2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社エンバイオ・ホールディングスの2025年3月期第3四半期決算は、売上高81.91億円(前年同期比17.3%増)、経常利益8.69億円(同59.2%増)と大幅な増収増益となりました。土壌汚染対策事業の好調や自然エネルギー事業の拡大が業績を牽引し、総資産も208.43億円(前期末比7.9%増)に拡大しています。通期予想は売上高109.13億円(前期比14.0%増)を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社エンバイオ・ホールディングスの主な事業セグメントは、土壌汚染対策事業、ブラウンフィールド活用事業、自然エネルギー事業です。土壌汚染対策工事、汚染土地の再生・活用、太陽光発電事業などを展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は81.91億円(前年同期比17.3%増)、経常利益は8.69億円(同59.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5.65億円(同63.9%増)となりました。土壌汚染対策事業と自然エネルギー事業の大幅増収により、全体として増収増益となりました。土壌汚染対策事業では大型案件の進捗や原価改善により161.3%の増益、ブラウンフィールド活用事業は高利益率案件の売却により24.3%の増益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は208.43億円(前期末比7.9%増)となりました。主な増加要因は、受取手形、売掛金及び契約資産の11.31億円増加です。負債は118.63億円(同10.7%増)となり、主に短期借入金が16.75億円増加しました。純資産は89.79億円(同4.5%増)となり、利益剰余金が5億円増加しました。自己資本比率は42.7%と、前期末の44.0%から1.3ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は33.79億円と前期末から2.24億円減少しています。短期借入金が16.75億円増加する一方、長期借入金が3.04億円減少しており、資金調達の構成が変化しています。設備投資については、機械装置及び運搬具が4.77億円、建物及び構築物が2.62億円増加しており、事業拡大に向けた投資が行われています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高109.13億円(前期比14.0%増)、営業利益8.18億円(同0.4%増)、経常利益6.74億円(同36.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益4.5億円(同36.5%減)を見込んでいます。第3四半期までの実績と比較すると、第4四半期は減益を予想していますが、通期の売上高予想は上方修正の可能性があります。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は、前期と同額の年間8円を予定しています。配当予想に変更はありません。
注意事項
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