2025年12月期 第1四半期決算短信の要約
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古林紙工株式会社の2025年12月期第1四半期は、売上高42.83億円(前年同期比6.0%増)、営業利益1.77億円と大幅な増収増益を達成しました。日本セグメントでの売上増加と前期の設備投資効果が寄与し、全ての利益項目で黒字転換を果たしています。一方で、中国セグメントでは既存取引先の受注減少が見られます。
主な事業セグメント
古林紙工株式会社の主な事業セグメントは、日本と中国です。日本では印刷紙器やプラスチック包材の製造販売を行い、中国では主に印刷紙器の製造販売を行っています。両セグメントで包装関連製品を提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年12月期第1四半期の連結業績は、売上高が42.83億円(前年同期比6.0%増)、営業利益1.77億円(前年同期は9,100万円の損失)、経常利益1.83億円(前年同期は2,900万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益1.27億円(前年同期は4,400万円の損失)となりました。日本セグメントでの売上増加と前期の設備投資効果により、大幅な増収増益を達成しています。
貸借対照表の変化
当第1四半期末の総資産は197.48億円(前期末比4.4%減)、負債は95.36億円(同8.4%減)、純資産は102.12億円(同0.3%減)となりました。主な変動として、受取手形、売掛金及び契約資産が9.04億円減少し、支払手形及び買掛金が3.26億円減少しています。自己資本比率は47.5%(前期末比2.1ポイント上昇)と改善しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は19.24億円(前期末比7.4%減)となっています。設備投資に関連する減価償却費は1.67億円(前年同期比40.3%増)と増加しており、前期の設備投資の影響が表れています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の通期連結業績予想は、売上高183億円(前期比1.1%増)、営業利益4億円(同111.5%増)、経常利益4.5億円(同16.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2.8億円(同12.8%増)を見込んでいます。第1四半期の好調な業績にもかかわらず、通期予想は据え置かれています。
株主還元
2025年12月期の配当予想は、中間配当25円、期末配当25円の年間50円(前期と同額)を予定しています。配当予想に変更はありません。
注意事項
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