2025年３月期 決算短信の要約
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株式会社ネットプロテクションズホールディングスの2025年3月期決算は、GMVが13.4%増の6,419.5億円、営業収益が10.5%増の230.32億円と成長しました。与信改善施策の効果により営業利益は21.03億円と黒字転換し、EBITDAは261.3%増の37.47億円となりました。特にBtoBサービスとatoneの成長が顕著で、今後も継続的な拡大が期待されています。
主な事業セグメント
株式会社ネットプロテクションズホールディングスは、決済ソリューション事業の単一セグメントで事業を展開しています。主なサービスとして、BtoC取引向けの「NP後払い」「atone」、BtoB取引向けの「NP掛け払い」などを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の業績は、営業収益が前期比10.5%増の230.32億円、営業利益が21.03億円（前期は6.27億円の損失）となりました。GMV（流通取引総額）は13.4%増の6,419.5億円に拡大しました。特にBtoBサービスが32.5%増と大きく成長し、atoneも47.8%増と好調でした。与信改善施策により貸倒関連費用が減少し、売上総利益率が大幅に改善しました。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比17.5%増の708.48億円となりました。主な要因は、取扱高増加に伴う営業債権の増加です。負債合計は21.5%増の516.18億円、資本合計は8.2%増の192.29億円となりました。親会社所有者帰属持分比率は27.1%と、前期末の29.4%から若干低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは65.67億円の収入（前期比46.35億円増）となりました。これは主に税引前当期利益の計上や営業債務の増加によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは15.06億円の支出で、主にシステム開発投資によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは12.09億円の収入となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、営業収益254.1億円（前期比10.3%増）、営業利益26億円（同23.6%増）、親会社の所有者に帰属する当期利益14.4億円（同6.7%増）を見込んでいます。GMVは7,420億円（同15.6%増）、EBITDAは43億円（同14.7%増）と予想されています。特にBtoB事業とatoneの成長が期待されています。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2024年3月期、2025年3月期、2026年3月期（予想）ともに年間配当金は0円となっています。
注意事項
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