太洋基礎工業(株)の決算情報

太洋基礎工業株式会社の主な事業セグメントは、特殊土木工事等事業、住宅関連工事事業、環境関連工事事業、建築事業、機械製造販売等事業、再生可能エネルギー等事業です。これらのセグメントで官公庁や民間向けの工事や関連サービスを提供しています。

当第1四半期累計期間の売上高は38.68億円（前年同期比18.1%増）、営業利益は2.12億円（前年同期は3,900万円の損失）と大幅に改善しました。特に特殊土木工事等事業の売上高が38.0%増加し、全体の業績向上に寄与しています。一方、環境関連工事事業の売上高は38.3%減少しました。セグメント別では、全セグメントで利益を計上し、特に特殊土木工事等事業の利益が1.45億円と大きく貢献しています。

総資産は前事業年度末比3.4%増の119.26億円となりました。主な変動として、現金及び預金が24.3%増加し40.68億円となった一方、受取手形、電子記録債権、完成工事未収入金の合計が41.1%減少しました。負債は前事業年度末比14.1%増の30.67億円となり、特に契約負債が326.9%増加しました。純資産は前事業年度末比0.2%増の88.59億円となりました。

当第1四半期累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前事業年度末比7.95億円増加し40.68億円となっています。これは主に営業活動によるキャッシュ・フローの改善を示唆しています。また、減価償却費は7,300万円（前年同期比28.2%減）となっています。

2026年1月期の通期業績予想は、売上高140億円（前期比3.8%増）、営業利益5.6億円（同229.2%増）、経常利益6.35億円（同159.5%増）、当期純利益4.25億円（同85.0%増）を見込んでいます。第1四半期の実績は、売上高で通期予想の27.6%、営業利益で37.9%を達成しており、順調な滑り出しとなっています。

2026年1月期の配当予想は、期末配当55円（前期実績50円）となっています。中間配当の予定はありません。