2025年3月期 決算短信の要約
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株式会社京都きもの友禅ホールディングスの2025年3月期決算は、売上高が前年同期比26.5%減の51.61億円と大幅に減少し、9.23億円の純損失を計上しました。しかし、コスト削減や収益性改善の取り組みにより損失幅は縮小しています。次期は増収と黒字化を見込んでおり、経営改善の兆しが見られます。
主な事業セグメント
株式会社京都きもの友禅ホールディングスは、和装事業を主な事業セグメントとしています。主に一般呉服、振袖の販売・レンタル、写真撮影、オンラインストアの運営を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は前年同期比26.5%減の51.61億円となりました。営業損失は7.34億円（前年同期は10.39億円の損失）、経常損失は7.47億円（同10.55億円の損失）、親会社株主に帰属する当期純損失は9.23億円（同13.42億円の損失）となりました。売上高の大幅減少が続いていますが、コスト削減や収益性改善の取り組みにより損失幅は縮小しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比18.4%減の72.76億円となりました。主な要因は、現金及び預金の8.09億円減少、売掛金の4.84億円減少です。負債は14.6%減の52.97億円、純資産は27.0%減の19.79億円となりました。自己資本比率は30.4%から27.2%に低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは2.68億円の支出（前年同期は6.41億円の支出）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは1,300万円の収入（同7,700万円の収入）、財務活動によるキャッシュ・フローは5.54億円の支出（同1.93億円の支出）となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度末比8.08億円減少し、16.6億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高59.09億円（前年同期比14.5%増）、営業利益6,600万円（前年同期は7.34億円の損失）、経常利益5,000万円（同7.47億円の損失）、親会社株主に帰属する当期純利益3,400万円（同9.23億円の損失）を見込んでいます。2022年3月期以来の営業黒字化を目指しています。
株主還元
当期の期末配当金は無配となりました。次期配当金についても、財務基盤の回復を最優先課題とし、中間配当、期末配当ともに無配の予定です。
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