令和7年3月期第3四半期決算短信の要約
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ワイエスフード株式会社の第3四半期累計期間は、売上高が前年同期比3.5%増の11億円となりましたが、営業利益は54.8%減の1,100万円と大幅減益となりました。一方、四半期純利益は前年同期の投資有価証券評価損の反動もあり158.8%増の2,800万円となりました。通期では売上高15.73億円、営業利益3,700万円を見込んでいます。
主な事業セグメント
ワイエスフード株式会社の主な事業セグメントは、ラーメン店及びフランチャイズ・チェーン本部の経営を行う「外食事業」、店舗用地等の不動産賃貸を行う「不動産賃貸事業」、ラーメン等の製品販売を行う「外販事業」、温泉施設の運営を行う「温泉事業」です。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期累計期間の売上高は11億円(前年同期比3.5%増)となりました。一方、営業利益は1,100万円(同54.8%減)、経常利益は3,500万円(同38.8%減)と減益となりました。四半期純利益は2,800万円(同158.8%増)と大幅増益となりました。増益の主な要因は、前年同期に計上された投資有価証券評価損5,100万円がなくなったためです。外食事業の売上高は9.7億円(同3.7%増)と増収となりましたが、営業利益は5,000万円(同27.2%減)と減益となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は20.78億円(前期末比4.4%増)となりました。主な増加要因は、現金及び預金が6,000万円増加したことです。負債合計は5.4億円(同11.1%増)となり、主に買掛金が2,300万円増加しました。純資産合計は15.37億円(同2.2%増)となりました。自己資本比率は73.5%(前期末75.2%)と1.7ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前期末比6,000万円増加し2.72億円となっています。営業活動によるキャッシュ・フローは、四半期純利益2,800万円の計上や仕入債務の増加などにより改善したと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の業績予想は、売上高15.73億円(前期比10.6%増)、営業利益3,700万円(同3.4%増)、経常利益5,300万円(同25.7%減)、当期純利益3,200万円(同12.7%減)を見込んでいます。第3四半期累計期間の実績に対し、第4四半期での売上高の大幅な伸びと利益の改善を見込んでいるようです。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、当期の期末配当予想は0円となっています。前期も無配であったことから、当期も無配を継続する方針と思われます。
注意事項
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