
③ 金鉱山の供給制約
金の年間採掘量は過去6年以上ほぼ横ばい
新鉱床の発見難・コスト上昇により供給は増えにくい
需要増 × 供給制約 → 価格上昇圧力
④ 銅に対する金の相対的割安(銅金比率の低下)
銅(金属・景気敏感)に比べ、金(安全資産)が歴史的に割安
不況・地政学リスク局面でも金は買われやすい
⑤ デジタル金(トークン化金)の拡大
金裏付けトークン(例:XAUT)の普及
トークン化された金は市場に戻らない長期保有分
実質的な「供給のロックアップ」
⑥ 金の「所有権」をめぐる国家レベルの意識変化
イタリアなどで「金は国家ではなく国民の資産」とする議論
現物金の主権・帰属が再び重要テーマに
⑦ 個人投資家層への普及(熱狂段階の初期)
メディア・著名人を通じて金投資が一般層へ拡大
強気相場後半に見られる個人マネー流入の兆候
⑧ 米国による「金準備の評価替え」構想
米財務省が金を会計上再評価する可能性
実際の需給以上に、「金は通貨資産」というメッセージ効果が大きい
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